知能制御システム，ロボット・マニピュレーションの研究をおもに行っています．

システム工学の目的は， 各分野の研究で得た知見を世の中のあらゆる局面で役に立てることです． これは，物理や数学を追究してできあがった知識を， 人間の手によって使えるものにするということです．

システム制御研究室では，学問として習得したシステム制御の知識を 単なる知識のまま終わらせるのではなく， さらに現実で起こってる制御の場面での現象の解析や理論の追求， ロボット機器の開発などを行えるように大学院で研究指導を行っています．

大学の４年間で学んだことを実際に深めることは， 残念ながら卒業研究の１年間では足りません． 社会に出て，光メカトロニクス学科の卒業生として活躍するために， 大学院に進学するようがんばってください．

システム工学研究科の講義は， 他大学で学んで来た学生に対して基礎的な知識を補うよう工夫がされています． また，研究室内で毎日のように行われる輪講を通して， 不足している技術や知識についての習得を行います． 大学院（博士前期課程）２年間の研究生活を通して，システム制御理論やロボット工学について深めることができます．

産業界のあらゆる分野で，システム制御の知見が使われています． システム制御研究室では，社会人経験を持つ学生も 制御理論の基礎から習得しています．