実験室環境
開発・分析機材を供えており各種システムの開発やユーザテストの実施が可能となっています.研究では市販のソフトウェアではなく,独自に開発したソフトウェアを利用することが多いです.利用可能な機材は下記のとおりです.
実験用機材
- 非接触アイトラッカ Tobii Pro フュージョン(Tobii製)
使用目的:検出装置を被験者に装着せずに眼球の向きを検出できます。またパソコンの画面上のどこを見ているかなどを高精度に計測できます。画面上の注視位置を簡単に定量評価可能です。
- 非接触アイトラッカ Tobii X120(Tobii製)
使用目的:検出装置を被験者に装着せずに眼球の向きを検出できます。またパソコンの画面上のどこを見ているかなどを計測できます。画面上の注視位置を簡単に定量評価可能です。
- 生体計測解析ソフトウェア Tobii Pro Lab(Tobii製)
使用目的:アイトラッカで評価するための刺激を提示したり,操作中のログの記録および計測したデータを分析することが出来ます。
- 視線解析システム Tobii Studio(Tobii製)
使用目的:アイトラッカで評価するための刺激を提示したり,操作中のログの記録および計測したデータを分析することが出来ます。
- HTC VIVE XR Elite(HTC製)
使用目的:XRシステム開発用, XRでの視線解析用
- HTC VIVE Focus3(HTC製)
使用目的:XRシステム開発用, XRでの視線解析用
- HTC VIVE PRO EYE(HTC製)
使用目的:XRシステム開発用, XRでの視線解析用
- アイトラッカ(Tobii Eye Tracker 4C Proライセンス版)
使用目的:視線解析システム開発用
- アイトラッカ(Tobii Eye Tracker 4C, EyeX)
使用目的:視線インタフェース開発,デモンストレーション用
- アイマークレコーダ(Nac製 EMR-8B)
使用目的:眼球の向きを検出しどこを見ているかがわかります.ヘッドマウントタイプのため被験者の行動を制約しないため、多様な製品評価に利用できます。
- EMR解析システム EMR dFactory(Nac製)
使用目的:アイマークレコーダで計測したデータを分析することが出来ます。
- アイトラッカ(The Eye Tribe)
使用目的:視線インタフェース開発,デモンストレーション用,ウェブユーザビリティ評価用.
- JINS MEME ES, ES_R(ハーフリムタイプ含む)
使用目的:動作解析,ナチュラルユーザインタフェース開発用
- Amazon Echo Dot,Echo show5, Echo show8
使用目的:VUIスキル開発用
- Ultraleap Stereo IR 170(UltraLeap)
使用目的:VRシステム開発用
- leap motion(UltraLeap)
使用目的:動作解析,ナチュラルユーザインタフェース開発用
- Apple Watch
- ウェアラブル心拍センサ
- kinectおよびkinect2
使用目的:動作解析,ナチュラルユーザインタフェース開発用
- 活動量計
- Ring Zero
- AD変換ボード
- 照度計
- HDMIキャプチャユニット
- USBキャプチャユニット
使用目的:ビデオ画像(プロトコルやアイマークなど)をリアルタイムにPCに取り込む際に使用します.これまではテープを用いていたので撮影時間と同じ時間をかけて取り込みに時間がかかっていました
- DVメディアコンバータ
使用目的:アナログビデオ画像をDV端子(IEEE1394 iLINK)を使ってPCにキャプチャできるように相互変換する機器です.アナログビデオに書き出す際にも使用できます.使用方法は上記USBキャプチャユニットと同様です.
- Ricoh Theta V
使用目的:全天球画像撮影用.XRコンテンツ作成用.
- ビデオカメラ(ハイビジョンカメラ)
使用目的:ヒトの動作・行動などを記録する際に利用します.
- ICレコーダ
使用目的:ヒトの発話を記録する際に使用します.製品のユーザビリティ評価などで利用します.
- ネットワークカメラ(遠隔操作可能)
使用目的:ヒトが製品を使用している様子などを離れた部屋から観察することができます.遠隔操作でズーム,パン,チルトが可能です.
- Webカメラ
使用目的:別の場所で評価している人とコミュニケーションする際に使用します.観察用カメラとして用いることもあります.
- マイク
使用目的:ICレコーダやビデオカメラと併用してヒトの発話を記録するときに使います.
- マルチタッチ液晶モニタ
使用目的:新しいユーザインタフェースを検討できます。
*以下の機材及びA507実験室は学科共有の設備です。
- 3Dモーションキャプチャシステム
使用目的:人間の動作を解析します。
- 3Dプリンタ
使用目的:試作した製品を立体的に造形可能なため、デザイン案の検討・評価で使用します。
- タキストスコープ
使用目的:パソコンの画面に習慣的に画像を提示しどこに注目したかなどを把握することができます.提示後の反応時間を測定することもできます.
- スライド式タキストスコープ
使用目的:スライドを瞬間的に映写することができ提示時間を制御して印象を把握することができます.
- 生体アンプ
使用目的:ヒトの電気生理反応を計測することができます.筋電図や心電図を計測できます.
PC環境および開発環境
学生スペースはS604にあります.
WindowsPC
機械学習およびPCVR用に以下のGPUを搭載したPC・ワークステーションを利用しています.
- NVIDIA GeForth RTX 4090
- NVIDIA GeForth RTX 4080
- NVIDIA RTX A4500
- NVIDIA GeForth RTX 3060Ti
- NVIDIA GeForce RTX 2070 Super
- NVIDIA GeForth GTX 1080Ti
Microsoft Azure Dev Tools for Teachingを契約しているため各種OS・開発環境が利用可能:開発およびWeb動作確認用
iOS Developer University Programに登録しています.
- Adobe Photoshop, Illustrator, XD, Indesign, Acrobat, Premier Pro, AfterEffectなど利用可
- Rhinoceros, FLAMINGO, Blender利用可
- Visual Studio
- Unity(Educationalライセンス)
- Microsoft Office 利用可
- TobiiStudio利用可
- Tobii Pro Lab利用可
- EMR-dfactory利用可
- AndroidSDK利用可
- SPSS利用可
- MATLAB利用可
各種ブラウザでの表示確認に加え音声ブラウザが利用可能.
- NVDA
Machintosh
Mac OS X:iPhoneアプリケーション開発およびWeb動作確認用
Linux
基本的にWebサービスの試験用サーバとLinuxでの動作確認用です
BYOD向け
BYODのPCでThunderbolt搭載の場合は,外部GPUBOXも利用可能です.またUSB PD対応のディスプレイを用意しています.
開発用機材
- Raspberry Pi各種
- スマートフォン,タブレット
使用目的:モバイル端末の利用性の検討,インタフェース提案,ユーザテスト時の記録用.iOS端末(iPod Touch, iPadなど)もあり. iOS Developer University Program に参加しており開発環境も揃っています.
その他計測用、プレゼン用にノートPC、コンパクトPCを数台用意しています。リムーバブルHDDでシステムを簡単に入れ替え可能ですので多様な実験環境の構築が可能です。
その他
モックアップの作成用にALPSのプリンタMD-5500もあります。
撮影用の照明機材、カメラ(デジタル一眼レフ,各種レンズ,コンパクトデジカメ)、三脚、背景シートなどあり。
造形機材としてはバキュームフォーマーなども利用できます.