吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー

支部大会奨励賞:宇衛穂乃実さん(学部4年)

論文名:「お土産のおいしさ想起支援のためのお土産と類似商品の類似性分析」

学会名等:第20回 2021年度 情報処理学会関西支部 支部大会

受賞日:2021年 9月19日

関連サイト:http://kansai.ipsj.or.jp/record/2021.html

  • 論文の概要
    • 観光客がお土産を選ぶ際には,旅行先の名産や名物のように,その土地に行かないと購入できないものや,味のおいしさを重視することが多い. しかし,食べたことのないお土産のおいしさを想像することは難しい. さらに,新型コロナウイルスの感染が拡大し続けている2021年現在では,感染防止の観点から,お土産の試食ができないことが多い. また,外出自粛により,お土産品の購入が激減しているため,打開策としてお土産を通販サイトで販売する企業が増加している. 食べたことのないお土産のおいしさは分からないため,レビューサイトやSNSから情報を得る人は多い. しかし,インターネット上の情報は膨大で,信頼性が低いことも多く,必要な情報を簡単に見つけ出せるとは限らない. そこで我々は,お土産のおいしさに関する情報を提供し,おいしさの連想を支援するシステム「ほの味サーチ」を提案してきた. おいしさを連想させる情報として, (1)お土産の画像,(2)類似商品の画像,(3)お土産に関するシズルワード(おいしさを感じる言葉)¥cite{sizzle},(4)類似商品に関するシズルワードが利用できると考え,これらの情報によるお土産のおいしさ連想可能性を調査した¥cite{rensou}. 調査の結果,(4)類似商品に関するシズルワードの連想可能性は低く,類似商品の選定方法を再検討する必要があることが分かった. そこで本研究では,お土産の類似商品を抽出するための特徴を明らかにし,お土産と類似商品の類似性を判定する要素を調査する.
  • 発表中の様子
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  • 発表時のスライド
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  • 記念撮影の様子(オンライン開催のためZOOM上で撮影)
  • 記念撮影の様子