吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー

優秀プレゼンテーション賞:柴谷椋さん(大学院1年)

論文名:「動的床面投影ナビゲーションへ向けた靴底パターンに基づく一時的個人識別手法の検討」

学会名等:マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2026)シンポジウム

受賞日:2026年6月26日

関連サイト:https://dicomo.org/commendation/

  • 論文の概要
    • 従来の屋内ナビゲーションでは,不特定多数に対する一律な案内表示や,スマートフォンなどの個人端末を用いた案内が主流であった.しかし,前者では利用者ごとに異なる案内が困難であり,後者では端末の携帯や操作が必要となる.そこで本研究では,インフラ側に設置されたシステムのみを用いて,利用者に追加操作を要求せずに個人ごとの案内を実現することを目的とする.具体的には,歩行中に靴底が地面へ接地することを利用し,床面下に設置したカメラにより取得した靴底画像から一時的な個人識別を行う.本稿では,システムを構成する靴底撮影装置による個人識別に焦点を当て,SIFT,HOG,LBPおよびHSV色ヒストグラムを用いて靴底特徴を抽出し,識別性能を評価した.実験では,8足の靴を対象として識別精度の評価を行った.結果,LBPと色ヒストグラムの組み合わせにおいて,EER=23.1\%の識別性能を示した.本研究が対象とするナビゲーション用途に向けてはさらなる精度向上が必要であるものの,靴底特徴を用いた個人識別の傾向が確認された.また,暗色系の靴や類似した模様を持つ靴同士では誤識別が多く発生し,照明条件や色情報への依存が識別精度に影響を与えることが明らかとなった.
  • 発表時の様子
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  • 発表時のスライド
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