吉野研究室(Yoshino Lab.)(コミュニケーションデザイン研究室)|和歌山大学 システム工学部 社会情報学メジャー

支部大会奨励賞:西村涼太さん(大学院1年)

論文名:「感情極性と関心度合いに着目した流言の分析」

学会名等:第20回 2021年度 情報処理学会関西支部 支部大会

受賞日:2021年 9月19日

関連サイト:http://kansai.ipsj.or.jp/record/2021.html

  • 論文の概要
    • 近年,SNSの普及により個人の情報発信が増加している SNSは誰でも情報の投稿や共有を気軽にできるため, 正しい情報だけでなく流言を拡散してしまうという問題がある. 先述したような事態を防ぐためには, 世の中に溢れる流言の存在を人々に認識させ, 情報の信頼性への関心を日常的に高める仕組みが必要である. そこで我々は,流言の注意喚起を行うシステム「ちるも」を開発してきた. これまでに行った実験では, こうした機能による注意喚起は, ユーザの情報に対する危機意識を高める可能性が示唆された. しかし,日々発生する多数の流言の中から,どのような流言を優先して人々に知らせるべきかは十分に検討されていない. 多数の流言情報すべてを確認させることは困難であるため, ユーザの継続的な「ちるも」の利用と危機意識の向上を促進するためには, 提供する流言について検討する必要がある. そこで本研究では「感情極性」と「関心度合い」に着目し, 優先して注意喚起を行うべき流言について分析する.
  • 発表中の様子
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  • 発表時のスライド
  • 発表時のスライド
  • 記念撮影の様子(オンライン開催のためZOOM上で撮影)
  • 記念撮影の様子