- 論文の概要
- 個人の情報発信が増加した現代において,正しい情報だけではなく, その真偽が不明確な情報が拡散するようになり,多くの人々に影響を及ぼしている. 様々な情報が溢れる中で,情報を注意して疑う習慣がなければ,このような流言に気づくことは困難である. そこで我々は,流言の注意喚起を行うボット「ちるも」を開発した. 提案システムでは,ユーザに流言への気づきを与えることで,情報の信頼性への関心を高めることを目的としている. 実験の結果,「ちるも」は¥Done{¥Update{ユーザに対して情報に疑いをもたせる}}ことや,真偽確認を促進し,また情報の信頼性への関心を高められることを確認した.
- 発表時のスライド
ベストプレゼンテーション賞:西村涼太さん(学部4年)
論文名:「情報の信頼性への関心を高める流言注意喚起ボットの開発」
学会名等:情報処理学会グループウェアとネットワークサービスワークショップ2020
受賞日:2020年11月19日
関連サイト:https://siggn.sakura.ne.jp/sig/gw/#tbl_award3