- 論文の概要
- 「顔にかいている」「目は口ほどに物を言う」などの慣用句があるように,顔を見ながら会話することは,コミュニケーションの重要な要素のひとつであると考えられる. 顔を見ながらの会話を行うための方法の1つとして,会話中の顔に何か変化を起こすことが考えられる.これによって,思わず顔をのぞきこむような会話を実現させることができると考えられる. そこで我々は,顔をスクリーンとした会話支援システム「カオネージ」の開発を行ってきた.「カオネージ」は,話題となる文字情報を顔に投影するシステムである. 本研究では,「カオネージ」を用いた会話中に投影される視覚情報について述べる.話題(文字情報)の投影だけでなく,話題に関する絵や記号を顔に描き加える.これによって,話者が会話の内容を深く理解できることの実現を目指す.
- 提案手法の概要
- 発表時の様子
- 受賞時の様子
支部大会奨励賞:明松 悠太さん(学部4年)
論文名:「顔投影型会話支援システムにおける描画機能の開発」
学会名等:2017年度 情報処理学会関西支部 支部大会
2017年9月26日