和歌山大学 システム工学部 精密物質学科 ナノサイエンス系 物性理論研究室

Introduction

当研究室への学生配属について説明します。

研究室紹介


▼求める学生像
与えられた課題を要領良くこなすのではなく、自分で納得がいくまでとことん突き詰めて考えることのできる、探求心と好奇心の強い人を求めます。
▼過去の卒業生の進路
2017年3月までの当研究室からの学部卒業生93名(含む院修了生23名)のうち
▼学部生向けの研究紹介
物性物理学のうち、主に絶縁体・半導体を対象とした光物理に関する理論的な研究を行っています。 物性理論の研究方法は、大きくモデル派と第一原理派に分かれます。
当研究室は、本質を抽出したモデルをたてて解析するモデル派の篠塚教授と できるだけ厳密に計算する第一原理派の小田助教の両方のベクトルをミックスして、物質中の様々な電子原子過程を研究しています。
最近は、レーザー光などを照射して電子系を励起することで、物質の原子間結合を選択的に切断・結合させ、効率の良いナノ物質改変操作技術を確立することを目指した理論研究を行っています。
▼見学案内
当研究室を見学されたい方は前もってメール等でお知らせ下さい。随時受け付けています。

Q&A


量子力学I(必修)と量子力学II(選択)は必ず履修しておいて下さい。
それに、統計力学、電気電子材料論、光電子物性論は準必修です。
B406室に見学に来て先輩に直接見て聞いてみてください。
4年生以上には学生全員に各1台の机・イスと1台のパソコン(Mac or Win)が与えられます。
他に小型ワークステーションとカラーレーザプリンタが使えます。
理論研究は環境が大事です。
基本的には机に向かって勉強の毎日です。
例年の例ですと、4月当初はのんびりしていますが、10月ころから2月卒論発表にかけて指数関数的に忙しくなってきているようです。
研究室ゼミとしては毎週3回、数学・英語と固体物理の勉強をテキストを使って輪講形式で行っています。
4年生の4月に研究テーマのリストを公開し、その中から各学生と相談してテーマを決めます。
大学院に進学希望の学生には長期的に発展できそうなテーマを勧めています。
ポリシーは:簡単であってもオリジナルな研究(世界発)。
春、秋に遠足に行ったり、卒業旅行をしたり、また定期的にコンパを開いています。 詳しくは研究行事のページをご覧下さい。
© 和歌山大学 システム工学部 精密物質学科 ナノサイエンス系 物性理論研究室