構造有機化学 奥野研究グループHP
新奇大環状化合物の開発
イナミン骨格を利用した大環状化合物の合成窒素原子にアセチレンが結合した化合物はイナミンと呼ばれています。
この骨格をつなぎ合わせることによって、共役系に窒素を含む大環状化合物を合成することができます。この化合物の中央の空孔で金属イオンや分子を認識することによって機能を発現しようと考えています。
また発展型としては、窒素原子だけでなく(遷移)金属を共役系に組み込んだ大環状化合物の合成や貴金属の錯体を利用して環を構築する試みも行う予定です。