雑記
出張や調査活動、大学内外の人たちとの共同研究などの報告を書いています。
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2007 年 3 月 28 日 (水) - 30 日 (金)
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東海大学で開かれた、日本天文学会 2007 年春季年会に参加しました。
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2007 年 3 月 18 日 (日)
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大阪市立科学館で開かれた
東亜天文学会大阪支部例会に参加しました。
「渦巻銀河の星形成活動の多様性」というレビューを行いました。
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2007 年 3 月 9 日 (金)
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ひかり保育園 (藤井寺市) を訪問し、
「うちゅうのおはなし」3 回目を行いました。
嶋田由美さん (音楽科教育)、来年度天文学ゼミ予定の
河野明里さんと共同で行いました。
岡田園長、井本主任の先生方と、来年度の進め方についても議論しました。
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2007 年 3 月 4 日 (日)
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2006 年度地学教室卒論発表会が、地学実験室で開かれました (14:00-16:00)。
天文学ゼミからは 4 名の学生が発表しました。
天文セッションの司会は、49 期生の石川耕平さんでした。
その他、47 期生の久保博嗣さん、49 期生の川崎由紀子さん、
そしてみさと天文台の矢動丸泰さんにお越し頂きました。
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2007 年 3 月 3 日 (土)
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和歌山大学生涯学習教育研究センター土曜講座
「和歌山・新・天文対話 2006」の最終回。
佐藤文隆さんの「人間原理と宇宙の見方」で、
大変興味深いお話でした。
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2007 年 2 月 20 日 (火)
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奈良女子大学及び奈良教育大学を訪問し、
科学教育研究の議論を行いました。
奈良女子大学では、高エネルギー物理学研究室の
博士研究員 (post-doc)の片岡佐知子さん、博士学位取得したところの井本絢子さんに、
奈良教育大学では、理科教育教室の松村佳子教授にお会いしました。
片岡佐知子さんは KEK で
素粒子実験に携っておられる研究者。
その一方、さまざまなアウトリーチ活動も展開されています。
小さい空間スケールを進む Powers of Ten の
小学校教室向け大型木型パネルも見せて頂きました
(写真)。
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2007 年 2 月 6 日 (火)
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ひかり保育園 (藤井寺市) を訪問し、
「うちゅうのおはなし」2 回目を行いました。
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2007 年 2 月 3 日 (土)
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和歌山大学生涯学習教育研究センター土曜講座「和歌山・新・天文対話 2006」で
「銀河研究の新展開」という講演を担当しました。
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2007 年 1 月 31 日 (水)
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大阪教育大学附属図書館を、資料収集のために訪問しました。
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2007 年 1 月 30 日 (火)
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和歌山県立情報交流センター Big-U で開催された、第 2 回教育フォーラム
「教員の授業力養成と子どもの学力」
(和歌山大学教育学部・和歌山県教育委員会主催、教員養成 GP 採択プロジェクト)
に参加しました。
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2007 年 1 月 24 日 (水)
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京都大学宇宙物理学教室を訪問しました。文献などの資料収集をしました。
また気象学教室の中串孝志さんを訪問しました。
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2007 年 1 月 23 日 (火)
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武庫川女子大学附属図書館を訪問し、理科教育に関する文献調査を行いました。
また出野務教授を訪問し、理科教育についての議論を行いました。
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2007 年 1 月 17 日 (水)
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久喜総合文化会館に行き、
プラネタリウムの学習投影を見学しました。
小野夏子さん、吉川真一郎さんにお会いしました。
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2007 年 1 月 16 日 (火)
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国立天文台三鷹に行き、日本天文学会天文教材委員会の新旧委員引き継ぎ、
来年度の科学技術週間に文部科学省から配布される予定の
一家に一枚シリーズのポスターの監修、
その他の議論をしました。
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2007 年 1 月 13 日 (土)
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国立天文台三鷹構内で開かれた、日本天文学会理事会に出席しました
(旧年会開催地理事として、今期最後の理事会出席)。
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2007 年 1 月 11 日 (木) - 12 日 (金)
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地学 B の集中講義 (富田が半分担当、残り半分) を、
神戸大学の
はしもとじょーじさん
にご担当いただきました。
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2006 年 12 月 27 日 (水)
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京都大学宇宙物理学教室を訪問しました。文献などの資料収集をしました。
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2006 年 12 月 21 日 (木)
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和歌山大学 UD フォーラム「あったらいいな! こんな授業」に、
天文学ゼミ 3 回生の玉置順大君が「これからの科学館」を提案。
勝ち抜き戦では上位に進めませんでしたが、
会場とよい議論ができました。
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2006 年 12 月 20 日 (水)
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ひかり保育園 (藤井寺市) を訪問し、
「うちゅうのおはなし」1 回目を行いました。
嶋田由美さん (音楽科教育) と共同で行い、
評価資料として実践のビデオ撮影も行いました。
岡田園長、井本主任の先生方と、今後の進め方についても議論しました。
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2006 年 12 月 17 日 (日)
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大阪市立科学館で開かれた
東亜天文学会大阪支部例会に参加しました。
「楕円銀河の中心部ガス系」というレビューを行いました。
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2006 年 12 月 16 日 (土)
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岸和田市浪切ホールで開かれた、
和歌山大学岸和田サテライトの大学院授業「初等教育特論B」を
担当しました。
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2006 年 12 月 12 日 (火)
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和歌山県立海南高等学校特設課外授業で、
2 年生 12 人を対象に講義をしました。
あらかじめ出してもらっていた 24 件の「宇宙に関する疑問」に
全て答えるという形で授業を進めました。
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2006 年 12 月 10 日 (土) - 11 日 (日)
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国立科学博物館で開かれた、
21 世紀型学教育の創造 IV
に出席しました。
グループディスカッションには、
「幼児教育とサイエンスリテラシー」に参加しました。
「保育園での天文分野のアウトリーチ」という
ポスター(pdf)も出しました。
富田の「A4 版名刺」はこれ(pdf)。
名刺交換をした方々:
渡辺文雄さん(上田創造館)、
和田重雄さん(お茶大SEC)、
吉田雅之さん(文化環境研究所)、
柴原みどりさん(GEMS)、
瀧上豊さん(関東学園大)、
重盛恭一さん(まち研究所)、
幡野由夏さん(文化総合研究所)、
坂本昇さん(伊丹市昆虫館)、
佐々義子さん(くらしとバイオプラザ21)、
北原恵美さん(心身障害児総合医療療育センター)、
白石裕隆さん(農水省)、
佐藤年緒さん(科学技術振興機構)、
村山真紀さん(立教大CBLS)、
仲谷美江さん(大阪大CSCD)、
難波美帆さん(北海道大CoSTEP)、
中井沙織さん、田邊玲奈さん、亀井修さん(以上国立科学博物館)。
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2006 年 12 月 8 日 (金)
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国立病院機構大阪医療センターのなかよし保育園で
「つき」というお話を 20 分しました。
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2006 年 12 月 3 日 (日)
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和歌山県教育史編纂の合同委員会が、
和歌山県立図書館 2 階の会議室で行われました。
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2006 年 11 月 29 日 (水)
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藤井寺市にあるひかり保育園を訪問しました。
和歌山大学教育学部で音楽教育を担当していらっしゃる嶋田由美さんに
ご紹介いただきました。
保育士主任の井本としみさんにいろいろとお話を伺いました。
今後、ひかり保育園で「うちゅうのおはなし」の実践を進める予定です。
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2006 年 11 月 25 日 (土) - 27 日 (月)
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日本科学未来館及び東京国際交流館で開かれた
サイエンスアゴラ 2006
に参加しました。
参加したセッションは、「サイエンスコミュニケーションでのさまざまな試み
(発表ポスター;pdf)」、
「サイエンスカフェフォーラム サイエンスカフェのこれから」、
「開会基調講演・開会シンポジウム 科学と社会をつなぐ広場をつくる」、
「多様化する科学コミュニケーター養成活動を俯瞰する
(発表ポスター;pdf)」、
「科学コミュニケータのための共通知識を整理する」、
「科学技術リテラシーの構築と21世紀のデザイン」、
「SFによる科学コミュニケーション 日本沈没を題材に」、
「科学技術ジャーナリズムの現場をたずねて」、
「総括基調講演・総括シンポジウム
日本のサイエンスコミュニケーションの未来に向けて」。
富田の「A4 版名刺」はこれ(pdf)。
天文学とプラネタリウムのみなさんが中心となって進めている
一家に一枚ポスター作りの練りの会 (26 日夕方) にも合流できました。
25、26 日ともに開かれた懇親会にも参加。
懇親会の盛り上げ方でも参考になる点が多くありました。
名刺交換できた方々は以下の皆様方 (敬称は全て「さん」):
美馬のゆりさん (公立はこだて未来大学; サイエンスアゴラ SOC)、
小泉千尋さん (科学ひろば)、
伊勢戸 徹さん (NPO 海の自然史研究所)
中村 滋さん (北海道大CoSTEP)、
佐藤祐介さん (CoSTEP)、
石村源生さん (CoSTEP)、
櫻井香織さん (CoSTEP 修了生)、
立花浩司さん (Scicom)、
榎木英介さん (Scicom)、
片桐友二さん (Scicom)、
春日 匠さん (Scicom, 大阪大CSCD)、
山科直子さん (未来館; 科学コミュニケータ養成セッション座長)、
中島達雄さん (読売新聞)、
百武三郎さん (日本 SEPUP 研究会)、
松田 健太郎さん (京都大加藤研究室)、
白井哲哉さん (京都大加藤研究室)、
川上雅広さん (京都大加藤研究室)、
山田耕さん (早稲田大MAJESTy)、
野原佳代子さん (東京工業大)、
横山広美さん (総研大)、
三上戸美さん (乃村工藝社)
小阪 淳さん (デザイナー)、
中山 迅さん (宮崎大)。
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2006 年 11 月 24 日 (金)
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板橋区立教育科学館にお勤めの、
NPO 法人 こころプラネット理事長でもある小野夏子さんにお会いしました。
プラネタリウムをとりまく問題などでお話し下さいました。
立教大学の矢治さんとも一緒に議論しました。
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2006 年 11 月 19 日 (日)
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大阪市立科学館で開かれた、東亜天文学会大阪支部例会に出席しました。
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2006 年 11 月 17 日 (金)
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大阪教育大学附属図書館を、資料収集のために訪問しました。
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2006 年 11 月 16 日 (木)
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天文学ゼミと地質学ゼミ合同の卒論中間発表会が、
地学実験室で行われました (13:30-14:50)。
発表者を含め 25 人程度が集り、盛会でした。
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2006 年 11 月 10 日 (金)
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和歌山大学教育学部附属小学校を訪問し、
江田司先生の小学校 2 年生の授業を見学いたしました。
教育学部の嶋田さん (音楽教育) ゼミの活動に合流させてもらいました。
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2006 年 10 月 29 日 (日)
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和歌山大学学生自主創造科学センター (クリエ) 主催の、
和歌山大学・徳島大学合同の 2006 年度自主演習プロジェクト
中間発表会が、和歌山大学システム工学部 A101 号室およびクリエセンター
ロビーで開かれ、参加しました
(写真1、
写真2、
写真3、
写真4;
プログラム)。
8m 電波望遠鏡再生プロジェクトIII も、
佐藤敏行君が熱心に説明していました
(写真1、
写真2)。
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2006 年 10 月 17 日 (火)
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武庫川女子大学附属図書館を訪問し、
理科教育に関する文献調査を行いました。
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2006 年 10 月 13 日 (金)
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武庫川女子大学附属図書館を訪問し、
理科教育に関する文献調査を行いました。
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2006 年 10 月 6 日 (金)
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和歌山大学生涯学習教育研究センターで、
観月会を催しました (19:00-21:30)。
今年も昨年に引き続き多くの催しを開くことができ、
そして多くの参加者にお越しいただきました。
晴天にも恵まれ、月を望遠鏡でも楽しんで頂きました。
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2006 年 10 月 3 日 (火)
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武庫川女子大学附属図書館を訪問し、
理科教育に関する文献調査を行いました。
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2006 年 9 月 29 日 (金)
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和歌山県教育史のための調査として、
かわべ天文公園を訪問しました。
研究員の上玉利剛さん、
財団法人日高川町ふるさと振興公社常任理事の西利廣さんにお会いし、
お話を伺いました。
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2006 年 9 月 28 日 (木)
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NPO 法人 関西こども文化協会の事務所を訪問しました。
代表の柳瀬真佐子さんにお会いし、いろいろとお話くださいました。
立ち上がったe-life nave
(大阪・次世代育成応援事業) で、お手伝いすることになりました。
また NPO スタッフの西尾みさ子さん、松本華奈さん、
塩見真央さんにもお会いしました。
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2006 年 9 月 25 日 (月) - 28 日 (木)
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神戸大学理学部で、
学部生向け集中講義「宇宙科学」を、非常勤講師として担当
(中川義次さん、竹内拓さんがお世話くださいました)。
27 日夕方には、COE 研究員の野村英子さんの送別会を兼ねて、
懇親会を開いてくださいました (今枝佑輔さんのお世話)。
竹内さんは私の大学時代の先輩、野村さんは宇宙物理学教室での院生仲間、
今枝さんは国立天文台三鷹の院生プレハブ棟での部屋仲間でした。
また、神戸大 M2 の北村有人さんともいろいろ議論ができました。
26、27 日は発達科学部の伊藤真之さんを訪問しました。
科学教育に関して、多くの議論ができました。
また伊藤さんから、
青木茂樹さん、中川和道さん、小川正賢さん、
山中千尋さんを紹介してくださいました。
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2006 年 9 月 23 日 (土) - 24 日 (日)
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一橋大学 (国立キャンパス) で開かれた、
全国大学高専教職員組合 (全大教) 第 18 回教職員研究集会
分科会 B4 「男女共同参画社会の実現」
(兼 全大教女性部主催 2006 年度女性交流集会) に出席。
23 日には「育児休業を取得して」の演題で講演しました。
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2006 年 9 月 21 日 (木)
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九州大学応用力学研究所を訪問し、
山本勝さん、伊藤久徳さん (理学研究院地球惑星科学部門) にお会いしました。
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2006 年 9 月 19 日 (火) - 21 日 (木)
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九州国際大学で開かれた、日本天文学会 2006 年秋季年会に参加しました。
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2006 年 9 月 16 日 (土)
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京都大学百周年時計台記念館で行われた、
京都大学宇宙会の 2006 年度の総会に参加しました。
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2006 年 9 月 12 日 (火) - 15 (金)
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大阪教育大学で大学院の非常勤集中講義、地学特別講義 I を担当
(複江純さんにお世話いただきました)。
内容は銀河天文学の概論、また福江純さんの研究室をお借りしました。
授業の最後には、
かみのけ座銀河団の DSS2 画像から銀河を見つけ、
さらに間単に形態分類を行い、
銀河の形態密度関係を理解してもらう実習も行いました
(写真)。
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2006 年 9 月 8 日 (金)
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男女共同参画学協会連絡会の第 4 期第 6 回運営委員会に、
日本天文学会からの委員として、木村かおるさん
(科学技術館) とともに
出席しました。
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2006 年 9 月 8 日 (金)
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明治大学情報コミュニケーション学部の
蛭川立さん
の研究室を訪問しました。
東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻森林化学研究室の
寺田珠美さんを訪問しました。
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2006 年 9 月 7 日 (木)
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第 1 回
NewEar
研究会が、13 時から 18 時まで、
和歌山大学教育学部 L104 教室にて、
12 件の発表と約 20 名の参加者を集めて行われました
(写真)。
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2006 年 9 月 4 日 (月)
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財団法人教科書研究センター
附属教科書図書館
を訪問しました。
現在は教科書図書館研究員をされている中村紀久二さんにお会いし、
教科書研究に関して貴重な助言をいただきました。
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2006 年 9 月 2 日 (土)
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和歌山大学生涯学習教育研究センター土曜講座
「和歌山・新・天文対話 2006」が今日から始まりました。
第 1 回目は黒河宏企さんに「太陽活動の変化と宇宙天気予報」という演題で
お話しくださいました。
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2006 年 8 月 30 日 (水)
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和歌山県男女共生社会推進センター
りぃぶるの
栗栖英幸さんと下村修さんが、
富田の研究室に取材に来られました。
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2006 年 8 月 29 日 (火)
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和歌山県教育史編纂の合同委員会が、
和歌山県立図書館 2 階の会議室で行われました。
富田は「公開天文台」の執筆担当です。
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2006 年 8 月 26 日 (土)
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大阪府立高津高等学校同窓会に初めて出席しました。
同期の人には 1 人も会いませんでしたが、
今後の仕事でお世話になりそうな方々に多く会うことができました。
スタジオ・オーの森岡裕起さんにもお会いできました。
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2006 年 8 月 25 日 (金)
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京都大学宇宙物理学教室を訪問しました。
文献などの資料収集をしました。
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2006 年 8 月 23 日 (水)
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京都大学宇宙物理学教室、基礎物理学研究所を訪問しました。
宇宙物理学教室では文献などの資料収集、
基礎物理学研究所では嶺重慎さんと、天文教育について幅広く議論しました。
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2006 年 8 月 19 日 (土)
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立教大学を訪問しました。
北本俊二さん、矢治健太郎さんにお会いしました。
立教大学が現代 GP で進めている CBLS プログラムについても、
いろいろお話下さいました。
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2006 年 8 月 18 日 (金) - 19 日 (土)
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男女共同参画学協会連絡会等が主催した、
国立女性教育会館で開かれた女子高校生夏の学校に参加しました。
ポスターセッション・キャリア相談に日本天文学会が出展した
「宇宙はこんなにおもしろい」を、
西はりま天文台台長の黒田武彦さん、理化学研究所の望月優子さんと
担当しました。
高校生約 50 人が来ました。
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2006 年 8 月 8 日 (火) - 9 日 (水)
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地学概論 B の集中講義 (富田が半分担当、残り半分) を、
神戸大学の
はしもとじょーじさん
にご担当いただきました。
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2006 年 8 月 6 日 (日)
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和歌山大学オープンキャンパスに際し、
屋上天文台を公開。
約 20 名の方が見学に来られました。
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2006 年 8 月 2 日 (水) - 4 日 (金)、7 日 (月)
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奈良教育大学で大学院集中講義「宇宙・惑星科学」を担当
(平賀章三さんにお世話いただきました)。
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2006 年 7 月 29 日 (土)
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大阪女学院大学ヘールチャペルで開かれた、
大阪女学院大学
大学開放プログラム「若い人たちへの手紙 生きる歓びと勇気」
に参加しました。
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2006 年 7 月 9 日 (日)
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みさと天文台で、11 周年を祝うと同時に、
直径 8 m パラボラを持つ電波望遠鏡の竣工式が行われました。
祖父江義明さん、佐藤文隆さんにもお越しいただきました。
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2006 年 7 月 7 日 (金)
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国立病院機構大阪医療センターのなかよし保育園の
4 歳、5 歳児クラスで、
「あまのかわ」というお話を 20 分しました。
公開天文台ネットワークによる写真を活用しました。
その後、10 分間質問が飛んできました。
かわいらしい質問ばかりでした。
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2006 年 6 月 30 日 (金)
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電波望遠鏡プロジェクトで HI 21 cm 線検出を進めてきました。
この日の夜、佐藤奈穂子さん他が、
自主演習で作成された直径 2 m パラボラで、銀河系中心からの
21 cm 線信号の検出に挑み、ついに first light を得ました。
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2006 年 6 月 29 日 (木)
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和歌山ビッグホエールで開催された和歌山大学教員メッセに出席しました。
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2006 年 6 月 23 日 (金)
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教育実習奮闘中の真鍋未来さんの参観のため、
大阪市立長吉六反中学校を訪問しました。
3 年生の理科の授業でした。
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2006 年 6 月 17 日 (土)
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かわべ天文公園で開かれた、
天文教育普及研究会近畿支部会に参加しました。
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2006 年 5 月 28 日 (日)
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和歌山県教育史編纂の合同委員会が、
和歌山県立図書館 2 階の会議室で行われました
(委員会は 2 回目ですが、富田の出席は 1 回目; 富田は執筆委員)。
書庫も案内してもらいました。
予想以上の膨大な資料量に驚きました。
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2006 年 5 月 15 日 (月)
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和歌山大学生涯学習教育研究センター
宇宙教育研究ネットワークプロジェクト
(NewEar) では、
電波望遠鏡を作成して HI 21cm 輝線で天体観測をしよう、という
プロジェクトが進んでいます
(参照)。
みさと天文台に設置する直径 8m パラボラを使うことを目標にしていますが、
まずは直径 2m パラボラでテスト観測をしています
(学生自主創造科学センター (クリエ) での自主演習で、
システム工学部の学生が中心になって製作)。
この 2m パラボラを使って、手持ちの BS ブースターで天の川 (はくちょう座方向)
からの HI 21cm 輝線が受けられるか、テスト観測をしました。
中心になって進めているのは、
このプロジェクトで研究支援員として今年度和歌山大学に来た post-doc の
佐藤奈穂子さん。
この日のテスト観測では、わかてん関連での機器開発で多大なる支援を下さっている、
下代組機工の下代博之さんも駆け付けて下さいました。
またこのテスト観測に先立ち、
山口大学の藤沢健太さんが色々と助言を下さいました。
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直径 2m パラボラでも、保管しているクリエの建物から出すのが大変です。
扉の大きさの方が小さいのです
(持ち出しに難儀: 写真 /
写真)。
クリエのある総合研究棟の裏に設置しました
(写真 /
写真)。
取手のついている測定機は、Agilent のスペクトル・アナライザー、
スポンジのようなものは 'R' を見るための absorber
(藤沢さんから提供いただきました)。
スペクトル・アナライザーの出力を PC に取り込み、
PC 上で簡単なデータ処理も考えいたのですが、
そのためのソフト起動がうまくいかず、これは次回持ち越し。
しかしとにかくアンプの時間安定性が悪く、
'R-sky' もよく見えない始末。
とにかく天の川方向 (on 点) と、
同じ elevation で天の川を外した方向 (off 点) を測り、
その差を見ることにしました。
この写真で、
黄色と水色の線が on 点、桃色の線が off 点でのデータ
(同じ on 点データでも、線が重なっていないことに注意)。
1.421 GHz を中心として、幅 2 MHz 程度、強度 0.1 dB 程度の、
それらしい線が見えなくもない
(拡大写真)。
日本通信機製の高性能のアンプの納品を待ち、
また受信部分をヘリカル・アンテナではなく、
ホーン・アンテナにかえることで、
次回の観測に期したい。
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わかてん会合に先立ち、
NewEar の新しい客員教員への辞令交付がセンターの第 2 会議室でありました。
山本健慈センター長より、かわべ天文公園研究員の
上玉利剛さん、
古屋昌美さん
への辞令交付。
NewEar は 12 人の体制になりました。
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第 92 回わかてん会合開催。
詳しくは
わかてんのウエブ・サイトを参照。
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2006 年 5 月 11 日 (木)
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日本科学未来館の長神風二さんが研究室にいらっしゃいました。
先のサイエンスカフェ全国展開を受け、
今後の科学コミュニケーション活動の戦略を議論しました。
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2006 年 4 月 22 日 (土)
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科学技術週間にあわせ、全国 21 ヶ所で開かれたサイエンスカフェのひとつ、
「カフェ・サクラソウ」を担当。
鷲谷いづみさんをお迎えして、ホテルアウィーナ大阪バーラウンジにて、
30 名の参加者で開催。
詳しくは
カフェ・サクラソウのウエブ・サイトを参照。
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2006 年 4 月 1 日 (土) - 5 日 (水)
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国立天文台岡山天体物理観測所
に滞在しました。
岡山観測所の
岩田生氏の
KOOLS
のテスト観測に参加しました。
3 日から 5 日までは、毎年恒例の岡山学生実習にも合流しました。
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KOOLS の概観写真その1。
青色で塗ってある直方体の部分が KOOLS 本体。
その周りを囲む黄色の枠が、KOOLS を動かす電源などを一緒に乗せるためのもの。
KOOLS に関係する機器類が一体になり、また下にキャスターも付いていて、
取り付け、取り外しが効率的になった、とのこと。
その1の方、手前赤茶色の小さな円筒が液体窒素デュワー。
ドーム1階で魔法瓶に、容積の半分弱くらい、
液体窒素の大タンクを持ち上げて流し込む (重い)。
魔法瓶をドームまで持って上がり、液体窒素デュワー上底の小さなネジふたを取り、
このようにして漏斗で直接入れる。
漏斗は手で持ち上げながら液体窒素を入れる。
満タンになると漏斗を差し込んでいる穴から液体窒素が大量に漏れ出てくる。
魔法瓶や漏斗は、昇降床の端の方に置いてありました
(写真)。
液体窒素タンクの向こう側が MFront。
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KOOLS の概観写真その2。
左手に見えているのがその名も sanjigen という PC。
Messia 5 を搭載するボードを扱える PC が限られていて、
このような大きな desktop マシンになったとのこと。
望遠鏡本体と KOOLS 本体はたまたま似た色になっている
(KOOLS は濃青、望遠鏡は淡青; もしかすると元の大学の色からか? 今気が付いた)。
KOOLS 本体と望遠鏡本体の間にカセグレン装置共用ガイド/アクイジション系があり、
ここは薄緑色のまま。
望遠鏡を淡青に塗った時、カセグレン装置があまり付けらなかった時期だったので、
ここは塗り替えをされないままだった、とか。
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概観写真その1の左手前、赤茶色部分は引き扉になっている。
この引き扉には電源に関する機器が取り付けられている。
この引き扉の蝶番、黄色の枠の部分にボルト締めでなく、
接着剤で付けられていただけだった。
テスト観測の途中、この扉が落下した
(その時の写真)。
直下に人がいなかったことで怪我人が出なかったこと、
テスト観測の作業のために昇降床を上げていたことで落下による機器損傷が
僅かにとどまったことが、何といっても幸いであった。
岩田氏が結線や機器動作を確認し、とりあえず観測続行に支障がないことが
分かった。
引き扉に付けてある電源機器3つのうち右側のものは CCD チップ周りのヒーターで、
電圧は 10 V 程度に設定されている
(写真)。
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KOOLS 本体の扉を開けて、微妙に機器を移動させて写り具合などを検査しました。
扉を開けて機器内部のようすをよく見るために、
照明をつけることもありました。
この投光機は元のプラグの抜き差しでつけたり消したりし、
コンセントは赤緯軸土台南側。
赤茶色の引き扉の部分の右側、
ここは分散素子の場所。
右側方向に検出器がある。
上下にスライドさせるように
Volume Phase Holographic Grism (理化学研究所の海老塚昇氏らが開発を進めている)
が2つ取り付けられている (上部に退避させている立方体)。
それぞれ blaze 波長が Hα 近辺と Hβ 近辺に設定されている。
反対方向を見たところ。
ターレットが2つ重ねてあり、上方 (奥の方) がフィルター、
下方 (手前の方) が開口調整のものになっている。
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赤茶色の引き扉を開けたところに、
焦点ユニットが見える。
Slit viewer は現在取り付けられていないが、
将来の取り付けを考えて、slit 面が光路垂直面からやや傾けてある。
ガイダーは offset guider で行っている。
引き扉を正面に見る方向から見て、
KOOLS 本体上部のカセグレン装置共用ユニットの右側から
guider probe が入り込んでいる
(写真)。
カセグレン装置共用ユニットの正面側には comparison lamp のための機器が
取り付けられている。
普段は Fe-Ne lamp を使っており、
この写真
ではその lamp の部分を取り外し、電源コードを抜いたところ。
今回のテスト観測では Xe lamp もテストした。
Xe lamp を突っ込ませたところ。
取得波長域を広く取る場合、その波長域全体にわたって
似た強度の comparison lines があり、その本数も多く、
またまんべんなく分布していることが望ましい。
Fe-Ne で大きな問題はないが、青い波長域での line 強度が赤い波長域での
line 強度に比べてかなり小さいことが気になる。
Xe lamp は良好であったが、大雑把に言えば Fe-Ne に似た spectrum だった。
ランプのユニットを覗き込んで、
奥を見たところ。
奥に見えている lamp は、まず使われない continuum lamp かな?
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望遠鏡や KOOLS の制御は
1階の制御室からできます。
テスト観測では、ドーム内の制御室からも行いました。
Flat frame は dome flat で行っています。
白熱灯+反射布方式で、白熱灯は
これ。
白熱灯の on/off は、それを制御する計算機経由で行う。
しかし光量調整はできない。
白熱灯の手前に ND filter を差し込む口がある。
少々の ND filter でも光量が絞りきれない時は、
差し込み口に黒画用紙で作成した絞り (開口は点状) が有効。
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岡山観測所の仮眠室は本当に立派になった
(写真)。
食事も大変良くなった。
過去のいろいろな話は、まさに過去のものになっている。
岡山学生実習のある時は、
朝から夕方までは実習指導 (ただし今回は補助程度)、
深夜はテスト観測とかなりの重労働であった。
恒例の、実習生対象の 188 cm 望遠鏡見学も行われた
(写真1、
写真2)。
実習が始まると観測所の仮眠室は実習生に明け渡し、
私は鴨方の町にあるホテルに移動となった。
実は、この鴨方グリーンホテルに泊まるのは私にとって初めてであった。
部屋はまぁまぁであった (写真)。
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学生実習3日目とぶつかったが、4 月 5 日朝は、装置交換が行われた。
それまでは観測所時間で KOOLS のテスト観測が行われ、
カセグレン装置が使われていたが、その日の晩からクーデ装置の HIDES が
共同利用で使われ始めることになっていた。
観測所員が朝 8:30 に集合し、1時間強で手際よく作業を行うところを
見学させてもらった。
まずは KOOLS から液体窒素 dewer 部分と MFront を取り外し、
クーデ室内の機器置き場に置く。
まだ望遠鏡に取り付けらている KOOLS 本体の方は、
ケーブルをまとめておく。
KOOLS の前処理はこのくらいで、
この後はカセグレン装置からクーデ装置に変えるための
望遠鏡全体の作業 (副鏡交換、カウンターバランス交換、第三鏡設置) を行う。
まず望遠鏡を南側水平まで倒す。
望遠鏡本体とカウンターバランスの軸が水平になるように
赤経を調整し、
副鏡の交換、
カセグレン観測で使っていた
バッフルを取り外して第三鏡の取り付け、
カウンターバランスを調整する
(写真では調整終了後)。
その後、
望遠鏡を天頂に向け、
鏡筒先を赤緯南北土台とロープで固定し、KOOLS の取り外しを進める。
昇降床をゆっくり上げ (微動がある)、
KOOLS のキャスターが床に丁度接するようにする。
床を微動で上昇中、
4隅のキャスターを回しながら
キャスターが摩擦で回りにくくなった瞬間を、微動を操作している者に伝え、
ここで床の上昇を止める。
その後、KOOLS 本体 (黄色の外枠の部分付き) を、
カセグレン共用ユニットから取り外す。
その後、
リフトをカセグレン共用ユニット底部に押し付け、
このユニットを望遠鏡から取り外す。
ここで一旦床を下ろし、
KOOLS とカセグレン共用ユニットを昇降床の外に出す。
最後に、カセグレンのダミーを取り付ける。
台車に乗っているので
カセグレンの穴の下まで運んできて、
再び床を上げ、
場所を合わせて望遠鏡に取り付ける。
取り付けが終わったら、ダミー先端に
赤色の発光ダイオードを光らせておく。
退避された
カセグレン共用ユニット (奥) と KOOLS (手前)。
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