Perceptual Material Appearance Manipulation / 見かけの制御を応用した実世界の質感操作
本研究では瞳位置が一致したプロジェクタカメラ系(上段)を試作し、光投影を行うことで現実物体の見かけの透明感(中段)や光沢感(下段)を実時間で変化させる技術を確立しました。現実世界で物体の質感を操作する技術はデザイン支援へ応用することができます。例えば、宝飾品から工業製品に至る様々な製品のデザイン過程では試作を行いますが、試作品の質感を変化させることが出来れば、素材の選定や装飾方法の検討の際に試作を繰り返す必要がなくなります。