沢山の皆様から応援や御祝いメッセージをいただき、ありがとうございます。お陰さまで、UNIFORM-1は、無事に宇宙に飛び立ち、初画像撮影まで、予想以上に順調に経過しています。
広大な宇宙に誕生したばかりの、大きさわずか50cm角の超小型衛星は、「森林火災の早期発見」という使命を抱いて、今日も懸命に地球の周りを回っています。
和歌山大学のパラボラアンテナも、UNIFORM-1からの声を逃さないよう、がんばって通信しています。これからも応援をよろしくお願い致します。
2014年5月28日 午前11時52分頃 房総半島の東上空より撮影
熱赤外線カメラでは、暖かい部分は明るく(白く)、冷たい部分は暗く(黒く)写ります。
真昼に撮影されたため、温度差のコントラストが強く、霞ヶ浦・利根川・犬吠埼などもはっきりと分かります。昼間は、水面よりも陸地のほうが暖かく、また、上層の雲よりも低層の雲のほうが温度が高いのです。【無断の画像転載・利用はご遠慮ください】
UNIFORM-1の状況を、いち早く皆様にお伝えします。(不定期更新)
「日本主導の超小型衛星網UNIFORMの基盤技術研究開発と海外への教育貢献」プロジェクト(通称:UNIFORMプロジェクト)(文部科学省平成22年度超小型衛星研究開発事業採択)は、 宇宙新興国とのパートナーシップを温めつつ、日本の宇宙開発を継承・発展させ、産業化を目指すために文部科学省および大学機関が果たすべき役割を具体的に提案するパイロット事業です。
ここで実施する超小型衛星の取り組みは、従来の単発の衛星開発とは異なる「汎用的に利用できる衛星バス・運用システムの確立」「標準化した衛星開発プロセスによるエンジニア等の育成事業の展開」「その人材育成を通じた国際協力関係と海外市場の獲得」を目指すもので、日本の宇宙政策において重要な役割を担っています。
今回の「UNIFORM1号機」は、本体の大きさが約500mm×500mm×500mmと非常に小型化かつ軽量化されており、森林火災を早期に検知することを主なミッションとしています。
本プロジェクトについての詳細は、以下のファイルをご参照ください。