■2012年3月28日 「UNIFORM-1号機」がH-IIA相乗り小型副衛星に採択されました

独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する、平成25年度打上げ予定のH-IIAロケットに相乗りする小型副衛星として、和歌山大学が代表機関となって進めている「UNIFORMプロジェクト」の一環である「UNIFORM-1号機」が選定されました。

この衛星は、文部科学省の平成22年度超小型衛星研究開発事業に採択された「日本主導の超小型衛星網UNIFORMの基盤技術研究開発と海外への教育貢献」のプロジェクトにおける第1号機となるものです。本体の大きさが500mm×500mm×500mmの超小型衛星で、森林火災の検知をミッションターゲットとしています。

UNIFORMプロジェクトは、宇宙新興国とのパートナーシップを温めつつ、日本の宇宙開発を継承・発展させ、産業化を目指す新しい宇宙開発体制において文部科学省および大学機関が果たすべき役割を具体的に提案するパイロットプロジェクトです。

従来の単発の衛星とは異なり、「汎用的に利用できる超小型衛星バス・運用システムの確立」「標準化した衛星開発プロセスによるキャパシティビルディングの展開」「そのキャパシティビルディングを通じた海外市場の獲得」を目指すプロジェクトとして、日本の宇宙政策において重要な役割を担っています。

UNIFORMプロジェクトについて

本プロジェクトについての詳細は、以下のファイルをご参照ください。

イメージ図

「UNIFORM-1号機」外観イメージ図
UNIFORM-1号機

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