日 時 平成27年2月27日(金) 18:30~20:25
会 場 和歌山県JAビル2F 和ホールAB
主 催 和歌山地域経済研究機構
プログラム
- 開会挨拶
- 研究報告
- コーディネーター:
- 廣岡裕一(和歌山大学観光学部教授)
- 報告者:
- 辻本勝久(和歌山大学経済学部教授)
- 影山慎也(和歌山社会経済研究所主任研究員)
- 寺岡紀晋(和歌山大学大学院経済学研究科修士課程2年)
- 藤田和史(和歌山大学経済学部准教授)
- パネルディスカッション
- コーディネーター:
- 廣岡裕一
- パネリスト:
- 辻本勝久
- 中平匡俊(和歌山社会経済研究所主任研究員)
- 寺岡紀晋
- 藤田和史
- 永尾吉賞(和歌山県企画部企画政策局調査統計課主任)
- 閉会挨拶
吉村典久(和歌山地域経済研究機構理事長・和歌山大学経済学部長)
辻本勝久
平成24年から平成26年の3年間に亘り、和歌山市の発展に向けた都市間交通網の活用方策や改善方策について議論を重ねてきた交通まちづくり研究会の研究成果の発表の場として本シンポジウムは開催された。
研究成果の発表では、まず辻本主査より和歌山市における広域交通網の概況について主に鉄道に関連付けした報告がなされ、その後研究会メンバーより「道の駅」の事例紹介を織り交ぜた道路と観光の視点や関西国際空港の活用に焦点を充てた航空網の視点、災害が起こったときのレジリエンスの確保等の防災・物流の視点より広域交通網を活かした和歌山市の発展について報告された。
さらに、パネルディスカッションでは、各自の研究報告の内容を踏まえ、相乗効果できる点や矛盾する点などについて議論された。その議論のなかで、交通機関の連携や地域の連携など縦割りではなく横の繋がりを強化していくことの重要性が示された。
会場参加者からの質疑応答の時間には今後の研究会の発展に向けた鋭い視座が投げかけられ、最後まで活発な意見交換がなされた。