和歌山地域経済研究機構シンポジウム開催報告

日  時 2014年7月15日(火) 18:30~21:00

会  場 和歌山商工会議所 4階 大ホール

主  催 和歌山地域経済研究機構

<プログラム>

  • 第一部 研究成果発表
    『持続可能なまちづくりを目指して~わかやま!LOHAS 2040~』

  • 第二部 パネルディスカッション
    『市長選挙立候補予定者に問う!持続可能なまちづくりとは何か?』

開会挨拶
 理事長の吉村典久氏(和歌山大学経済学部教授)による開会挨拶の後、第一部では、平成23年から平成25年の3年間に亘り、和歌山市のまちづくりの将来像について研究を重ねてきたまちづくり戦略研究会の研究成果報告書『持続可能なまちづくりを目指して~わかやま!LOHAS 2040~』に基づく内容の発表がありました。発表では、本研究会の代表を務める木下雅夫氏(和歌山社会経済研究所常務理事)をはじめ、研究会メンバーより、2040年の和歌山市をターゲットとした長期的展望にたった“持続可能な社会・まちづくり”のあり方が提言されました。
第一部の写真

 続いて、第二部では、第一部の研究成果の発表を基に、和歌山市長選挙の立候補予定者をゲストに迎え、2040年の和歌山市像とまちづくりについて主に3つのテーマに絞って政策討論を行いました。最初のテーマは、少子高齢化や人口減少が進む中で、これからの和歌山市のまちづくりをどうしていくのかについて、木下氏から“賢く縮小し、賢く成長”のキーワードで問題提起されました。次に、“中心市街地活性化と郊外化進展のバランスのあり方”について、研究会メンバーの足立基浩氏(和歌山大学経済学部教授)より問題提起されました。最後に、糀谷昭治氏(NPO法人・市民の力わかやま理事)から“産官学プラス住民による共同参画型の地域活動の推進”について問題提起されました。
第2部の写真

 シンポジウムには、約160名の参加者があり、市民の方のまちづくりへの関心度の高さが表れているようでした。そして最後に、木下氏による閉会挨拶がなされ、シンポジウムは閉幕しました。
閉会挨拶