2011年度研究活動
未曾有の災害がわが国を襲った。しかし、日本国民は必ず立ち直る。そのための努力と知恵は惜しみなくつぎ込まねばならない。ところで、和歌山県も近いうちに発生するであろう「東南海・南海大地震」による災害が予想される中、被害を最小限にとどめ「安全で安心できる生活空間」の確保・構築が改めて議論されている。さらに、将来に向けてのまちづくりの重要な要素でもある、社会インフラの整備や財政負担、産業構造や人口構造のトレンド、ライフスタイルの変化などもカバーしたグランドデザイン的な都市計画づくりが必要とされている。マクロ的にとらえれば、社会構造の枠組みの大きな変化にどう対応していくかということといえよう。
各地域にはその立地特性に応じたさまざまな固有の課題が存在し、その解決に向けた取り組みがなされているが、今年度、和歌山地域経済研究機構では「和歌山市まちづくり戦略研究会」として、和歌山市を中心とした和歌山市圏域における将来の望むべき姿~「持続可能な都市像」=グランドデザイン~づくりを研究することとした。地域特性を活かしながら多くのひとが交流し「住んでよかった。来てよかった」といわれるまちづくりのビジョンを構築することが目的である。そのアプローチとして、さまざまな条件と課題を整理し、われわれが目指すべき方向性と和歌山市圏域のあるべきグランドデザインを関係各者の知見とアイディアにより描く。
| プレ研究会 | 2011年4月22日 |
| 第1回研究会 | 2011年6月8日 |
| 第2回研究会 | 2011年7月7日 |
| 第3回研究会 | 2011年9月16日 |
| 第4回研究会 | 2011年11月9日 |
| 第5回研究会 | 2011年12月14日 |
| 第6回研究会 | 2012年2月1日 |
| 第7回研究会 | 2012年3月7日 |

| 木下 雅夫(代表) | 和歌山社会経済研究所常務理事 |
| 中山 健太 | 和歌山社会経済研究所研究部長 |
| 畑山 善生 | 和歌山社会経済研究所研究部長 |
| 中平 匡俊 | 和歌山社会経済研究所主任研究員 |
| 松村 光一郎 | 和歌山社会経済研究所主任研究員 |
| 大泉 英次 | 和歌山大学経済学部教授 |
| 足立 基浩 | 和歌山大学経済学部教授 |
| 鈴木 裕範 | 和歌山大学経済学部准教授 |
| 大井 達雄 | 和歌山大学観光学部准教授 |
| 中浴 正隆 | 和歌山商工会議所企業支援部企画・街づくり支援室主任 |
| 中谷 恵理子 | 和歌山商工会議所企業支援部企画・街づくり支援室主事 |
| 山本 敦子 | 和歌山大学経済学部助教 |











