地域ブランド研究会

2015年度研究活動

研究の概要

 本研究の目的は、和歌山県下の地域のマーケティングあるいはブランディングにおいて、その地域の住民が果たす役割を明らかにすることである。
 地域のマーケティングを考える場合、顧客として一般に想定されるのは、①訪問者、②住民・勤労者、③企業、④産品の購入者という4種類の顧客群である。本研究は中でも住民の位置づけとそこで果たされる役割に注目する。住民は、地域にとって直接の顧客ともなりうるが、一方で訪問者などの外部顧客に対して、地域の魅力を左右する要因ともなりうるからである。
 本研究は、マーケティング、人的資源管理論、経営組織論の知見を融合することによって、地域と住民と外部顧客との関係性のモデル構築および実証を行ない、地域の魅力向上すなわちブランド価値向上に対する各地域住民の位置づけの明確化を目指すものである。
 なお、本研究は「おもてなし研究会」の成果を敷衍する研究との位置づけでもある。

活動報告
第1回研究会 2015年6月23日
第2回研究会 2015年7月30日
第3回研究会 2015年10月21日
第4回研究会 2016年2月26日
第5回研究会 2016年3月30日
メンバー

研究員

竹林 明(代表) 和歌山大学観光学部教授
佐々木 壮太郎 和歌山大学観光学部教授
竹田 明弘 和歌山大学観光学部准教授
佐野 楓 和歌山大学観光学部准教授
柳 到亨 和歌山大学経済学部准教授
大門 忠志 和歌山社会経済研究所研究部長
塩路 慎一 和歌山社会経済研究所主任研究員
竹田 茉耶 和歌山社会経済研究所研究委員
山下 佳奈 和歌山商工会議所企業支援部企画・街づくり支援室室長
事務局
中浴 正隆 和歌山商工会議所企業支援部企画・街づくり支援室室長補佐
上野 美咲 和歌山大学経済学部特任助教
上野山 裕士 和歌山大学観光学部特任助手