2021年度研究活動
本研究では、昨年度に実施した「シームレスで使いやすい和歌山市公共交通体系の実現に向けた研究」を発展させ、「SDGs 未来都市の実現に向け、「和歌山市版 MaaS」の展開を中心に、すべての公共交通関連サービスのシームレス化にチャレンジする」を共通目標として、5回の研究会を開催した。
研究会はすべてTeamsでの開催としたが、和歌山地域経済研究機構のほか、鉄道3社(JR西日本、南海電鉄、和歌山電鐵)、和歌山バス、タクシー事業者(ユタカ交通、相互タクシー)、和歌山県と和歌山市の関係部署、和歌山市観光協会、和歌山運輸支局、トヨタカローラ和歌山、三井住友海上、全日本空輸、トヨタコネクティッド、glafitなどからの参加もあった。参加者数は延べ163名に及び、非常に盛況であった。
年度内に「和歌山市MaaS協議会」を設立することもでき、実り多い一年であった。
第1回 2021年7月2日 Teamsで開催 参加37名
- 小田急電鉄株式会社 古賀氏「小田急の取り組むMaaS」
- Uber Japan株式会社 西村氏「Uberの新しいサービスや、自治体との連携事例、タクシー事業の今後の改革方向」
第2回 2021年10月2日 Teamsで開催 参加者33名
- glafit株式会社 鳴海氏「小型電動モビリティの社会実装~二刀流バイクの事例~」
- トヨタカローラ和歌山株式会社 横山氏「和歌山市MaaS協議会(仮称)の立ち上げについて」
- 和歌山県観光交流課 橋本氏「和歌山県におけるMaaS試行事例であるKiiPass Koyasan(キーパス高野山)について」
第3回 2021年12月22日 Teamsで開催 参加者33名
- 和歌山大学 辻本「KiiPass Koyasanの現地調査と和歌山市への応用方向について」
第4回 2022年2月2日 Teamsで開催 参加者24名
- 東洋大学経済学部 川野氏「デジタル時代の地方都市とモビリティ」
第5回 2022年2月14日 Teamsで開催 参加者36名
- トヨタカローラ和歌山株式会社 横山氏ほか「和歌山市MaaS協議会(仮称)説明会」
- トヨタコネクティッド株式会社 藤原氏「メーカーフリーシェアリングプラットフォーム」
2022年3月30日 和歌山市MaaS協議会の設立
辻本 勝久(代表) | 和歌山大学経済学部教授 |
足立 基浩 | 和歌山大学経済学部教授 |
藤田 和史 | 和歌山大学経済学部准教授 |
上野 美咲 | 和歌山大学経済学部講師 |
中西 望 | 和歌山社会経済研究所研究委員 |
長谷川 強 | 和歌山社会経済研究所主任研究員 |
前島 昇平 | 和歌山商工会議所運輸倉庫業部会担当 |
宋 謙 | 和歌山大学経済学部研究支援員 |
宋 謙 | 和歌山大学経済学部研究支援員 |