主な講義(2024現在)

防災工学

田内の主軸の研究分野である豪雨・洪水・氾濫に加え、地震・津波・液状化・土砂災害などの広範な災害の発生メカニズムとその対策について紹介している。また、災害対策基本法を基本とする日本の災害に関する法体系や、復旧復興の技術、警報等の技術なども含め、防災の工学的知見を網羅的に教えている。

情報処理IIA・IIB

人工知能開発から様々なシミュレーション、ユーザーが利用しやすいシステムの開発など、近年目覚ましい発展と急激な利用拡大が進むPython言語の初等教育を行っている。

情報応用演習IB

情報処理IIA・IIBで学んだPythonのコーディングの知識をもとに、水の流れや波、熱などの伝播などの物理現象を数値シミュレーションによって解けるようになることを目指す。具体的には、Python言語で物理現象を記述する微分方程式を数値モデルとして表現する方法を学び、数値シミュレーションの基礎を身につける。

地域環境解析演習A1(6コマのみ)

環境や災害に関する社会的課題は、その地域の状況、つまり地理情報に大きく依存する。本演習では、地理情報システム(GIS)を用いた基本的な空間解析技術を学ぶとともに、地域の環境問題や防災の課題を空間解析により把握・解決するための手法を学ぶ。