これまで「障害をもった方々が日常生活で感じているバリアをどう減らしていくか」ということを考え,高機能車いす「RT-Mover PTypeシリーズ」を開発してきました.狭い場所でも簡単に方向転換ができ,また横方向への移動ができます.さらに20cm程度の段差も難なく越えられます.
この研究成果をもとに新たな高機能車いす(RT-Mover PType WA)を開発し,サイバスロン2016に参加し,世界4位の実績を残しました.そこで得た知見をもとに,より高度なRT-Mover PType WA Mk-IIを開発しました.さらに高い移動性能を持つPType WA Mk-IIで,サイバスロン2020では優勝を目指します.
機体の開発にはほぼ目途がつき,パイロットによる走行練習を残すのみとなりました.ぎりぎりのスケジュールですが精神は研ぎ澄まされ,チームは非常によい状況です.
海外遠征となるため,出場関連の資金的協力を必要としています.
ぜひサイバスロンを通じて福祉技術の発展に貢献したいという趣旨に賛同していただける方からのご連絡
(中嶋:nakajima[at]wakayama-u.ac.jp)をお待ちしています.
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