デザイン職,企画関連職を目指す,システム工学部学生で構成された, PBL(プロジェクト型・課題解決型学習)の教育制度に基づく指導教員と協働学習する団体です。2015年後期からクリエプロジェクトとして活動を開始しました.参加希望の方や見学なども歓迎ですのでまずは指導教員の松延(matunobe@wakayama-u.ac.jp)までご連絡ください.北2号館(旧総合研究棟)6階S604室に直接来ていただいてもOKです。お気軽にどうぞ~
クリエデザインプロジェクトについて
プロジェクト紹介ビデオ
権利の関係で,コンペ応募作品や商品化されたものについては動画中では紹介していません.説明会イベントや相談に来てくれた際には紹介しますのでお楽しみに.
おしらせ
2024.9:和歌山県経営者協会の発行する経協NEWSの和大の話題の中で当プロジェクトの活動が紹介されました(P14).
2024.7:本年度の和歌山大学2025年度版大学案内においてロゴとパッケージの共同開発と活動実績についてクリエデザインプロジェクトが大きく掲載されました(P5-6).
2023.10.28:わだいフェスタ2023にて活動紹介を行いました
2023.9.1:キャンパスライフ・健康支援センターと共同でウェブデザイン制作を行いました(センターの新着情報で紹介されました)
2023.7.28:パッケージデザイン・ロゴマークデザインが完了し,8月1日から市販されることになりました.(詳細記事)
2023.7:昨年にひきつづき和歌山大学2024年度版大学案内にも多くの受賞実績を評価されクリエデザインプロジェクトが大きく掲載されました(P7).
2023.3.31:現在,パッケージデザイン・ロゴマークデザインのプロジェクトを企業と進めています.
2023.3.24:チームmaccha(藤川さき,小島早葵,井出速斗 メディアデザイン3年)が第一回Relic和歌山プログラミングコンテストにおいて,敢闘賞を受賞しました!
2023.1.20:小島早葵さん(メディアデザイン3年)が第13回香村賞ビジネスプランコンテストビジネスモデル部門において,企業賞(株式会社Relic)を受賞しました!(第13回香村賞ビジネスプランコンテスト審査結果)
2022.11.10:オージス総研ソフトウェアコンテストにおいて、クリエデザインプロジェクトから応募した2チーム(snow詳細情報, mary詳細情報)が優秀賞、特別賞を受賞しました!(審査結果)
2022.7.29:和歌山大学2023年度版大学案内に多くの受賞実績を評価されクリエデザインプロジェクトが大きく掲載されました(P5).
2021.3.18:米百俵デジタルコンテストにおいて3年生(河村,嶋原,田中)のチームが入選し持続可能性賞を受賞しました(審査結果).
相談窓口
クリエデザインプロジェクトに興味を持った方・参加したい方は,まずは指導教員の松延先生にご相談ください.
北2号館(クリエの入っている建物)6階S604にお越しください.
注:授業で不在の場合が多いので事前にメールなどでご相談ください.(松延先生の授業予定)
活動内容
基本的に学生主体で活動テーマは決定します.希望に応じてグループで取り組むことや希望者だけが参加するものがあります.要は参加するみなさん次第です.テーマによって内容や進め方を指導教員と相談し,随時指導を受けて活動を進めます.
指導教員松延の所属はメディアデザインメジャー(R5年度からは情報学領域)で、専門はデザイン、ヒューマンインタフェース、人間工学です。広くカバーしていますが希望内容によっては他のプロジェクトや教員をおすすめすることがあります。
活動頻度
目標に応じて,活動日は参加学生と指導教員で相談して決定しますが週1回が基本です。複数の活動を行う学生はその分増えます。 学業優先ですので,授業を履修している時間には活動はしません(当たり前ですが)。試験期間前や課題が出ているときは欠席も可能ですし,全体で活動を休止することもあります。
例えば2023年度のデッサンやプロダクトデザインは週1で活動でした。ポスターなどは個人の制作で,オンラインで相談をしていました。コンテストや企業プロジェクトは,参加メンバーと企業の方とで相談して,こちらも週1ぐらいのミーティングを行いました。締め切り前などは密にミーティングをすることもありました。
デザイン・デザイナとは
ここでは詳細は省略しますが,絵を描くことがデザインではありません(詳細は領域・メジャー紹介講義などで話します).デザインとは設計の事であり様々な製品に関わってきます. 将来情報系でデザインに関わる仕事をしたい人は学生時代に何をやっておくべきかなど話を聞きに来ていただければ説明します.
各種コンテスト・コンペへの応募
ソフトウェアやプロダクトを中心に各種コンペに応募しています.サービス・プロダクト・ソフトウェアの企画から制作までを個人やチームで行います.
コンペ応募と入賞実績
これまでの主なコンペ応募と入賞実績です。
2022年度 オージス総研ソフトウェアコンテスト( 2件:優秀賞、特別賞受賞)
2020年度 米百俵デジタルコンテスト入選&持続可能性賞受賞(審査結果).
2019年度 オージス総研ソフトウェアコンテスト( 3件:優勝、準優勝、審査員特別賞受賞)
2018年度 認定人間工学準専門家ポスター公募(優秀賞受賞)
2017年度 オージス総研ソフトウェアコンテスト( 2件(1名がメンバーとして参加)応募.1件審査員特別賞受賞)
2017年度 e-ZUKA スマートフォン アプリコンテスト 20171件(企業賞2件受賞)
2016年度 オージス総研ソフトウェアコンテスト( 2件応募.1件1次審査通過,1件審査員特別賞受賞)
2015年度 オージス総研ソフトウェアコンテスト(優勝)
企業プロジェクト
2023
2023年3月から5月末に、和歌山市のキッチンサロンナチュベジライフ(代表 阪口理紗)のロゴマークデザインと食品(調味料)パッケージデザインにクリエデザインプロジェクト3年生6名が取り組みました。本学卒業生の仲介をきっかけに始まったプロジェクトで、県内のデザイナーの方にもサポートしていただき制作しました(共同開発)。
最終的に、メディアデザインメジャー3年の飯村祐月さんの提案したロゴマークとそれをベースにしたパッケージデザインが採用されました。 すでにロゴマークはサイトやインスタグラムで使用されており、調味料も2023年8月1日から四季の郷やBOX*0(ボックスゼロ)およびオンラインで販売が開始されます。
完成したロゴマーク
完成した製品をもってナチュベジライフ代表者阪口さんと記念写真
2020-2021の活動
和歌山県海南市で家庭用品製造・販売を行っているアイセン・インダストリアル株式会社と、パッケージデザイン及び製品紹介動画の制作などを行うプロジェクトに2020,2021年度に取り組みました。
提案したパッケージデザインを採用した2商品が発売されました(商品1,商品2, 記事中のCR100とCR200)
デザイナを目指す学生で構成されている本プロジェクトに興味を持っていただき,教育的意義にも賛同いただきテーマの提供などを行っていただいています。
アプリデザイン
スマホアプリやウェブアプリを作ってみませんか.簡単なツールやゲームなど何でもOK.企画から実装までを作成.
2年までに簡単なアプリをいくつか作ってみることをお勧めしています.
アプリの作り方を体験して,その後本格的にコンペ応募の作品を制作していきましょう.
受賞実績に記載しているように最も成果の出ているテーマです.
ウェブデザイン
まずはウェブページの作り方を学んでから,サイトやウェブアプリの構築をやってみませんか.
ウェブページの作り方は,主に技術取得が中心になりますが,サイトやウェブアプリはテーマ設定,企画,設計が重要です.
最近のアプリケーションはウェブ技術がベースになっているものが多いのでお勧めです.
デザインデッサン入門
2024年度も新参加の1年生と相談した結果,デッサンを前期(火曜4限)に実施しています.すでに開始していますので早めにご相談,ご参加ください.
デジタルだと描けるということはありません.基本であるデッサン力を身につけておかないと越えられない壁があります.
最低限必要なものは以下のものです。
- スケッチブック A3程度のモノ(F6サイズなど)
小さいものは不可 - 鉛筆 2H,H,HB,B,2B,4B(Fから6Bまでそろえられるとなお良い)
- 消しゴム
他にも練り消しなどあったほうが良いものがありますが随時紹介予定です。
下記の作品例には、上達がわかるようにあえて初期の写真も入れています。デッサンの経験が無い人がほとんどですのでご安心ください。
プロダクトデザイン入門
将来作ってみたいプロダクトに向けて,まずは身近なモノのデザインをやってみませんか.
2017年度1年生2名,2023年度1年生3名が実施
デジタルデザイン
写真撮影技術・フォトショップ・イラストレータ入門(主に1年生)
2016年度1年生5名
他団体より依頼のあったポスター作成など
2023年度3年生1名(2作品)が実施
写真がわかるとCGの表現力・説得力が飛躍的に向上します.
デザインの現場ではAdobeのツールが標準となっています.自分の手として自在に使えるようになりましょう.
その他活動事例と実績
これ以外にもそれぞれの目標に応じて様々なことに取り組んでください.
- ウェブデザイン
- UIプログラミング入門(UNITYでのC#学習など)
- アプリデザイン
- IoT入門(Raspberry PIを使ったシステム提案)
- 作品集制作
自主演習
自主演習の履修を希望する人は別途自主演習について説明したページをご覧ください.
履修登録した人用のWikiを用意しています.
対象
システム工学部の主に情報学領域(MDメジャー・XDメジャー)のデザイン系志望学生が参加しているプロジェクトです.1年生からシステム工学研究科の大学院生まで幅広くデザインに関わりたい学生が参加しています.
趣味としての参加はご遠慮いただいています。
メンバー
2024年5月14日現在のメンバーは以下のとおりです.
- 4年生:4名
- 3年生:2名
- 2年生:3名
- 1年生:9名
活動場所
自主演習の形式で実施しているデッサンやウェブデザインなどはMD,SIの演習室(A802,A803)を使わせていただいています.もちろんクリエの活動ですのでクリエの設備を使うことができます。演習室を使用するときは、ごみを残さない、来た時よりも美しくなるよう最後に清掃を行う事を必須としています。
興味のある学生のみなさんへ
指導教員より
コンペ応募,作品作りを支援するのが主な目的で指導教員を担当しています.上回生との交流の場としても活用したいので幅広く参加してくれることを期待しています.
興味のある方は松延までご連絡ください.授業後や授業の休憩時間等に声をかけていただいても構いません.活動内容などを紹介させていただきます.
松延はお問い合わせにも書かれていますが,北2号館(クリエの入っている建物)6階S604室にいます.お気軽にどうぞ(^^)/(担当授業が結構多いので事前にメールなどで連絡いただくと確実に捉まえることができます.)松延授業スケジュール
活動ポリシー
授業が最優先です.その上で授業だけでは物足りない部分に取り組んで欲しいと思います.自主演習などは他の先生が良い場合などは紹介させていただきますのでまずは遠慮なく相談してもらえると良いかと思います.教員だけでなくコンペ参加経験・入賞実績のある先輩も紹介しますのでどんどん交流してください.サークルや部活ではないので厳しい指導を行うこともありますが,本気でデザイナを目指す人たちで楽しく切磋琢磨していきたいので参加をお待ちしています.
参加条件
下記はクリエプロジェクトの参加条件です。学業に集中すべきと判断した学生は参加をお断りしています。
- 学研陪・学総などの保険(他人の財物に対する補償ができる保険)に加入しておくこと
(学研陪・学総の加入状況は教育サポートシステムで確認可能(学生情報>学生ポートフォリオの中)。学生センターの保険制度説明ページ)
大学生協で加入できる学生賠償責任保険でも学研陪相当ということで大丈夫です.加入状況は生協に確認していただく必要があります. - 指導教員に活動計画,進捗報告を行うこと(事後報告不可)
- 学業を最優先(学業優先は全クリエプロジェクトがそうなっています。成績の悪い学生は参加をお断りします。)
クリエデザインプロジェクトの参加条件
システム工学部の学生で,基本的にXD/MDメジャーもしくは第二メジャーがXD/MDの学生(指導教員の時間的制限などのため).1年次はデザイン系,情報系に興味があり,前述のメジャーが検討候補の学生(未定もOK.環境系と迷っている学生も参加しています).チームでの開発・制作などの場合はご相談ください.
以下が守れない方の参加はお断りすることがあります。
- 指導教員と相談を行い計画・実施・報告を行う事
- クリエルーム・演習室・クリエの機材を使用した場合は必ず最後に清掃を行う事
- 連絡はメールで行います。毎日チェックし返信が必要なものには必ず反応する事
SNSなど
活動情報はツイッター(@c_design_proj)で発信しています.また松延が管理する自主演習履修者用のWikiでも情報共有を行っています.