<q>物理学概論B</q>と<q>電磁気学</q>

以下は,物理学概論B電磁気学に関する問題集・資料です。本講義の教科書は,サーウェー著松村訳科学者・技術者のための物理学3 電磁気学学術図書出版に変更しました。本講義では力学の知識,すなわち物理学概論Aは前提となっています。

このページは時々に更新するつもりなので定期的に見て下さい。次ページに二つの講義に関する目次を掲載します。

物理学概論B

課題集

物理学概論Bの問題集は,ここです。レポート課題や演習に使いますので各自ダウンロードしておいて下さい。

誤植がありますので時々訂正しています。定期的にこのホームページを確認して下さい。必要な数値は教科書の本文と付録を参照して下さい。

「物理学概論B」資料

いまのところありません。

電磁気学

2010年後期から教科書をダニエル・フライシュマクスウェルの方程式岩波書店 にしました。。 例年,中間テスト,期末テスト,及びレポート(問題演習)の三点セットで成績を付けます。講義の目次は,次のページを参照して下さい。

課題集

今のところありません。

講義の補足

今のところありません。

文献案内

物理学概論Bは,高等学校の教科書のような結果の式だけを記述するのではなく,公式の導出過程とその意義を強調しているつもりです。意欲のある人用に参考書を紹介します。長岡,前野(このふたつは特におすすめ),砂川,太田の教科書は,本格的に勉強する人の自習用です。

  1. D. Haliday, J. Walker, and R. Resnick著野崎光昭監訳「物理学の基礎[3]電磁気学」培風館(初心者用。2009年度まで教科書として使用。本講義の教科書と同じく,物理初心者の自習に最適。)
  2. 長岡洋介著「電磁気学I, II」「電磁気学演習」岩波書店, 1982(初心者用。本書も十分丁寧である。)
  3. 前野昌弘著よくわかる電磁気学, 東京図書(初心者向け。独自に工夫された図が豊富で大変好評である。)
  4. 砂川重信著「理論電磁気学 第3版」紀伊國屋書店,同「電磁気学」岩波書店(どちらも,上級者向け,特に前者)
  5. E. M. Purcell著飯田修一監訳「バークレー物理学コース電磁気学」丸善(初心者用,おそらく絶版。)
  6. J. D. Jackson著西田稔訳「ジャクソン 電磁気学 第三版 上下」吉岡書店(上級者向け;おそらく最高峰の教科書)
  7. W. Panofsky and M. Phillips著林忠四郎他訳電磁気学 上下,吉岡書店(上級者向け;未読ながらその評判の高さから記載した。)
  8. 太田浩一著電磁気学の基礎I, II東京大学出版会(上級者向け。)
  9. 後藤憲一編「詳解電磁気学演習」共立出版(あらゆるパターンの問題を集めた感じ。)
  10. 霜田光一編「大学演習電磁気学 全訂版 」裳華房(MKSAとCGS単位系を並べて表記してある。)
私が学生時代読んだのは4(の第2版),5とファインマン物理学第三巻等です。それと試験前だけ9も。本学に勤めてから2を読みました。前の勤め先から本学に移動する前に6の原著第三版が出版されて直ぐ買いましたが,どう考えても授業に使えない。私の実力を越えているし教育学部にここまでは不要。

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