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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/29 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
知的障害児及び発達障害児の学習指導/Learning Instruction for Students with Intellectual Disabilities and Development
時間割コード
/Course Code
L2419020_L2
開講所属
/Course Offered by
教育学研究科/Graduate School of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
通年/a normal year
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
江田 裕介/Eda Yuusuke
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
教職開発専攻 高度な専門性と研究力 2
教職開発専攻 協働性と倫理性 4
教職開発専攻 地域への関心とグローバル視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
江田 裕介/Eda Yuusuke 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
知的障害児と発達障害児の学習課題について、(1)文字の読み書き、(2)計算・推論、(3)コミュニケーション、(4)行動の自己コントロールの4つを取り上げ、それぞれについてケース・スタディを通じて問題を具体的に理解するとともに、要因を的確に把握するためセスメントの手続きを学ぶ。これらの情報に基づき、効果的な指導の方法を検討し、指導計画の作成へと発展させる。また個別の指導計画の作成にあたり、保護者との連携の在り方を考察する。
到達目標
/Course Objectives
知的障害や発達障害のある児童生徒の学習指導には、認知や行動の特性を把握するためのアセスメントが不可欠である。また個別の指導計画に基づき、短期目標と長期目標を明確にして、複数の教員間で指導の継続性、一貫性を保つことが重要である。本講義では、ID(知的障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如/多動症)を取り上げ、ケース・スタディを通じて、それぞれの問題特徴に応じた指導法を学ぶ。一人一人の子どもの発達課題を的確に捉え、保護者との連携を図りながら、個別の指導計画を適切に作成できるようになることを目標とする。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業で作成した指導計画のプランと、課題レポート及び授業におけるグループ討議での参加・発言をもとに評価する。
教科書
/Textbook
各講義で適宜レジュメや資料を配布する。参考文献については講義の中で随時提示する。
参考書・参考文献
/Reference Book
内山登紀夫「通常学級でできる発達障害のある子の学習支援」(ミネルヴァ書房)、大高正樹「知的障害のある子への<文字・数>学習期の絵カードワーク」(明治図書)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
2022年度は集中講義で実施します。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。
さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。
1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照してください。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
(12) 実践の検討やケーススタディにあたり、学習指導要領、及び同解説書の『自立活動編』をよく読んだ上で参加する。あわせて本学の附属特別支援学校の研究紀要を参照すると良い。
オフィスアワー
/Office Hours
オンラインにて対応する。必ず事前にMoodleまたはメール等でアポイントメントを取ること。
eda@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09064J10099n532
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 知的障害の理解と教育支援(2) 知的障害の定義
知能と適応行動
2 第2回 知的障害の理解と教育支援(2) 知的障害者の指導1
読み書き能力の発達
3 第3回 知的障害の理解と教育支援(3) 知的障害者の指導2
気になる行動の指導
4 第4回 LDの理解と支援(1) LDの定義
学習の成立とそのつまずき
5 第5回 LDの理解と支援(2) LD児の指導1
学習課題の分析
6 第6回 LDの理解と支援(3) LD児の指導2
読み書きにおける知覚過程
7 第7回 ADHDの理解と支援(1) ADHDの定義
不注意、多動性、衝動性
8 第8回 ADHDの理解と支援(2) ADHD児の指導1
行動のセルフコントロール
9 第9回 ADHDの理解と支援(3) ADHD児の指導2
教育のオーナーシップの育成
10 第10回 ASDの理解と支援(1) ASDの定義
非言語の対人調整機能の発達と障害
11 第11回 ASDの理解と支援(2) ASDの指導法1
ASD児の指導1
コミュニケーション能力の発達支援
12 第12回 ASDの理解と支援(3) ASD児の指導2
視覚的支援と構造化
13 第13回 愛着障害の理解と支援(1) 愛着障害の定義
児童の心的外傷とアンビバレンス
14 第14回 愛着障害の理解と支援(2) 愛着障害児の指導
教育とセラピー、カウンセリング
15 第15回 まとめ ディスカッション

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