シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/31 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
問題行動と保護者との連携/Problem Behavior and Cooperation with Parents
時間割コード
/Course Code
L2416017_L2
開講所属
/Course Offered by
教育学研究科/Graduate School of Education
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 1, 金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
高幣 泰男
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
教職開発専攻 高度な専門性と研究力 4
協働性と倫理性 2
地域への関心とグローバル視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高幣 泰男 教育学部(教員)
中川 靖彦 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
小中学校の教諭・管理職経験、教育委員会等で勤務経験のある授業担当者より、それまでの経験を通して培われた生徒指導上の諸課題対応や保護者連携などの知識やスキルについて修得する。
児童生徒の様々な問題行動等について現状と課題、その背景等について児童生徒理解の視点から理解を深める。いじめ・暴力行為・不登校等の課題に関する事例研究や演習をとおして、教職のキャリアステージに応じた指導・支援の専門性の育成を図る。生徒指導提要(改訂版)の趣旨に基づき、発達支持的生徒指導の機能をいかした魅力ある学校教育の実現に向けた知識を身につけるとともに、実践的な指導力の育成を図る。
到達目標
/Course Objectives
①現代の児童生徒の問題行動の特徴を踏まえ、生徒指導の意義や保護者との連携の重要性を理解することができる。
②問題行動とその背景について理解し、「チーム学校」による組織的な指導や支援を行うことができる。
③発達支持的生徒指導等の視点から、児童生徒・保護者・地域・教職員にとって魅力ある学校づくりを推進することができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
「授業の到達目標及びテーマ」について、以下の成果で評価を行う。
①②は事例研究や演習におけるパフォーマンス、講義後の振り返りにより評価する。③はディスカッションの状況及び課題レポートにより評価する。
教科書
/Textbook
「支える生徒指導の始め方」(新井肇 編著,2023)
「生徒指導提要(改訂版)」(文部科学省,2022)
参考書・参考文献
/Reference Book
特に指定しない。そのつど提示する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
1.対面授業で実施する。
2.教職経験の異なる受講生が混在するが、学修が深まるように積極的に協働的に学び合うこと。
3.欠席の場合は、代替課題を担当者から提示する。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
講義内で扱う事例等については、守秘義務を厳守すること。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「教育と福祉の連携」「子どもの権利」(コースによって、必修講義と受講可能講義あり)
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業者から事前課題、事後課題が出された際は、期限までに提出すること。
1単位の学修のために必要な学修量は、授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められており、それぞれに見合う自主的学習時間が求められています。「履修手引」もあわせて参照すること。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
事例検討や演習では、現職やストレートという立場を超えて積極的かつ協働的に議論を重ね、結果を受講生全体で共有することで深化を図る。
オフィスアワー
/Office Hours
中川靖彦 火 11:00~12:00
高幣泰男 火 11:00~12:00
事前にメール等で連絡を入れること。 
科目ナンバリング
/Course Numbering
L09014J10199c527
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1:12月5日(金)1限 児童生徒の問題行動と生徒指導 シラバスの説明。生徒指導観の変遷と児童生徒の問題行動の現状と課題について理解する 中川
2 2:12月5日(金)2限 生徒指導提要改訂のポイントと今後の支援の在り方 生徒指導提要改訂の基本的な方向性と指導・支援の方向性について理解する 中川
3 3:12月12日(金)1限 いじめ・暴力行為への対応 いじめ・暴力行為の現状と法に基づく指導、未然防止について学ぶ 中川
4 4:12月12日(金)2限 不登校への対応
その他の問題への対応
不登校の現状と課題、社会的自立に向けた支援の在り方について学ぶ 中川
5 5:12月19日(金)1限 保護者連携と対応① 保護者との連携や信頼関係の構築について学ぶ 高幣
6 6:12月19日(金)2限 保護者連携と対応② 児童生徒の問題行動事例から保護者との連携や対応について学ぶ 高幣
7 7:12月26日(金)1限 生徒指導の具体的実践事例 生徒指導の実践事例から指導・支援の具体を学ぶ 中川・高幣
8 8:12月26日(金)2限 生徒指導における保護者・地域との連携 生徒指導の視点からの保護者・地域との円滑な連携の在り方について学ぶ 中川・高幣
9 9:1月9日(金)1限 ケース会議の工夫 
インシデントプロセス①
校内ケースカンファを想定し、チーム学校が機能する事例検討の方法について学ぶ 中川・高幣
10 10:1月9日(金)2限 ケース会議の工夫 
インシデントプロセス②
校内ケースカンファを想定し、チーム学校が機能する事例検討の方法について学ぶ 中川・高幣
11 11:1月16日(金)1限 ケース会議の工夫 
PCAGIP①
校内ケースカンファを想定し、チーム学校が機能する事例検討の方法について学ぶ 中川・高幣
12 12:1月16日(金)2限 ケース会議の工夫 
PCAGIP②
校内ケースカンファを想定し、チーム学校が機能する事例検討の方法について学ぶ 中川・高幣
13 13:1月23日(金)1限 児童生徒と保護者支援 児童生徒の自信や意欲につながる指導の在り方について学ぶ 高幣
14 14:1月23日(金)2限 問題行動への対応と教職員のメンタルヘルス 支援者としての教職員を心理的に支援する協働的校内体制について理解する 中川
15 15:1月30日(金)1限 発達支持的生徒指導と魅力ある学校づくり 支える生徒指導の視点を生かした学校づくり・学級づくりを具体的に検討する 中川

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