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科目一覧へ戻る | 2025/04/04 現在 |
開講科目名 /Course |
不登校・ひきこもりへの理解と支援―当事者に寄り添って―/Understanding and Supporting for School Refusal and Hikikomori | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001125_G1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
岸和田サテライト/岸和田サテライト | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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森 麻友子 | 大学共通 |
舩越 勝/Funagoshi Masaru | 教育学部(教員) |
山﨑 由可里/Yamazaki Yukari | 教育学部(教員) |
則定 百合子 | 教育学部(教員) |
竹澤 大史 | 教育学部(教員) |
北岡 大輔 | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
小・中学校の不登校児童生徒数は、2022年度に全国で約30万人、児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒数は31.7人に達し、10年連続で増加し、過去最多を更新した。それにともない、保護者や教師を中心に、その適切な対応の仕方について思い悩む人の数も大きく増加している。加えて、8050問題など、成人期以降の引きこもりなどについても社会問題化している。この授業では、小学生から成人までの不登校や引きこもりに対する理解を深めるとともに、当事者(不登校、引きこもり経験者)、教員、サポートする市民、行政などの関係者の生の声や取り組みに触れることを通して、当事者への理解を深め、支援の受け方や仕方について、学び、実践し、支援を必要とする方々への支援につながる力を身につけることを目的としている。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・社会問題としての不登校やひきこもりの背景と現状について、説明することができる。 ・ケースに合わせて、不登校やひきこもりの当事者に対する理解・支援を具体例とともに提案することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
【成績評価の方法・基準(学部生のみ)】 1.授業ごとの目標に対する達成度評価を基本とし、グループディスカッションにおける課題への取り組み方等を含めた総合評価を行います。 2.各回の担当者がミニレポートを課します。レポートの配点は、各回10点満点です。 3.各回のグループディスカッションにおける課題への取組の配点は、各回5点満点です。 *2と3を合計し、それを100点満点に換算して成績評価します。 |
教科書 /Textbook |
教科書はありません。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
参考文献等については、授業で適宜紹介。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
【履修する上で必要な事項】 配当された授業を受講し、積極的に参加すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
【履修上の注意・メッセージ】 授業テーマに関連する社会的な出来事に関心を持ち、情報収集、理解に努めてください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
適宜紹介します。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
【授業時間外学修についての指示】 事前・事後学習については、その都度連絡する。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業で紹介される文献など、関連する文献の講読、 |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜12:30~13:00 *事前にyukari25@wakayama-u.ac.jp (教育学部・山﨑由可里)までメールで予約してください。 *東4号館(教育学部特別支援教育棟2階)実205室です。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C09021J1011131h1 |
実務経験 /Practical Experience |
有 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション・不登校・ひきこもりの現在 | ◇テーマに関する当事者による講話 ◇当事者を含む本学教員・ゲストスピーカーによるパネルディスカッション 山﨑 由可里氏(教育学部) 舩越 勝氏(教育学部) <ゲストスピーカー> 堀内 秀雄氏(和歌山大学名誉教授・元副学長) 浦田 直樹氏(秋桜高等学校校長) 社会福祉法人一麦会 麦の郷 利用者の方 |
山崎由可里氏(教育学部) |
2 | 第2回 | 先生の支援のあり方、学校と家庭のかかわり方を考える | 教員は、クラスの中で、不登校の子どもとどのように関わればよいのか、不登校児のいるクラスをどのように学級経営していくのが良いのか、そしてまわりの教員はどのように支援をしていくのが良いのかを考えます。また、不登校の子どもの親と学校は、どのように関わっていくのが良いかについても考えます。 ゲストスピーカー:岩本則典氏(京都市立嵯峨小学校教諭) |
舩越勝氏(教育学部) |
3 | 第3回 | 不登校・ひきこもりに至る心理的プロセスと背景 | 子どもがなぜ、学校に行きたがらなくなったり、ひきこもったりするのかを、臨床心理学の側面からひも解きます。 ゲストスピーカー:土居 倖実氏(特定非営利法人ココまな代表) |
則定百合子氏(教育学部) |
4 | 第4回 | 学生のひきこもりの原因とその対処について | 大学生の不登校・ひきこもりの実態について理解を深めるとともに、実践的な対応方法や支援策を学びます。また、その原因や背景を多角的に考察し、学生支援における課題解決力を養います。 ゲストスピーカー:上安 涼子氏(公認心理士) |
森麻友子氏(キャンパスライフ・健康支援センター副センター長) |
5 | 第5回 | 発達障害のある方の家族への相談支援、心理的な支援について | 発達障害のある方の家族への相談支援、心理的な支援について、施策から具体的な取り組みについて考えます。 ゲストスピーカー:ペアレントメンターとして活動されている方 |
竹澤大史氏(教育学部) |
6 | 第6回 | 不登校等二次障害を呈する子どもへの教育的支援・講義のまとめ | 発達障害を背景とした不登校等二次障害について、実例を交えながら教育的支援の在り方を考えます。また、授業の後半では、これまでの講義を振り返り、まとめます。 ゲストスピーカー:西田涼氏(和歌山県立紀伊コスモス支援学校教諭) |
北岡大輔氏(教育学部) 山崎由可里氏(教育学部) |