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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/04 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
中山間地域づくり論/Development in Hilly and Mountainous Areas
時間割コード
/Course Code
R1001124_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
岸上 光克/KISHIGAMI Mitsuyoshi
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
南紀熊野サテライト/南紀熊野サテライト
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 5
地域への関心と国際的視点 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岸上 光克/KISHIGAMI Mitsuyoshi 経済学部(教員)
阪井 加寿子 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
中山間地域の農業・農村は,危機的状況にある。これまで国や自治体による農村への支援策が講じられるとともに、地域の農林業を基軸とした地域づくりが進められている。
本講義では、以下の内容を把握する。
①中山間地域の実態とその位置づけをめぐる議論や政策を把握する。
②中山間地域における経済の仕組み(農業・林業)とその再生に向けた課題を把握する。
③中山間地域の暮らしの諸問題を把握する。
以上の学習を踏まえたうえで、中山間地域のあり方を包括的に理解することができる。
到達目標
/Course Objectives
(1)中山間地域の現状(取り巻く環境変化)に関する基礎知識を獲得することができる
(2)中山間地域における経済の成り立ちと再生に向けた課題を認識できるようになる
(3)中山間地域再生に向けた地域づくり戦略について、理解できる
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回の講義への参加状況(リアクションペーパーによる理解度の確認など:50点)と講義期間中に実施する試験(50点)の合計で総合評価する。
教科書
/Textbook
特に指定しない
参考書・参考文献
/Reference Book
事前・事後の時間外学習において積極的に活用されることを期待する。
〇小田切徳美『にぎやかな過疎をつくる』農文教、2024年、ISBNコード978-4-54-023184-1、本体2,420円(税込)。
〇小田切徳美『農山村再生に挑む 理論から実践まで』岩波書店、2013年、ISBN978-4-00-001822-7、本体2,700円+税。
〇藤田武弘・内藤重之・細野賢治・岸上光克編著『現代の食料・農業・農村を考える』ミネルヴァ書房、2018年、ISBN978-4-643-08084-1、本体2,800円+税
〇阪井加寿子『都市農村交流事業による地域づくり』筑波書房、2021年、ISBN978-4-8119-0593-8、本体1,800円+税
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
南紀熊野サテライト(田辺市)で授業を行います。

履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎回の講義終了時に、講義内容に係る質問やコメントを「リアクションペーパー」という形で求める。それに対するリプライは次回講義の冒頭時に行うので、他の受講生の問題関心や理解の到達状況を知り、自身の学修進展状況や到達レベルを相対的に理解する機会として欲しい。
また、食料・農業・農村に関わる新聞記事やニュース等について日常的に目を通す習慣をつけて欲しい。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
講義中に紹介する関連図書や資料、参考書について、できる限り事前・事後の機会を活用して参照するように心掛けてほしい。新聞・ニュース等で食料・農業・農村に関わるニュースが取り上げられる機会が増えている。それらの動向や諸問題の背景と講義内容との関連を意識して講義に臨んでほしい。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
地域づくりは多様な分野の知識が求められることから、参考書を通じて事前・事後学習を深めて欲しい。【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑨】
毎回の講義冒頭で前回のリアクションペーパーに対する質問・意見内容について解説し、学生が自身の学修到達状況を相対的に理解する機会を提供している。【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑪】
オフィスアワー
/Office Hours
講義の休憩時間や終了後、各回の講師が対応する。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C41011J0010131h1
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 ①(11/29)13~17時 ガイダンス
日本における中山間地域の実態
本講義の目的やねらいを解説する
日本における農業や農村、特に中山間地域の実態について把握する。
2 ②(11/29)13~17時 日本における農村政策と地域づくり 日本における農業政策の展開とともに、地域づくりの理論について把握する。
3 ③(12/20)13~17時 都市農村交流の現状と課題 日本における都市農村交流の展開と実態、特徴について把握する。
4 ②(12/20)13~17時 田園回帰と関係人口 近年注目を集める田園回帰の傾向と関係人口について把握する。
5 ②(1/10)13~17時 中山間地域における先進的な取り組み事例紹介 危機的状況にある中山間地域において、地域づくりを進める先進地域について事例紹介をするとともに、ポイントを把握する。
6 ②(1/10)13~17時 まとめ/試験 これまでのまとめを行うとともに、これからの中山間地域における地域づくりを考える。

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