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科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
熊野祭礼学/Kumano Ritual Studies | |||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001109_G1 | |||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | |||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | |||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | |||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | |||||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | |||||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
吉村 旭輝 | |||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | |||||||||||||||
教室 /Classroom |
南紀熊野サテライト/南紀熊野サテライト | |||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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吉村 旭輝 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
熊野を含む紀伊半島では、ありとあらゆる地域に祭りや祭礼が存在している。とくに熊野三山といった大寺社を有する熊野地域では三山の大祭礼をはじめ、また農漁村では中世以来の地域コミュニティを主体とした祭りや江戸時代に城下町として栄えた田辺などの都市では都市祭礼として田辺祭が夏に行なわれるなど、多様な祭礼形態がみられる。 本講では、熊野三山、農漁村、都市での熊野の祭り/祭礼をその歴史的に講義で概観したうえで、近年の過疎化や少子・高齢化といった地域の現代的問題にも触れ、実際に田辺祭に参加し、実践的な民俗学として、熊野における祭礼の実態を学ぶ講義である。 |
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到達目標 /Course Objectives |
熊野地域の歴史を深く理解し、またそこで行なわれる祭り/祭礼との関係を深く理解し、現代にける熊野の実情と向きあえるようになることが目標である。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
各回のミニレポート(50%)、田辺祭レポート(50%)※ ※田辺祭参加の人は参加レポート、不参加の人は田辺祭について調べてレポートを書くこと。 |
教科書 /Textbook |
特になし(毎回の授業で提示する。) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
芸能史研究会編(1981-90)『日本芸能史』1-7、法政大学出版局、和歌山県教育委員会編(2012)『熊野三山民俗文化財調査報告書』、吉村旭輝(2022)「紀伊藩御船手方と御船歌―旧藩領内の御船歌と浦組制度を中心として-」藤田達生編『歴史遺産が地域を拓く②紀伊半島の地域創生』清文堂出版、佛教大学アジア宗教文化情報研究所編(2008)『民俗芸能の現在』など |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
第1回、第2回については南紀熊野サテライト(田辺市)において授業を行います。第3回については、田辺祭に実際に参加するため田辺駅集合となります。また、参加できない場合は別課題の提出が必要となります。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
7月23日or24日に開催される田辺祭のフィールドワーク(参加)を行なうため、それに参加できることを基本とする。(部分参加も可能) |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
民俗芸能論、地域学、日本文化史(教育学部)、日本民俗学(教育学部) |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行なうこと。さらに、田辺祭や同地に関連する課題の調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求める。授業時間の約2倍の時間外学修を要する。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
⑤参考書・参考文献とあわせて受講者自身の故郷あるいは現在の居所の祭り/祭礼だけでなく、年間をとおして行われている年中行事も調べ、予習復習をすることが重要である。 |
オフィスアワー /Office Hours |
火~木曜日10時30分~16時00分 西5号館1階 紀州経済史文化史研究所事務室 月~木曜日16時30分~17時30分 東3号館 南104(吉村研究室) |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C04031J0111131h1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回(6/30) | 熊野三山の歴史と祭礼(座学) | ||
2 | 第2回(7/7) | 熊野地域の農漁村と都市の祭り/祭礼(座学) | ||
3 | 第3回(7/23or24) | 田辺祭参加(フィールドワーク) |