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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
東牟婁地域の自然/Nature of higasimuro place, Wakayama Pref.
時間割コード
/Course Code
R1001107_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
南紀熊野サテライト/南紀熊野サテライト
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 3
共通 課題解決力と自己学修能力 2
共通 地域への関心と国際的視点 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
古賀 庸憲/Koga Tsunenori 教育学部(教員)
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
高須 英樹/Takasu Hideki 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業では串本町から那智勝浦町沿岸部・丘陵部等といった地質・地形や磯や干潟の生物、植生を観察します。また田辺市中辺路町ではモミ・ツガ林などの内陸山地の植生についても観察します。
東牟婁地域は地形的に四国と並び、険しい山が多く、沿岸部では海岸段丘や陸繋島などがあり、磯などが発達しています。地質的には付加体の堆積物、浅い海の堆積物、火成岩体など多様な地質が見られます。生物では磯や那智勝浦町の干潟の生物を観察することができます。植生では、シイ、ウバメガシなどからなる常緑樹林が見られ、また、モミ・ツガ林なども見られます。このような和歌山県東牟婁地域にある多様な地形・地質、多様な生物、植生を実際に観察し、多様な環境であることを理解できることを目標とします。
到達目標
/Course Objectives
東牟婁地域を主体とした沿岸の地形・地質、海岸植生、内陸部の植生、磯の生物を総合的に学び、自然度の高さ、人間が関与した里山の自然と比較して、保全するべき自然について理解できる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
各回のレポート課題(90%)、受講生の現地での態度(質問や意見などのやり取り)10%で行う。
教科書
/Textbook
特になし
参考書・参考文献
/Reference Book
虫たちの熊野 後藤伸 紀伊民報社  ISBN : ‎ 978-4907841003
明日なき森 熊野の森ネットワークいちいがしの会 新評論  ISBN: ‎978-4794807823
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
東牟婁地域でのフィールドワークを中心とした授業を行います。各回とも最寄り駅の集合になり、和歌山9時代発(特急くろしお)の列車で集合場所の最寄り駅に到着するように来てください。また、社会人は各自車で来ることも可能ですが、駐車場などは各自で確保して下さい。集合場所など詳細は追って連絡します。連日の授業となるので宿泊の必要な方は、各自でご予約下さい。大学生では学研倍の加入、怪我等の対応のために保険料を徴収します。野外に出られない雨天の場合は、屋内での講義になる可能性があります。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
レポート提出はMoodleにて締切までに提出してください。
植物図鑑など図鑑類を持っていれば、持ってきてください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
南紀熊野地域の自然(特に東牟婁地域)に関する情報などを、ホームページ等で調べて、事前にどのような生物が生息・生育しているのか、どのような地質・地形をしているのかを予習しておいてください。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
体験学習として実物の東牟婁地域の自然環境を見てもらいながら、地質・地形と動物、植物との関係を学び学習するものである。
「アクティブラーニング」実施要項③
オフィスアワー
/Office Hours
授業開講時の前後に相談可能です。また研究室訪問する場合は事前にメール等で連絡下さい。
訪問先:此松研究室 東3号館4階
科目ナンバリング
/Course Numbering
C17051J1010111h1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回 5月11日(土)13:00~17:00 那智勝浦町周辺の自然1  古賀・此松・高須(非常勤)、ゲスト:和田恵次氏(和歌山県立自然博物館長) 那智勝浦町の干潟であるゆかし潟周辺の生物や地形などを観察する
2 2回 5月12日(日)10:00~17:00 那智勝浦町周辺の自然2古賀・此松・高須(非常勤)、ゲスト:和田恵次氏(和歌山県立自然博物館長)  土砂災害啓発センター見学をし、宇久井半島の自然を観察する。
3 3回 6月2日(土)11:00~17:00 田辺市中辺路町の和歌山県内陸部の植生・地形 此松・高須(非常勤) 中辺路町周辺のモミ・ツガ林の観察
4 4回 7月20日(土)13:00~17:00 串本町周辺の自然1 古賀・此松・高須(非常勤) 串本町沿岸部における磯の生物と地質
5 5回 7月21日(日)10:00~17:00 串本町周辺の自然2 此松・高須(非常勤) 南紀熊野ジオパークセンターを見学、潮岬や古座川等の自然を観察する。

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