シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
外国語として学ぶ日本語/Japanese as a Foreign Language
時間割コード
/Course Code
R1001103_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
嶋本 圭子
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東1号館E1-205/E1-205
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 3
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 3
2020/04
~9999/04
共通 協働性とコミュニケーション能力 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
嶋本 圭子 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
私たちが普段何気なく話している日本語、これを日本語学習者の目から見た「外国語」としてとらえると、実に様々な発見があります。この授業では、まず日本語を日本語学習者に教える際に必要な基礎知識を学びます。また実践タスクを通して実際の授業で日本語がどう教えられているのかについて考えます。理論と実践を学びながら、学習者がわかる日本語で日本語の文法や語彙が説明できるようになることを目指します。また日本人学生と留学生のグループワークで課題に取り組み、それによって生じるインフォメーションギャップによって異文化理解を深めることも目的とします。
到達目標
/Course Objectives
日本語を「外国語」として見る目を養い、その基本的な文法や語彙を、日本語学習者がわかる日本語で説明できるようになる。同時に日本語教師になるための基礎知識を身につけ、理論に基づいた実践ができるようになる。また、母語話者である日本人学生の視点、第二言語話者である留学生の視点、そのインフォメーションギャップによってお互いがリソースとなり、相互理解、異文化理解ができるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
課題提出(60%)、期末試験(40%)で評価します。
教科書
/Textbook
『超基礎・日本語教育』(森篤嗣 編、くろしお出版、ISBN978-4-87424-803-4、1600円)
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜、紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・この授業はグループ活動がメインとなります。グループ活動に積極的に参加することを求めます。【注意】①グループ発表が中心となるため、受講人数(正規学生)を30名程度とします。②交換留学生及び日本語・日本文化研修生は上記範囲外として登録可能です。③日本語でのグループ活動が中心となるため、留学生は日本語の一定能力(JLPTN3以上)が必要です。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・毎回Moodleに予習シートと、授業内で行うタスクをアップロードします。PCを持参してください。


履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「世界の中の日本語」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業前に教科書の予習シートがあるので、必ず予習しておいてください。
授業後にはリフレクションシートの提出があります。
その他連絡事項
/Other messages
・「わかやま日本学副専攻」対象科目
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
グループワーク、グループによる発表、学生自身の「気づき」や「経験」を重視した学習
【「アクティブ・ラーニング」実施要項③、④、⑩】
オフィスアワー
/Office Hours
授業開講時の月曜日~金曜日 E1‐119
 
科目ナンバリング
/Course Numbering
C20902J1010111b1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 ・オリエンテーション
・「外国語として日本語を見る」
・授業説明
・「外国語として日本語を見る」を体験する。
2 第2回 ・第1章「日本語教育とは」
・第1章「日本語教育とは」の予習課題の共有
実践タスク①「動詞」1
・リフレクションシートの提出
3 第3回 ・第2章「日本語学習者とは」
・第2章「日本語学習者とは」の予習課題の共有
・実践タスク①「動詞」2
・リフレクションシートの提出
4 第4回 ・第3章「日本語教師とは」
・第3章「日本語教師とは」の予習課題の共有
・授業DVDを見て、日本語の授業を体感する。
・リフレクションシートの提出
5 第5回 ・第4章「日本語能力の測定と試験」
・第4章「日本語能力の測定と試験」の予習課題の共有
・「日本語能力試験」を教師の視点で体験する
・リフレクションシートの提出
6 第6回 ・第5章(1)「コースデザインをしよう」

・第5章(1)「コースデザインをしよう」の予習課題の共有
・リフレクションシートの提出
7 第7回 ・第5章(2)「コースデザインをしよう」
・第5章(2)「コースデザインをしよう」の予習課題の共有
・「機能シラバス」を体験する
・リフレクションシートの提出
8 第8回 ・第6 章(1)「様々な教授法」
・「教える‐学ぶ活動」①
・第6章(1)「様々な教授法」の予習課題の共有
・「教える‐学ぶ活動」①お互いを知る
・リフレクションシートの提出
9 第9回 ・第6 章(2)「様々な教授法」
・「教える‐学ぶ活動」②
・第6章(2)「様々な教授法」の予習課題の共有
・「教える‐学ぶ活動」②準備
・リフレクションシートの提出
10 第10回 ・教科書第7章「学習レベルと教材・教具」
・「教える‐学ぶ活動」③
・第7章「学習レベルと教材・教具」の予習課題の共有
・「教える‐学ぶ活動」③実施
・リフレクションシートの提出
11 第11回 ・第8 章「学習者の目から日本語を見てみよう」
・「教える‐学ぶ活動」④
・第8 章「学習者の目から日本語を見てみよう」
・「教える‐学ぶ活動」④振り返り
・リフレクションシートの提出
12 第12回 ・第9章「ティーチャートークとやさしい日本語」 ・第9章「ティーチャートークとやさしい日本語」の予習課題の共有
・実践タスク②「違いを考える」
・リフレクションシートの提出
13 第13回 ・第10章「教室でのやりとりと学習者へのフィードバック」
・第10章「教室でのやりとりと学習者へのフィードバック」の予習課題の共有
・実践タスク③授業導入を考える1
・リフレクションシートの提出
14 第14回 第15 章「これからの日本語教育」 ・第15章「これからの日本語教育」の予習課題の共有
・実践タスク③授業導入を考える2
・リフレクションシートの提出
15 第15回 まとめと筆記試験 筆記試験と最後のリフレクション

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