シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/04 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
アントレプレナーシップ発展/Entrepreneurship design
時間割コード
/Course Code
R1001097_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
和田 真治
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 4
課題解決力と自己学修能力 3
協働性とコミュニケーション能力 2
地域への関心と国際的視点 1

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
和田 真治 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
アントレプレナーシップとは「起業家精神」と訳されることも多いため、誤解を招くこともありますが、起業を目指す⼈のためだけの教育ではありません。⽇本では「急激な社会変化を受容し、新たな価値を⽣み出していく精神(⾏動、考え⽅)」と捉え、将来、企業や地域においても広く求められるものであり、発揮されることが期待されるものと考えます。
・本講義では、「まずは行動し、経験を積みふりかえり、学習する」。これを繰り返すことの必要性をグループワークなども行い学びます。企業で新規事業に取り組んでいるゲストスピーカーを迎え、問いの立て方、アイデア創出を学ぶほか、企業での実務経験談・失敗談に触れることで、アントレプレナーシップを考え学びます。これにより「⾃⾝の強みを活かして⾃分らしく⽣きること」、そして「将来何を⼤切にして働くか。どう⼈⽣を過ごすか」という⼈⽣の意義を考えることをねらいとします。                  なお、⾃⼰理解や強みを学ぶ「キャリアをともに考える(R6年度まではアントレプレナーシップ基礎)」を履修されなくても履修可能ですが、連携しておりますので受講を推奨しております。また和歌山企業ととともに新規事業を考える「アントレプレナーシップ実践」の必履修科目になります。
到達目標
/Course Objectives
・問いの立て方、アイデア創出のためのフレームワークを学び、仮説検証をすることができる。
・他者(企業経験者)の体験談を⼀般化(抽象化)して、⾃⾝の考えと対応させることができる。
・⾃⾝の強みを活かし今後「何を⼤事に働いていくか、⽣きていくか」の意義を考えることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回出席のうえ、リフレクション・シート(60点)、期末レポート(40点)で総合的に判断します。
教科書
/Textbook
特にありません。必要に応じてMoodleにて資料を提供いたします
参考書・参考文献
/Reference Book
山川恭弘(2024)「バブソン大学で教えている 世界一のアントレプレナーシップ」isbn-13:9784065356760,1800円/
山田幸三, 江島由裕編著(2024)「1からのアントレプレナーシップ(第2版)」,ISBN:978-4-502-02431-7,2970円
※授業では直接使用しませんが、授業時間外学修の際に参考になります。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
起業することは⼀つの選択肢で、多くの皆さんは、企業に就職する、あるいは公務員や教職に就く、家業を継ぐ、さらには研究者になるなどだと思います。どの職業に就こうとも、将来の予測が困難なVUCAの時代に、⾃⾝の強みを活かし、新しい価値を⾒出していくこと、そのために「まずは行動すること」が求められます。学⽣時代にアントレプレナーシップを学び、⼈間⼒を⾼めることを考える機会を持つことで、社会で活躍でき、自己の成長が促進される可能性が増すと考えます。⽇常の⼀つ⼀つの出来ごとを観察⼒をもって、⾃分事にして積み上げ行動していくことの⼤切さと、仕事や⼈⽣の楽しさを企業経験談からお伝えできればと思っております。
※VUCA時代とは、先⾏きが不透明で、将来の予測が困難な状態をいい、V(Volatility︓変動性)U(Uncertainty︓不確実性)C(Complexity︓複雑性)A(Ambiguity︓曖昧性)の頭⽂字をとった造語
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
Moodleを使用しますので、PCの持参を推奨いたします。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
アントレプレナーシップの学びを深めるには、第2Q「キャリアをともに考える(R6年度までは「アントレプレナーシップ基礎」)」、第4Q、本講義が必履修科目になります、和歌山企業ととともに新規事業を考えるプログラムの「アントレプレナーシップ実践」があり受講することを推奨いたします。
また、後期に、10名以上のアントレプレナーシップが溢れる企業経営者のお話をお伺いできる、「和歌⼭企業トップ経営論」がありこちらもたいへん学びが多いと思います。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・授業(経験)の振り返りは自己成長のためにとても大切です。毎回の授業の振り返り(リフレクション・シート)は当日中にmoodleにてご提出ください。(基本的に、授業時間外学修といたします)           

・「学生挑戦コンテスト」や企業との「オープンゼミ」なども実施いたしますので、これらに応募参加することで、さらにアントレプレナーシップの理解が深まります。
その他連絡事項
/Other messages
何か新しいことに「行動」「挑戦」したい方は、アントレプレナーシップデザインセンター(起業家精神涵養教育部門)がサポートしていますので以下にご連絡ください。
entre_education@ml.wakayama-u.ac.jp
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習
⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
⑩グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
木曜日 12:30~13:30 北4号館206 和田研究室
以下がメールアドレスです
swada61@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
C07082J1011031h1
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 「アントレプレナーシップ基礎」の振り返りと「アントレプレナーシップ発展」の概要を説明し、アントレプレナーシップとは何か、なぜ今アントレプレナーシップが求められているかをお話します。 【シラバスを必ず読んでから受講してください
90分
2 第2回 行動力・創造力 とんぼりリバーウォーク、和歌山市駅プロジェクトの経緯や概要を説明し、想像・創造する力とそれに伴う行動力の大切さを考えます。
3 第3回 問いの立て方、アイデア創出のためのフレームワーク① アイデアが求められる場面とは?
アイディアの創出方法を知り、実際にアイデアを出してみます。
4 第4回 問いの立て方、アイデア創出のためのフレームワーク② 仮説を構築するとは?
仮説を立て、検証する方法を考えてみます。
5 第5回 プロジェクトマネジメント 決算早期化、スイスホテルTakeOver、交通局民営化のプロジェクトを説明し、プロジェクトマネジメントを考えます。
6 第6回 企業理念の大切さ・社会課題の解決 ℮スポーツ事業の推進を説明し、企業理念からの落とし込み、社会課題の解決との連携を考えます。
7 第7回 チームビルディング、共創とは なんばひろばのプロジェクトを説明し、チームビルディング、官民連携のまちづくりの共創を考えます。
8 第8回 まとめ アントレプレナーシップ発展の振り返りとアントレプレナーシップ実践の告知、最終レポートの実施 (まとめ45分)

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