シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/04 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
アントレプレナーシップ実践/Entrepreneurship Planning
時間割コード
/Course Code
R1001085_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 1
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
和田 真治
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 4
課題解決力と自己学修能力 4
協働性とコミュニケーション能力 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
田代 優秋 大学共通
和田 真治 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
アントレプレナーシップとは「起業家精神」と訳されることも多いため、誤解を招くこともありますが、起業を目指す⼈のためだけの教育ではありません。⽇本では「急激な社会変化を受容し、新たな価値を⽣み出していく精神(⾏動、考え⽅)」と捉え、将来、企業や地域においても広く求められるものであり、発揮されることが期待されるものと考えます。                             ・この科目は、R5年度からきのくに信用金庫と連携して開講しています。和歌山県内の民間企業(R6年度は7社)に参加してもらい、企業の現実の課題を社会人と学生がチームを組んで「新しい挑戦で自社を元気に、和歌山も元気になるビジネス」となる新規事業案を構築し、講義最終日に発表する実践型講義です。 ・ゲストスピーカーに財務省近畿財務局和歌山財務事務所の方をお迎えし、県内の経済情勢などを説明、解説していただくことで新規事業創出のアイデアの幅を広げます。 ・「アントレプレナーシップ発展」で学んだ「行動すること」「チームで取り組むこと」「MVV【ミッション・ビジョン・バリュー】」「コミュニケーション力」などの大切さを再認識しながら、グループワークを経験することでさらなる学びを経験し、アントレプレナーシップが涵養することをねらいとします。
到達目標
/Course Objectives
・新規事業のコンセプトプランを構築する手法を説明できる
・新規事業案が各社の企業理念と連携しており、社会課題の解決につながるストーリーを描くことができる
・他者(民間企業)と協働しながらコンセプトプランを構築する
・他者の共感を呼ぶようなプレゼンテーションができる
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
・毎回出席のうえ、リフレクションシート・課題(60点)と、最終プレゼンテーションのプラン策定に伴う「行動の量」とその内容(独創性・ユニークさ、実現可能性、採算性など)(40点)で評価します。
教科書
/Textbook
特になし、講義時間内に資料などを適宜配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
学びを深めるためになる参考書は次のとおりです。                          今津美樹(2020)「ビジネスモデル・キャンバス徹底攻略ガイド」、ISBN-13:978-4798167381、1,980円/近藤哲朗(2018)「ビジネスモデル2.0図鑑」、ISBN-13:978-4046023612、2,860円/          株式会社アンド(2018)「ビジネスフレームワーク図鑑」、ISBN-13:978-4798156910、2,200円
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
・特に民間企業の方の協働ということもあり、実社会でのルールを求めます。具体的には、全出席、時間厳守(遅刻・早退厳禁)、受講態度など、ビジネスマナーに則します。
・50名の人数制限科目となっています。
・履修には「アントレプレナーシップ発展(3Q、木1)」科目が必履修条件です。
・参加企業のうち、新規事業案を一緒に取り組むことを希望する企業を「アントレプレナーシップ発展」の講義内でアンケート調査しますので、必ず回答してください。ただし、希望者が多い場合など、必ず希望に添えるものではありません。
・一方的な知識提供型の講義ではなく、学生同士や学生と講師・社会人の間での対話・議論を基本にした実践型講義です。このため、受講生には講義での積極的な発言、参画を求めます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・実在の課題解決を他者と協働して考えることは、将来、どういう職業についても必要なことであり、貴重な経験だと考えます。
・また「行動すること」「自分事」を意識して課題に取り組んでください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
3Q:アントレプレナーシップ発展が必履修科目になります。

アントレプレナーシップの学びを深めるには、第2Q「キャリアをともに考える(R6年度までは「アントレプレナーシップ基礎」)」の履修を推奨します。                          また、後期に、10名以上のアントレプレナーシップが溢れる企業経営者のお話をお伺いできる「和歌⼭企業トップ経営論」があり、こちらもたいへん学びが多いと思います。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・授業(経験)の振り返りは自己成長のためにとても大切です。毎回の授業の振り返り(リフレクション・シート)は当日中にmoodleにてご提出ください。(基本的に、授業時間外学修といたします)           

・「学生挑戦コンテスト」や企業との「オープンゼミ」なども実施いたしますので、これらに応募参加することで、さらにアントレプレナーシップの理解が深まります。
その他連絡事項
/Other messages
履修生らが提案した事業案については、民間企業がライセンス契約をする場合があります。

何か新しいことに「行動」「挑戦」したい方は、アントレプレナーシップデザインセンター(起業家精神涵養教育部門)がサポートしていますので以下にご連絡ください。
entre_education@ml.wakayama-u.ac.jp
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き出す学習      ⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習                        ⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習                               ⑩グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
木曜日 12:30~13:30 北4号館206 和田研究室
以下がメールアドレスです
swada61@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
C07083J1011131h2
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 オリエンテーション。アントレプレナーシップとは。企業の紹介 ・講義全体の流れとアントレプレナーシップの説明
・学生と企業のマッチング、グループ分け
・企業課題の説明
【シラバスを必ず読んでから受講してください】
90分
2 第2回 チームビルディング  アイディエーション ・チームメンバーの相互理解
・アイデアの出し方
近畿財務局和歌山財務事務所から話題提供の予定
3 第3回 アイデアのブラッシュアップ ・顧客は?、どんな価値?独自性は?
・インタビューの内容のとりまとめ
4 第4回 GO/NO-GOの決定 ・インタビューの共有
・GOかNO-GOかをチーム内で判断する。
5 第5回 アイデアのまとめ ・これまでの検討からのアイデアのまとめ
・ピッチ①の準備
6 第6回 ピッチ①とふりかえり ・まとめた内容のピッチ①
・そのふりかえり(FIT法)
7 第7回 ピッチ①の改善    とりまとめ ・最終のピッチに向けてアイデアの再検討
・まとめ
8 第8回 最終プレゼンテーション ・最終プレゼンテーション
・とりまとめ、ふりかえり
45分

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