シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
博物館展示論/Museum Exhibition | ||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001041_G1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
橋本 唯子 | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||
教室 /Classroom |
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開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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橋本 唯子 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
博物館を博物館たらしめるのは、そこに収蔵する「モノ」(=資料あるいは作品、文化財)である。しかし博物館の社会的機能を考えれば、その「モノ」をいかに教育的配慮を持って「並べる」(=展示する)かが重要となる。様々な「モノ」を収蔵する博物館が、いかにしてこれを「並べる」のか。社会教育の一端を担う学芸員として、博物館資料の展示について学び、これを実践できる基礎的能力を身につける授業とする。 |
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到達目標 /Course Objectives |
社会教育の一端を担う学芸員として、基礎的な博物館資料の展示のあり方を知り、基礎的な実務能力を習得する。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業内に課す小課題60%、学外授業におけるレポート40%。 A:課題に対する理解度 B:調査に関する論理性 C:オリジナリティ D:設問への解答 S:十分達成し、他の事例に応用できる(100-90点)。 A:十分達成している(89-80点)。 B:達成している(79-70点)。 C:おおむね達成している(69-60点)。 不可:59-0点。 |
教科書 /Textbook |
使用しないが、授業の際に資料を配布する |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業内で適宜指示する |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
9月9日から12日開講予定。そのうち12日は学外授業を予定。 教育学部開講【博物館展示論】履修者は履修不可 博物館がこの社会で有意義な存在としてあるために、展覧会開催は不可欠な事業である。展覧会を作るための実務としての博物館展示の基礎的能力を身につけてほしい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
本授業で実施する博物館見学だけでなく、日ごろから関心を持って、様々な博物館施設に赴く習慣をつけてほしい。また展示されているモノを見に行くだけでなく、「展示」自体を深く考察するように心がけてほしい。授業内でPCを使用しますから,各自持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ミュージアム科目 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業では学外授業として展示見学(2館)の予定であるが、これ以外の館に自ら赴き、「展示」を見る目を養うこと。 授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要。 |
その他連絡事項 /Other messages |
moodleによる通知に注意すること。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「アクティブ・ラーニング」実施要領①③ |
オフィスアワー /Office Hours |
月・火 12:30~13:00(できれば事前にメールでご連絡ください) 場所:図書館3階 橋本研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C03071J0010031j1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | ①9月9日2限 | はじめに | 展示とは何か、ミュージアムにおける展示とは何か | |
2 | ②9月9日3限 | 博物館における展示とは | 博物館展示における展示とは何か・展示いろいろ・目的・種類 | |
3 | ③9月9日4限 | 「観たいもの」と「観せたいもの」 | 展示は誰のものか 「観たいもの」と「観せたいもの」の違い |
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4 | ④9月9日5限 | 博物館展示とは | 展示構成・プロセス | |
5 | ⑤9月10日2限 | さまざまな観せ方の工夫 | 展示における照明・導線・デザイン・サインなど | |
6 | ⑥9月10日3限 | 博物館における展示環境 | 展示環境とは どのように維持するか |
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7 | ⑦9月10日4限 | さまざまな展示手法 | ハンズオン・視聴覚機材など | |
8 | ⑧9月10日5限 | 展示の実務 | 展示の実務とは | |
9 | ⑨9月11日2限 | 博物館における「負の記憶」の展示とは | 「負の記憶」とは なぜ「負の記憶」を展示するのか |
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10 | ⑩9月11日3限 | 「負の記憶の展示」実例 | 負の記憶はどのように展示されているか | |
11 | ⑪9月11日4限 | 「負の記憶の展示」 「迷惑施設」 | 原発PR館など | |
12 | ⑫9月11日5限 | 「負の記憶の展示」から考える | なぜ展示は必要なのか・何を「魅せて」いるのか | |
13 | ⑬9月12日2限 | 和歌山県立近代美術館の学外授業および和歌山県立博物館の学外授業 | 博物館の概要 博物館における展示導線 |
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14 | ⑭9月12日3限 | 和歌山県立近代美術館の学外授業および和歌山県立博物館の学外授業 | 博物館における照明 | |
15 | ⑮9月12日4限 | まとめ | 改めて博物館展示とは、博物館展示の意義 |