シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
博物館経営論/Museum Management | ||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001036_G1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
佐久間 大輔 | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-102/E1-102 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐久間 大輔 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
博物館法では博物館を非営利の社会教育施設として規定しています。投資家の営利を目的とする営利法人と異なり、非営利組織は社会的利益を最大化するための組織であり、その目的実現を最大化するためには高度な経営が必要になります。そのためには、博物館は社会の中でどのような使命を担い、どのような信頼を背負い,どのような理解をされているのかを知り、より多くの支援や支持、参加を得るための活動が必要になります。この講義では現代的な博物館の課題を理解し、その解決に向けた努力を読み解く力を身につけることを目指します。実際の博物館にも足を運ぶことで、自らの目で博物館経営を評価できる力を養成してもらいます。その際、これまであまり重視されてこなかった地域課題に取り組み、対話する場として博物館を捉え、地域の活性化の有効な装置としても位置づけを試みます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
内外のミュージアムの現状を学習した上で、実際のミュージアムの調査を体験し、ミュージアムの問題点を明らかにし、改善案を提案することができる力をつけることを目指します。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
中間レポート各15%、最終レポート55%で総合的に評価します。 |
教科書 /Textbook |
特にありません。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業中に適宜紹介します。 博物館経営論〔改訂新版〕 放送大学教育振興会; 改訂新版 (2023年3月)978-4595323959(3,960円) は、本稿の内容と重なる部分が大きいので参考にしてください。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
全学部・博物館学芸員資格取得予定者に限る。人数制限有(100名)。 観光学部開講【ミュージアムマネジメント】【ミュージアムを創る】修得者は履修不可。 本講義は博物館学芸員資格取得のための講義です。資格取得を目指す人は他の必要な科目と合わせて受講してください。 9月17-19日のキャンパスでの講義と20日に実施する大阪市立自然史博物館での現地見学講義で構成されます。各種の実習などの予定に注意して履修してください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特にありません。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
適宜紹介します |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
学習したことを理解するためには、数多くの博物館を実際に訪問し、調査することが必要です。可能な限り多くの博物館を見学しましょう。 授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
パソコンなどをノート代わりに用いても構いません。インターネット上にある情報はできるだけソースを示します。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
ワークショップ形式の授業が3回ほどあります。 「アクティブ・ラーニング」実施要項 ①⑩ |
オフィスアワー /Office Hours |
非常勤講師であるため、授業前後の対応のみとなります。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C03071J0010031j1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1回(9月17日2限) | 博物館とはなにか、経営とはなにか | 博物館の定義を巡る議論、博物館の様々な役割 | |
2 | 2回(9月17日3限) | 多様なミッション・明確化すべきミッション | 博物館の使命・ミッションとその評価 | |
3 | 3回(9月17日4限) | 博物館の倫理規程・博物館の原則 | ||
4 | 4回(9月17日5限) | 1日目のまとめ・ワークショップ1 | 対話型のワークショップをグループディスカッションで実施します | |
5 | 5回(9月18日2限) | 博物館とお金 | ||
6 | 6回(9月18日3限) | ファンの組織化 | 博物館の支援組織づくりと教育、市民参加 | |
7 | 7回(9月18日4限) | ファンドレイズ | ||
8 | 8回(9月18日5限) | ワークショップ2 | 対話型ワークショップ | |
9 | 9回(9月19日2限) | 博物館の現代的課題 | 福祉、デジタルコミュニケーション、文化観光 | |
10 | 10回(9月19日3限) | ITコミュニケーション | 博物館活動のDX化 | |
11 | 11回(9月19日4限) | 将来に対する投資 | 資料と人の安全への投資 | |
12 | 12回(9月19日5限) | ワークショップ3 | 9〜11回のまとめと、対話型ワークショップ | |
13 | 13回(9月20日2限相当) | 現地見学1 来館者開発の実際 | 展示室でのコミュニケーションなど | |
14 | 14回(9月20日3限相当) | 現地見学2 ミュージアムショップの経営と実際 | ショップの目的・意義・評価 | |
15 | 15回(9月20日4限相当) | 全体のまとめ | 質疑応答と、総括、レポート課題の説明 |