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科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
博物館概論/Introduction to Museum | ||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001035_G1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
橋本 唯子 | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-103/E1-103 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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橋本 唯子 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
21世紀日本の博物館は、今まさに岐路に立っている。また、そこで働く学芸員の役割、資格についても見直しがなされ、2012年春より博物館法施行規則が改正されたことは記憶に新しい。加えて近年しばしば見ることができる博物館の閉館といった事例や、設置運営母体の改変など、館をめぐる現今の厳しい状況を踏まえつつ、これからの館を担う学芸員の役割を受講者と共に考えていく。 博物館概論ではまず、博物館をめぐる法規や博物館成立の歴史を学び、その上で日本の博物館成立の経緯の特徴―特異性―、そして現状を知る。博物館での実務経験を有する教員(ゲストスピーカー)が、博物館での実務について具体的に提示する授業を実施する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
日本の博物館の現状を見据え、これからの博物館が向かうべき道、持つべき視点を、利用者として、またできる限り運営者として構築してほしい。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業内で課す小課題など30%、グループディスカッションにかかる課題30%、グループディスカッションの内容・発表40%。 A:課題に対する理解度 B:調査に関する論理性 C:オリジナリティ D:設問への解答 S:十分達成し、他の事例に応用できる(100-90点)。 A:十分達成している(89-80点)。 B:達成している(79-70点)。 C:おおむね達成している(69-60点)。 不可:59-0点。 |
教科書 /Textbook |
使用しない |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業内で適宜紹介する |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
教育学部開講【博物館概論】履修者は履修不可 21世紀を生きる博物館の実像について豊富な実地のスライドや映像を用いて講義する。ミュージアムという存在にまずは関心を持ってほしい。PC必携 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
身近なミュージアムを含め、なるべく多くのミュージアムを機会を設けて訪れてみること。授業内でPCを使用しますから,各自持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ミュージアム科目 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求める。授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要。 |
その他連絡事項 /Other messages |
博物館学芸員資格取得の目的で履修する場合は、なるべく早く本科目を履修することを推奨します。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「アクティブ・ラーニング」実施要領④⑤⑥⑦⑧⑨⑩ |
オフィスアワー /Office Hours |
月・火 12:30~13:00(できれば事前にメールでご連絡ください) 場所:図書館3階 橋本研究室 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C03071J0010031j1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | はじめに 博物館の歴史と現在1 | 博物館とは何か、学芸員とは何か | 以下内容は前後する可能性がある。 |
2 | 2 | 博物館の歴史と現在2 簒奪と収集の歴史 | 西欧における博物館の起源と歴史 | |
3 | 3 | 博物館の歴史と現在3 流出と収集の歴史 | 西欧における博物館の起源と歴史 | |
4 | 4 | 博物館の歴史と現在4 日本の博物館のはじまり1 | 日本における博物館の起源と歴史 | |
5 | 5 | 博物館の歴史と現在5 日本の博物館のはじまり2 | 日本における博物館の起源と歴史 | |
6 | 6 | 博物館の歴史と現在6 「人間を展示する」 | 博物館で「人間を展示する」とは | |
7 | 7 | 博物館は儲けるための施設か 指定管理者制度 | 指定管理者制度の概要と現状 | |
8 | 8 | 博物館は誰のものか | 博物館における課題と解決策 | |
9 | 9 | 職務の実際 | ゲストスピーカーの講義から学芸員の実務を学ぶ | |
10 | 10 | アーカイブズ(文書館)の仕事 | アーカイブズとは何か 何のためにアーカイブズが必要か |
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11 | 11 | 「学芸員になる」ために | 職場環境・採用方法その他 | PC使用 |
12 | 12 | 博物館について学ぶ グループディスカッション | グループディスカッション 企画・作成 | PC使用 |
13 | 13 | 博物館について学ぶ グループディスカッション | グループディスカッション 発表準備 | PC使用 |
14 | 14 | 博物館について学ぶ グループディスカッション | 各班報告 | PC使用 |
15 | 15 | まとめ | 学芸員として目指すべきこと |