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科目一覧へ戻る | 2025/06/24 現在 |
開講科目名 /Course |
国際理解とフィールドスタディⅡ/International Understanding and Field-study Ⅱ | ||||||||||
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時間割コード /Course Code |
R1001025_G1 | ||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 5 | ||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||
学年 /Year |
2 | ||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤山 一郎/FUJIYAMA Ichiro | ||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-208/E1-208 | ||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤山 一郎/FUJIYAMA Ichiro | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本講義は、令和6年度後期「国際理解とフィールドスタディⅠ」、および令和7年2月に実施した「海外体験演習(タイ)」(タイ・プログラム)を履修した2年生を前提とする。タイ渡航による様々な現地交流の結果から、異文化理解や異文化間コミュニケーションのあり方について演習形式で考える。 海外の短期研修は、帰国後に①参加者同士が出発前の準備段階から現地渡航の様々な経験を振り返り、②議論を通じてその成果や反省・課題を明らかにする、③そして個々人の今後の学習や活動に反映していくことで初めて学習成果が定着する。 したがって、この講義では、準備段階から現地渡航・交流活動までの一つ一つの行動や経験を受講者間で議論しながら振り返り、異文化理解、異文化コミュニケーションの意味や方法のあり方を各自が考え、その結果を活動成果報告書という形でまとめることになる。 |
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到達目標 /Course Objectives |
以下の目標を設定する。 (1)現地活動・学びを自己およびグループで振り返り、社会的な課題(問い)を創出することができる。 (2)(1)を分析し、解決(に向けた)方策を創出することができる。 (3)(1)や(2)を周囲に論理的に説明することができる。 (4)(1)~(3)について論理的に記述することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
評価方法・基準は以下のとおり。 (1)授業時間内の活動 個人またはグループによる国際交流活動・現地調査の発表、発表内容における議論・質疑応答 60% (2)授業時間外の成果物 個人またはグループで作成する国際交流活動・現地調査の発表資料、ムービー等 40% |
教科書 /Textbook |
使用しない |
参考書・参考文献 /Reference Book |
適宜、講義内で紹介・配付する |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
この講義は、タイ現地渡航をした受講者主体の参加型講義となる。したがって、受講者同士の議論、発表や共同作業も多く発生する。また、授業時間外の準備や作業も相当発生することが見込まれるため、その点を考慮してほしい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
受講生や教員と議論し、成果(報告書)を形にしていく作業を楽しめることが必要。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習および共同学習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。 授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
成果報告書は製本する予定である。編集作業も受講者におこなってもらう必要がある。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
「履修上の注意・メッセージ」に記述したとおり。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑩】 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日3時限 東3号館南202号藤山研究室 ※事前にアポをとるようにしてください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
CQ0001J0001132i3 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 本授業の進め方について(報告書と動画の作成) | ①タイに対する政治的、経済的、社会文化的調査の結果、②異文化交流にかかわる様々な体験や交流企画の結果、③異文化交流・異文化コミュニケーションの意味やあり方、を振り返るスケジュールと役割分担、報告書作成・編集作業のプロセスを学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 報告書および紹介動画の構成案の提案と議論 | ①報告書編集担当が報告書作成のルール及び構成案を提案し、議論をおこなう。 ②動画編集担当が構成案を提案し、議論をおこなう。 |
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3 | 第3回 | 文化交流企画(都市部学校)の報告文案の提示 | 文化交流企画(都市部学校)の担当者が報告文案の提示した上で、その内容について議論をおこない修正提案する。 | |
4 | 第4回 | 文化交流企画(農村部学校第1企画)の報告文案の提示 | 文化交流企画(農村部学校第1企画)の担当者が報告文案の提示した上で、その内容について議論をおこない修正提案する。 | |
5 | 第5回 | 文化交流企画(農村部学校第2企画)の報告文案の提示 | 文化交流企画(農村部学校第2企画)の担当者が報告文案の提示した上で、その内容について議論をおこない修正提案する。 | |
6 | 第6回 | 現地調査企画(教育分野)の報告文案の提示 | 教育分野担当グループは調査の問い・背景・調査内容・結果・分析・結論をまとめた報告書案を提示し、それに基づき議論をおこなうことにより共有と学習の定着をはかる。担当グループは報告書修正版を作成する。 | |
7 | 第7回 | 現地調査企画(食文化分野)の報告文案の提示 | 食文化分野担当グループは調査の問い・背景・調査内容・結果・分析・結論をまとめた報告書案を提示し、それに基づき議論をおこなうことにより共有と学習の定着をはかる。担当グループは報告書修正版を作成する。 | |
8 | 第8回 | 現地調査企画(流行分野)の報告文案の提示 | 流行分野担当グループは調査の問い・背景・調査内容・結果・分析・結論をまとめた報告書案を提示し、それに基づき議論をおこなうことにより共有と学習の定着をはかる。担当グループは報告書修正版を作成する。 | |
9 | 第9回 | 現地調査企画(観光分野)の報告文案の提示 | 観光分野担当グループは調査の問い・背景・調査内容・結果・分析・結論をまとめた報告書案を提示し、それに基づき議論をおこなうことにより共有と学習の定着をはかる。担当グループは報告書修正版を作成する。 | |
10 | 第10回 | 都市部・農村部両学校共通の交流企画(提供土産品・フリーマーケット)に関する報告文案の提示 | 土産品策定およびフリーマーケットの担当グループが報告文案の提示した上で、その内容について議論をおこない修正提案する。 | |
11 | 第11回 | 都市部・農村部両学校共通の交流企画(和歌山紹介プレゼン)に関する報告文案の提示 | 和歌山紹介プレゼンの担当グループが報告文案の提示した上で、その内容について議論をおこない修正提案する。 | |
12 | 第12回 | 紹介動画試作品の提示と修正 | 動画担当グループによる試作品を視聴し、修正等に関する議論をおこなう。担当グループは修正作業をおこなう。 | |
13 | 第13回 | 体験の言語化(前半 ) | 事前講義から現地滞在、さらに事後講義(本授業)の全過程の経験を通して、自身の気づきや疑問について振り返り、言語化するとともに、各自で発表する(参加者の半数)。 | |
14 | 第14回 | 体験の言語化(後半) | 事前講義から現地滞在、さらに事後講義(本授業)の全過程の経験を通して、自身の気づきや疑問について振り返り、言語化するとともに、各自で発表する(参加者の半数)。 | |
15 | 第15回 | 報告書の内容確認と総括 | 編集グループが各報告文を編集し、「報告書」を提示し、全員で確認・確定作業をおこなう。 |