![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/10/01 現在 |
開講科目名 /Course |
日本語上級M/Advanced Japanese M | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
G2006020_G1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 2 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
長友 文子/Nagatomo Ayako | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-206/E1-206 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
長友 文子/Nagatomo Ayako | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この授業では、日本人向けに書かれた「生」の文章を教材として使用し、日本語の多様な側面について考察します。具体的には、日本語らしさ、漢字やカタカナの特徴、言葉の変化、やさしい日本語など、日本語に関するトピックを取り上げます。文章を読み、要点を整理し、自分の意見を文章としてまとめるとともに、ディスカッションや発表を通して論理的に表現する力を養うことを目指します。高度な読解力・思考力とともに、実践的な日本語運用能力の向上を図ります。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
・日本人向けに書かれた高度な文章を正確に読み取り、内容や筆者の意図を理解できるようになる。 ・読んだ内容を整理し、自分の意見を論理的にまとめた文章を書けるようになる。 ・授業で扱うトピックについて、自分の考えを根拠を示しながら他者にわかりやすく説明できるようになる。 ・ディスカッションや発表を通して、多様な視点から問題を捉え、建設的な意見交換ができるようになる。 ・日本語の特徴や言語現象について批判的に考察する力を身につける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
単位認定試験(40%) ディスカッション・スピーチ(30%) 課題・小テストなど (30%) |
教科書 /Textbook |
中上級 読んで考える 日本語 10のトピック(森美子、くろしお出版、ISBN:978-4-87424-908-6、2,420円(税込)) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
必要に応じてクラスで指示します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
*原則として、日本語の一定能力(N2以上,N1)を持つ学生を対象とする授業です。 *授業が始まる前にプレイスメントテストを行いますので、必ず受けてください。 *クラス分けは、プレイスメントテストの結果によって決まります。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・授業中にPCを使用するときは、事前に連絡しますので持参してください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
日本語上級K、日本語上級L、日本語上級N |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
出された課題を次の授業までにやってくだい。課題や小テストで間違えたところを復習してください。学習時間は、授業時間の2倍が目安です。 |
その他連絡事項 /Other messages |
※留学生対象科目 ・やむを得ない事情で欠席する、または、欠席した場合は、メール等で伝えてください。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
トピックについて、グループで話し合い、ディスカッションを行い、結果をグループやクラスで発表します。教科書の課が終わるごとに小テストを行います。【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑧⑩⑪】 |
オフィスアワー /Office Hours |
非常勤講師であるため、授業前後の対応のみとなります。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C02102J0011021d1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 第2課 日本語らしい表現とは?① | 本文を読む前に「自然な日本語」や「配慮」に関する表現について考える。本文のテーマを予想し、てペアで意見交換する。 | 必ず教科書を持参の上出席してください。 |
2 | 第2回 | 第2課 日本語らしい表現とは?② | 読み物「他人への配慮」を精読し、本文の内容理解を確認する。重要語彙と表現を整理。 | |
3 | 第3回 | 第2課 日本語らしい表現とは?③ | 文法表現の用法を学習し、例文を作成する。発展問題で意見をまとめ、グループディスカッションを行う。 | |
4 | 第4回 | 第4課 漢字について考えよう① | 導入として「漢字の数」について予想し、本文を読みながら重要語彙を確認 | |
5 | 第5回 | 第4課 漢字について考えよう② | 「漢字の数/部首の不思議」を読み、理解内容の確認後、部首の仕組みと役割を分析。文法表現を学習し、例文を作る。 | |
6 | 第6回 | 第4課 漢字について考えよう③ | 発展問題に取り組み、漢字に関する意見を文章にまとめ、発表。 | |
7 | 第7回 | 第6課 カタカナはどんな時に使われる?① | 本文を読み、カタカナ使用の場面を把握する。重要語彙を確認し、内容を整理する。 | |
8 | 第8回 | 第6課 カタカナはどんな時に使われる?② | 文法表現を学習し、例文を作成。外来語・和製英語・擬音語の違いを分析する。 | |
9 | 第9回 | 第6課 カタカナはどんな時に使われる?③ | 発展問題として身近なカタカナ語を調べ、意見文を作成し、グループで発表。 | |
10 | 第10回 | 第8課 ことばは変化する① | 「ら抜き言葉」の本文を精読し、内容理解を行う。重要語彙を整理する。 | |
11 | 第11回 | 第8課 ことばは変化する② | 文法表現を学習し、例文を作成。言葉の変化について賛否を整理し、ディスカッション。 | |
12 | 第12回 | 第8課 ことばは変化する③ | 発展問題として母語との比較を行い、意見文を作成。グループ発表を行う。 | |
13 | 第13回 | 第10課 これからの日本語① | 本文を読み、「やさしい日本語」の考え方を理解する。重要語彙を確認。 | |
14 | 第14回 | 第10課 これからの日本語② | 文法表現を学習し、例文を作成。「やさしい日本語」の背景をグループで調べる。 | |
15 | 第15回 | 第10課 これからの日本語③ | ②で行った調査をもとに、災害時でのやさしい日本語の事例を分析。発展問題として課題を文章にまとめ、発表する。 | |
16 | 第16回 | 単位認定試験 |