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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
Environmental Dialogs/Environmental Dialogs
時間割コード
/Course Code
G1001090_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 3
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
Gabrakova Dennitza Stefanova
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東1号館E1-305/E1-305
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 2
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 3
2020/04
~9999/04
共通 地域への関心と国際的視点 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
Gabrakova Dennitza Stefanova 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 この授業は、(1)対話(2)文化交流(3)環境資源・文化資源 (4)開発と衰退、という4つのキーワードを柱に、複数の地域及び人間の移動に焦点を当てます。
 この授業を受講することにより、過去の歴史や自然開発の負の遺産を背景にした、文化交流の複雑な力学への展望を得ます。不平等な関係から生じる様々な事例(原住民抑圧、資源開発、言語習得、移住など)に関する分析を参考にすることによって、異なる価値観を背景としたコミュニケーション及び環境問題へと開かれる視野における「対話」の手法の有効性について理解し、対話をとおして学べるようになってもらいたいと思います。日本の資料に交えて、短い英語文章(主にオンライン記載のインタービューや記事)による読解、討論を通じて、対話を実践します。
 この授業では、高等学校での英語の授業や本学の英語の授業(教養科目)などで身につけた基本的な4技能を活用します。教養科目「海外短期留学」を履修するうえでの準備にもなります。留学を考えている人はぜひ履修してください。"
到達目標
/Course Objectives
・文化と環境における力関係について、資料に基づいた発言ができることを目標とします・発言内容に応じた英語運用力の達成を目標とします。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
1)Reading Journal (読書日記)全4回 提出 4x5=20%
 毎週、課題提起として紹介された読み物(論文、記事、インタービュー)の要約を英語で150語程度にまとめ、5つのキーワードを選択する。

2)Group Presentation  グループプレゼンテーション 25%+10%
 各授業で取り上げるテーマについて2-4名のグループでディスカッションし、異なる事例を結び付け、英語で発表をする。(25%)
 他のグループの発表に対するコメントを提出する。(10%)
3)Short Essay in English(英文レポート) 45% 読書日記及びプレゼンテーションの内容を、追加資料を利用して発展させ、独自の視点でレポートを作成する。

読書日記と英文レポートは、コースの最後にまとめて提出する。
教科書
/Textbook
使用しません。必要に応じて資料等を配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
留学希望の学生にこの科目の履修を推奨します。開かれた、柔軟な学びの姿勢を身につけてください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
異文化や環境に関する科目一般
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・Reading Journal (読書日記)の作成
・グループプレゼンテーションおよびコメントの準備
・英文レポートの作成
その他連絡事項
/Other messages
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習
⑧学生による発表をともなう学習
⑩グループワークをともなう学習
オフィスアワー
/Office Hours
月曜12時—午後2時
科目ナンバリング
/Course Numbering
CS0001E1010111b2
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回~2回 Dialog/対話について (2週間)
平田オリザによる演劇学に基づいて、「会話」と「対話」に関する区別を確認した上、異なる価値観を持つ相手(文化的、教育的、経済的価値など)とのコミュニケーションの重要性について理解する。平田の思想の背景にある経済衰退への認識(下り坂、下り列車、後退戦など)と「対話」の関係について議論する。
2 3回~4回 Indigeneity/原住  (2週間)
領土拡張および、資源採取や開発主義との関わりにおいて、異なる自然感を持っている社会との接触・衝突について、グアムのChamorroやオーストラリア・ファースト・ネーションを事例に、考察する。特に、環境破壊に関する土着の文化や、グローバル化時代における土着文化を保存に関する問題を取り上げる。
3 5回~6回 Language Learning 外国語習得 (2週間)
国際交流において、国際語成立に関する歴史的過程や、社会文化背景について理解を深めるとともに、外国語教育の発展を支える力学について学ぶ。英語圏における日本語教育と同時に、日本における英語教育に関する問題点を論じる立場を築く。
4 7回~8回 Migration/移住  (2週間)
母語・母国が当たり前ではない経験に基づいて書かれた知的・創造的な作品を分析することによって、現代社会におけるアイデンティティの揺らぎについて考える思考力を身に着ける。

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