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科目一覧へ戻る | 2025/04/04 現在 |
開講科目名 /Course |
グローバル・エネルギー・トレンド/Global Energy Trends | ||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
G1001080_G1 | ||||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 3 | ||||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤井 淳/FUJII Atsushi | ||||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-101/E1-101 | ||||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹内 哲治 | 経済学部(教員) |
藤井 淳/FUJII Atsushi | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
2050年のカーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現には,エネルギー関連産業にとどまらず,社会システム全体の変革と取り組みが求められています.また,2022年のウクライナ侵攻以降、世界的にエネルギーの安定確保が課題となり,エネルギー価格の上昇や円安の影響で電気・ガス・ガソリン価格などが上昇し,企業収益や家計を圧迫する事態が増えつつあります.今後,脱炭素対策を中心にエネルギー関連コストの上昇が確実視される中,脱炭素やエネルギーに関する基礎知識の習得と動向の把握は不可欠です.本講義では,国内外で石油・ガス取引,石油・ガス探鉱開発,再生可能エネルギーなどの実務に携わった担当教員が,脱炭素やエネルギー動向全般について解説します.加えて,ゲストスピーカーとしてエネルギー・中東専門ジャーナリストを迎え,国際エネルギー情勢の現状と展望をお伝えします. |
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到達目標 /Course Objectives |
脱炭素・エネルギー関連分野の基本用語を理解し,日本のエネルギー情勢や課題について自らの考えを持ち,それを説明できることを目標とします. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
成績は講義内で指示した課題の提出物の内容をもとに評価します.課題レポート(最大7回提出)などは,定期試験と同様に学習の理解度を測るものですので,真摯に取り組んでください. 誤字・脱字は減点の対象となり,指定文字数に満たない場合や無関係な記述が含まれる場合は,大幅減点とします.最終的には,累積得点によって成績(S,A,B,C,F)を決定します. レポートの提出が3回以下の場合は単位を取得できません.また,4回以上の提出があっても基準点に達しない場合はF評価(不合格)となります.なお,質問や意見,発言などは内容に応じて加点対象とします. |
教科書 /Textbook |
Moodleに掲載する①講義用資料(スライド30枚程度),②最新のエネルギー白書(資源エネルギー庁HPより無料ダウンロード可)を用います. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
スティーブン・クーニン(2022) 気候変動の真実, 日経BP, ISBN-13: 978-4-296-00062-3 松尾博文(2018) 「石油」の終わり エネルギー大転換,日本経済新聞出版, ISBN-13: 978-4532357641/1,980円 *授業では直接使用しませんが,授業時間外学修の際に参考になります. |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
①筆記用具を必ず持参してください. ②学生証を持参し,カードリーダーで出席登録をしてください.学生証を忘れた場合の対応はできません.公欠などについては,『和歌山大学学生の特別な事由による欠席の取扱いに関する要項』を確認してください. ③レポートの提出などはMoodleを通じて行います.公平性の観点から,締切後のレポートは受理できませんので指定された期限を厳守してください.優秀レポートは授業内で随時紹介します. ④講義中の私語は禁止します. ⑤出席の不正やレポートの剽窃には厳正に対処します. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
社会には「正解があるかどうかもわからない」問題が存在し,エネルギー・環境問題もその一つです.基本用語や関連情報を覚えるだけはでなく,自分はどのように考え,どのように対処すべきかについて考えてみてください. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
脱炭素・エネルギー関連の報道や,自らのエネルギー関連支出にも注目してください. |
その他連絡事項 /Other messages |
ゲストスピーカーを迎えての講義では,積極的かつ建設的な意見・質問を期待しています. |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
①資源エネルギー庁HP「スペシャルコンテンツ」を参照. ②資源エネルギー庁メールマガジン配信登録. ③エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)HPを参照. |
オフィスアワー /Office Hours |
メールでのアポイントメントにより適宜研究室で行います. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C07081J1011111b2 |
実務経験 /Practical Experience |
有 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | エネルギーをめぐる状況 |
エネルギー安全保障の課題と対応 | |
2 | 2 | カーボンニュートラル(脱炭素)に向けて | グリーン・トランスフォーメーション(GX)の実現に向けた課題と対応 | |
3 | 3 | 国内エネルギー情勢 | 脱炭素政策とエネルギー需給動向 | |
4 | 4 | 消費者目線でエネルギーについて理解を深める | 身近なところからエネルギーを考える | |
5 | 5 | 国際エネルギー情勢 | 世界的な脱炭素施策とエネルギー需給動向 |
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6 | 6 | マクロ的な観点から、実務家の提言について考える | 実務の見方:エネルギー地政学から - 松尾博文氏 国際的・マクロ的な視点からエネルギーの今後を考える |
ゲストスピーカー |
7 | 7 | 今後の本邦エネルギー政策 | 日本が取り得るエネルギー政策の現実解を考える | |
8 | 8 | まとめ・質疑応答 |