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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
災害ボランティア学/Disaster Volunteer Studies
時間割コード
/Course Code
G1001077_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 3
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
南出 考
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-103/E1-103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 4
共通 課題解決力と自己学修能力 2
共通 協働性とコミュニケーション能力 2
共通 地域への関心と国際的視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
南出 考 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
災害ボランティア活動に携わるすべての人がもつべき共通認識(安全確保、被災者・被災地が置かれる状況・困りごとへの対応、支援活動において大切にしたいスタンス・心構え、「ひと」「もの」「おかね」「情報」による応援・受援、災害ボランティアセンター機能、平時からの取組み・備えの重要性など)を習得する。
支援に必要とされる力と心を学び、災害時にも活躍する支援の担い手としての姿勢を身につける。また、災害ボランティアをめぐる事象に触れることで、個々の自発性や意欲が引き出され、被災地の役に立つボランティア活動の展開や災害時だけではなく、日常の取組み・備えを考える素地を得る。
到達目標
/Course Objectives
防災とボランティアをジブンゴトと捉え、被災者・被災地に寄り添った支援活動が行えるようになる。また、災害時に起こりうる被害や、公助・共助・自助の中でボランティアの役割を述べられるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
1回目~7回目の講義中に課すレポートで評価する(60%)。
最後(8回目)に単位認定試験を行う(40%)。

成績評価は,次の区分(レポートと単位認定試験の合計点)です。
S:十分達成し、他の事例に応用できる(90~100点)
A:十分達成している(80~89点)
B:達成している(70~79点)
C:おおむね達成している(60~69点)
F:達成していない(60点未満)
教科書
/Textbook
特になし。
配布資料はMoodleでダウンロードできるようにする。
参考書・参考文献
/Reference Book
講義時に適宜紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
災害という悲しい事象を扱います。人のことを思う気持ちを持ってのぞんでください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
後期の「自然災害と防災・減災」を同時受講することで、ボランティアという共助だけでなく、自助・公助も学べ、より理解力が深まる。また、地域貢献に興味があれば、第3クォーターの「事前復興まちづくり学」の受講も推奨する。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
特に無いが、事前・事後に振り返りをすると習得が深まる。
その他連絡事項
/Other messages
特に無し。

教養科目(基幹)-科目群6『社会と、その公共性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
⑪学生が自身の学修進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習

災害に関するニュース等に積極的に見ておくことをお勧めします。特に、講義後にはなりますが、第4クォーター時期は、阪神・淡路大震災や東日本大震災の時期であるため、日頃より多く被災地の様子が流れています。
オフィスアワー
/Office Hours
授業時期:第3クォーター 木曜日4限、5限(授業終了後)  
訪問先 東3号館 南106 紀伊半島価値共創基幹(Kii-Plus)事務室
なお会議や出張などの場合もあるため、可能な限り事前にメール(koh3730@wakayama-u.ac.jp)で予約して下さい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C08021J1011111b2
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 災害ボランティアの系譜(南出考) 災害支援に関する全体像や経緯の基礎的理解とともに、災害ボランティア活動をめぐる今日的状況を学ぶ。そして、ボランティア活動を「何のために」、「誰のために」展開するのか、という原点について考える。
2 2回目 被災者支援と災害ボランティア(南出考) ボランティア活動の起点となる被災者・被災地の困りごと(ニーズ)を知り、被災者・被災地が置かれる状況をジブンゴトとして感得する。そして、必要となる「ひと」「もの」「おかね」「情報」の応援・受援について考える。
3 3回目 災害ボランティアの役割(南出考) ボランティアは災害支援に不可欠な存在である。被災地における多様なボランティア活動を知り、大切にしたいスタンスや心構え・準備、活動に必要なもの、ボランティアへの参加方法などを学ぶ。
4 4回目 災害ボランティアセンターとコーディネーション(南出考) 災害ボランティアの窓口となる災害ボランティアセンターの役割・機能を知り、センター運営サポートなどを学ぶ。さらに、平時から復興への変遷(時系列・フェーズ)に応じて必要とされるボランティア活動への理解を深める。
5 5回目 情報ボランティア(南出考、【ゲスト】佐藤周(和歌山大学経済学部名誉教授)) 2回目で言及した「情報」の応援・受援について深掘りする。インターネットやSNSの普及で重要性を増している「情報」の災害時におけるニーズを学ぶ。通信機器(ハードウェア)やアプリ(ソフトウェア)の機能も日々変化するなか、災害時の「情報」を取り巻く状況について考える。特に、ラジオを用いた災害情報の収集・発信に活躍する情報ボランティア活動の必要性と実践例を学ぶ。
6 6回目 災害ボランティア活動の実践者に聞く1(南出考、【ゲスト】未定) これまで多くの被災地でボランティア活動の経験を持つ実践者が語る実際の被災地支援の姿、気づきや学び・課題の可視化をもとに、これからの活動において大切にしていきたいこと、みなさんに向け継承していきたいことなどを共有する。
7 7回目 災害ボランティア活動の実践者に聞く2(南出考、【ゲスト】未定) これまで多くの被災地でボランティア活動の経験を持つ実践者が語る実際の被災地支援の姿、気づきや学び・課題の可視化をもとに、これからの活動において大切にしていきたいこと、みなさんに向け継承していきたいことなどを共有する。
8 8回目 まとめと単位認定試験(南出考) 1回目~7回目の講義を総括する。その後、単位認定試験をおこなう。

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