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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
◆情報処理ⅡB/Information Processing ⅡB
時間割コード
/Course Code
G1001052_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 6
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1
主担当教員
/Main Instructor
芦田 昌也
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
東1号館E1-208/E1-208
開講形態
/Course Format
遠隔授業(授業回数全体の半分以上)
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 5
共通 課題解決力と自己学修能力 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
芦田 昌也 経済学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 初学者が学ぶ代表的なプログラムを作成し,人間が何気なく行っている作業がどのような処理で実現されているのか,その動作を確認しながら,プログラムについて理解を深めます.対象とする作業は,いくつかの数値を要素とする集合に対して,特定の数値の有無を調べる作業,最大値や最小値を発見する作業,小さい順や大きい順に数値を並べる作業です.これらの作業を実現するプログラムによる処理の方法と,人間が行う場合の処理の方法を比べることで,プログラム的な(コンピュータ的な)処理の仕方について考えます.
到達目標
/Course Objectives
・プログラムの中でデータを格納する仕組みの特徴を説明できる
・選択処理と反復処理を組み合わせた処理の進み具合を理解することができる
・目的とする値や最大値の発見,並べ替えという作業がプログラムではどのような処理で実現されているかを説明できる
・プログラムとアルゴリズムの違いや,アルゴリズムとはどのようなものであるかの簡単な説明ができる
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
 授業中の演習の成果,小テスト,単位認定試験の結果に基づいて評価します.
 ・単位認定試験 50%
 ・演習の成果・小テスト 50%
教科書
/Textbook
特になし
参考書・参考文献
/Reference Book
杉浦 賢(著)「図解でかんたんアルゴリズム」
ISBN-13: 978-4797370935,ソフトバンククリエイティブ,1047円
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
「情報処理ⅡA」 とともに履修することをおすすめします.
 この授業は,パソコンを使用し,オンライン(オンデマンド型)で実施します.インターネットを介して大学に接続できる環境であれば,好きな時間に好きな場所で学習できますが,学習習慣を身につける上でも,学習内容の定着を図る上でも,各自の時間割に合わせて受講したり,各自で曜日・時間を決めて受講したりするなど,定期的に取り組むことが望まれます.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・プログラムを学ぶときに使われる基本的な用語を知っていること
・プログラムの基本的な制御構造(処理の進み具合)を知っていること
・Google Colaboratory の操作ができること
・Moodle(学習支援システム)からファイルをダウンロードしたりアップロードしたりできること
(「情報処理ⅡA」を履修していれば,これらの条件は満たせると思います.)
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「情報処理ⅠA」
「情報処理ⅠB」
「情報処理ⅡA」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・演習で作成したプログラムが動作しない場合は,必ず次の授業までに動くようにすること
・パソコンやスマホのアプリを操作しているときに,どのようなプログラムになっているのか想像してみること
・世の中の様々な仕組みを自動化しようとしたときに,どのようなプログラムが必要になるか考えてみること
その他連絡事項
/Other messages
オンデマンド型の遠隔授業を行います.
 ・授業のある週には,学習をすることが望まれます.
 ・学習にはパソコンを使用します.
 ・資料・教材は Moodle で提供します.
 ・資料・教材は,基本的には授業日に公開し,授業終了時まで利用できるようにする予定です.
 ・課題の提出,小テスト・単位認定試験の受験も Moodle を利用します.
 ・課題の提出期間,小テストの受験期間は,原則として延長しません.
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
 プログラムについてわかってきたような気がするならば,プログラムで実現することが困難なものにどのようなものがあるか考えてください.なぜ実現困難と感じたのか,その理由も考えてください.たとえば,何かの判断をするプログラムであれば,その判断は理論的にできるものなのか,その判断に必要な情報は手に入るのか,出された結果は倫理的にも正しいものなのか,など様々な観点から理由を検討することができるはずです.

アクティブラーニングガイドライン
 (6)学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習
 (9)複数の領域にまたがる解法を必要とする学習
オフィスアワー
/Office Hours
授業実施期間中 月曜5限: 場所 西3号館 525室
または,
・授業の内容に関する質問は,Moodle のフォーラムで受け付けます.
・授業について個人的な事情が関係する質問・相談は Moodle のメッセージで受け付けます.
・いずれも,内容によってはすぐに回答できないことがあるので,あらかじめご了承ください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
C60002J1010021d4
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 演習環境の準備 ・学習に要するコンピュータの基本的な操作技能の確認
・学習に用いるソフトウェアの操作方法の確認
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
2 第2回 変数とリスト ・変数の代入と参照
・リストの生成・代入と参照
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
3 第3回 データの探索(1) ・線形探索
・最大値・最小値の発見
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
4 第4回 並べ替え(1) ・選択ソート
・バブルソート
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
5 第5回 アルゴリズムと計算量 ・アルゴリズムとは
・プログラムとの違い
・時間計算量
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
6 第6回 データの探索(2) 二分探索 PC使用
オンデマンド型遠隔授業
7 第7回 並べ替え(2) ・再帰
・併合ソート
PC使用
オンデマンド型遠隔授業
8 第8回 まとめ ・まとめの課題
・単位認定試験
PC使用
単位認定試験は,授業日のみの遠隔授業

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