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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
研究倫理/Introduction to Research Ethics
時間割コード
/Course Code
G1001039_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 3
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
似内 映之
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東1号館E1-101/E1-101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 6
共通 課題解決力と自己学修能力 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
似内 映之 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
理系、文系を問わず、多くの大学生は大学を卒業するまでに卒業研究などで、研究者として『研究』に取り組みます。研究活動においては、日常生活のルールやマナー以外に、独自の倫理観が必要になり、研究者はこの研究倫理に従って行動しなくてはなりません。「研究倫理」から大きく逸脱した行為は「研究不正」とみなされ、世間からの研究者としての信頼を大きく失墜させることになります。この講義では研究倫理について、過去の事例を紹介し、その内容について検討したりして、研究者としての正しいふるまいを学びます。また和歌山大学における研究倫理への取組みを理解します。
到達目標
/Course Objectives
・ 研究不正行為について理解し、不正を犯さないよう日々の研究活動で実践する
・ 利益相反と内部告発について理解する
・ 予防倫理と志向倫理について理解する
・ 和歌山大学における研究者の行動規範について理解し、行動する
・ 研究倫理に関するグループ討論に参加し、他人の意見を理解するとともに、自分の意見を述べる
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回の授業の後半に課す課題 60% + 単位認定試験 40%
教科書
/Textbook
科学の健全な発展のために(日本学術振興会):https://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf
(同じ内容が書籍として出版されています(日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会 編、科学の健全な発展のために -誠実な科学者の心得-、丸善出版、ISBN:978-4621089149、990円))
※講義では直接使用しませんが、研究者なら通読しておくべき一冊です。
参考書・参考文献
/Reference Book
参考URL
・「研究者のみなさまへ~責任ある研究活動を目指して~」:
    https://www.jst.go.jp/researchintegrity/shiryo/pamph_for_researcher.pdf
・「事例から学ぶ公正な研究活動 ~気づき、学びのためのケースブック~普及版」:
    https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/kiyouzai_houkoku.html
・「適正な画像処理方法~雑誌の投稿規定の解説~」:
    https://www.amed.go.jp/content/000033949.pdf
・「研究公正に関するヒヤリ・ハット集」:
    https://www.amed.go.jp/kenkyu_kousei/kiyouzai_hiyarihatto.html
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
講義の内容は理系に関する話題が多いですが、文系の学生にも役に立つこともあるので、特に将来研究者を目指す学生には受講してもらいたいと思います。
この講義では学んだことを覚えるだけではなく、自分たちの研究活動において実践することがとても重要です。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎回の講義の後半に課題を課し、Moodleで提出してもらいます。各自PCを持参してください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
第4クォーターにこの講義の応用と位置付ける「技術者倫理」を開講します。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
講義の中で事前準備等について指示を行います。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし

教養科目(基幹)-科目群4『人間と、その相関性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
様々な事例に関して、自分はどう思うか、他の人はどのように考えるのか、当事者はどうするべきだったかなどを議論することで研究倫理に関する理解が深まります。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑩、⑧】

・JST研究倫理教育映像教材
    https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_movie.html
・米国研究公正局が作成した研究倫理教育教材「THE LAB」日本語版:
    https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_lab.html
オフィスアワー
/Office Hours
前期:水曜日12:00~13:00
後期:月曜日15:00~16:00
北4号館(産学連携イノベーションセンター) 2階 203室
科目ナンバリング
/Course Numbering
C01081J1010012b1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (2024/10/07) 講義の概要 ・授業の進め方
・なぜ研究倫理を学ぶのか
PC使用
2 第2回 (2024/10/15) 研究者に求められる倫理的行動 ・特定不正行為、不適切な行為について
・ガイドラインについて
PC使用
2024/10/15(火)は月曜日授業
3 第3回 (2024/10/21) 和歌山大学に関する研究倫理する取り組み ・研究費の不正使用について
・和歌山大学における研究者の行動規範について
PC使用
4 第4回 (2024/10/28) 利益相反と内部告発 ・産学連携について
・過去の事例から内部告発を考える
PC使用
5 第5回 (2024/11/06) 事例に学ぶ研究倫理 ・事例に関する動画の視聴し検討する PC使用
2024/11/06(水)は月曜日授業
6 第6回 (2024/11/11) 研究倫理に関するグループ討論 ・研究倫理に関する問題についてグループ内で意見交換する PC使用
7 第7回 (2024/11/25) 予防倫理と志向倫理 ・研究不正を起こさないために
・新しい倫理的考え方について
PC使用
8 第8回 (2024/12/02) 授業のまとめと単位認定試験 ・この講義で学んだこと(前半)
・単位認定試験(後半)
PC使用

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