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| 科目一覧へ戻る | 2026/04/06 現在 |
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開講科目名 /Course |
宇宙開発論/Space Development | ||||||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
G1001032_G1 | ||||||||||||||||
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開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||||||
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ターム・学期 /Term・Semester |
2026年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||||||
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曜限 /Day, Period |
木/Thu 2 | ||||||||||||||||
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開講区分 /Semester offered |
第1クォーター/1Q | ||||||||||||||||
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単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||||||||||
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学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||||||
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主担当教員 /Main Instructor |
秋山 演亮/Hiroaki Akiyama | ||||||||||||||||
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授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||||||
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教室 /Classroom |
東1号館E1-101/E1-101 | ||||||||||||||||
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開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 秋山 演亮/Hiroaki Akiyama | 大学共通 |
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授業の概要・ねらい /Course Aims |
「宇宙」はもはや科学技術だけの領域ではありません。本講義では、既存の社会構造を打破し、新たなフロンティアを切り拓くための「教養」として宇宙開発を学びます。技術的な側面以上に、文系・理系の枠を超えた「未来への視座」を養うことに重点を置きます。 30年におよぶ経済停滞、硬直化した既存システム、そして新産業創出の苦境――。停滞する我が国とは対照的に、世界は今、100年前の「弱肉強食」の時代へ先祖返りするかのような激動の中にあります。宇宙という新たな広域行政・経済圏が、かつての植民地のように列強の支配下に置かれる未来も、決して絵空事ではありません。 人類の歩みを歴史的に俯瞰し、宇宙開発の現状と地政学的リスクを直視したとき、私たちはどのような選択をすべきか。本講義での学びを通じて、地元・和歌山から世界を見据え、次代を担うリーダーとしての構想力を磨いていきます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・自分の生活圏の延長として社会を認識し、問題点の発見、解決方法の考察、具体的な行動に関して学ぶ。 ・自分が「やりたいこと」と社会で「やるべきこと」の対応を理解し、調和により「社会を変革出来る」人材の重要性に関して学ぶ。 ・宇宙開発を例に、新しい世界の構築に関して主体的に気づき、考え、行動できる基盤を学ぶ。 |
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成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
レポート100%。各回の授業に対して「学び」、自らの「気付き」および生じた「考え」に対する小レポートを実施。 授業内容を理解していたと思われる「学び」内容が記載されていれば合格最低点は確実。自らの「気付き」「考え」の内容に応じて加点を行う。 また最終回には授業全体を通じて上記の気付き・考え、また授業中に得られた回答を踏まえた「宇宙開発論」に関するレポートの提出を求める。 |
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教科書 /Textbook |
無し | ||||
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参考書・参考文献 /Reference Book |
ロケット開発「失敗の条件」・五代富文/中野不二男・NHKベストセラーズ・4584120021 748円 | ||||
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履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
本講義ではフロンティアを開発してきた世界の歴史や哲学、また現代の宇宙開発に関する様々な歴史や現状、またそれを支える人材教育や参加企業に関する紹介と解説を行います。いわゆる「宇宙開発」の解説授業と思って参加すると違和感を覚えるかもしれません。 多くの人は実際には宇宙開発の分野には進まないと思いますが、「教養」として「宇宙開発論」を学ぶ事で、新しい事にチャレンジする分野を一つの例として学びながら、それぞれがこれから社会に出たときに必要となる物の見方・考え方・取り組み方を学んでください。 その為には、毎回課す小レポートでの「気付き」や、最後のレポートで自分の考えを振り返りまとめることが重要になります。 |
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履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
天文学、学生自主演習 | ||||
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授業時間外学修(予習・復習等)の内容 /students learning outside of the class, preparation and review are included |
授業中に紹介する参考資料・文献なども参照しながら、事業での「学び」の内容を良く考えて、自らの「気づき」「考え」を育成してください。毎回のレポートでその内容を教えて下さい。 また最終回のレポートは「宇宙開発論」全体を通じた「学び」「気づき」「考え」に関して記載して下さい。 |
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その他連絡事項 /Other messages |
「宇宙開発論」は一つの思考的実験です。そこから世界と歴史、哲学、法律、国際関係を俯瞰し、授業での「学び」だけではなく自らの「気づき」を養ってください。さらにはそこから様々な事象との関連性を推論・看破し、自らの「考え」にまで昇華する訓練を、毎回のレポートで養ってください。 | ||||
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授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
学生自主演習などの機会を通じて、自ら実際にチームに参加しプロジェクトを学ぶ経験を積んでください。また新しい事にチャレンジするだけで無く、ステークホルダーを意識し、議論・調整を行いながら自らのチャレンジに対する理解と支援を集め、実施する社会実装を学びましょう。 課外活動として和歌山大学が有する電波通信観測施設を使った衛星との通信・制御体験や、ロケット打上等実験への参加のサポートなどにも対応します。 また本学が共同研究する(株)WALLが進める衛星製造や運用、衛星用地上器機(IoT)の製造・システム運用への参加にも対応します。 |
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オフィスアワー /Office Hours |
N2棟2階 204号室 木曜日 09時40分~10時40分 |
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科目ナンバリング /Course Numbering |
CL0001J1010111A1 | ||||
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実務経験のある教員等による授業科目 /Practical Experience |
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| No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole course |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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| 1 | 1回目 | 授業概要・宇宙を巡る国際情勢・和歌山大で参加できる宇宙開発 | 日本の宇宙開発の歴史を学びながら、社会や政府の仕組みや動き方、またその変革方法について学ぶ事に主眼を置く。どのような点に疑問を感じるか、歴史から何を学ぶか、それぞれの気づきと学びに期待したい。 また社会だけでは無く、学生時代から始まる挑戦や教育に関しても現状の紹介を行う。和歌山大で参加できるロケットや衛星、成層圏気球やその活用産業等に関しても紹介を行う。 |
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| 2 | 2回目 | 戦後の宇宙開発の歴史と今求められる人材像 | 戦後始まった世界の宇宙開発、および日本の宇宙開発の歴史に関して俯瞰し、今後の予測を通じ、求められる人材像について解説する。 | |
| 3 | 3回目 | 日本の宇宙開発の問題点(下からの改革) | 1990年代から2000年代にかけて実施された日本の「かぐや」計画、「はやぶさ」計画を俯瞰し、後継プログラムの計画立案の推移を解説する。日本の抱えていた問題点を明らかにする。 | |
| 4 | 4回目 | 日本の宇宙開発/宇宙政策の転機(上からの改革) | 2000年代後半に起こった日本の宇宙開発体制の変更について、その経緯と意味に関して解説する。またそれによって2010年代後半からどのような変化が訪れたかを解説する。 | |
| 5 | 5回目 | 世界の宇宙開発の今後 | 激動する世界情勢の中、今後の宇宙開発がどのように変化していくのかを解説する。 | |
| 6 | 6回目 | 宇宙開発ベンチャーの動き | 日本国内で進められる宇宙ベンチャーの活動に関して紹介し、考えられる今後の展開について解説する。 | |
| 7 | 7回目 | 準天頂衛星とIoT(和歌山大の進める宇宙利用/産業化) | 準天頂衛星と地球低軌道周回衛星を利用した新しい通信網の意義と、宇宙開発が支える防災・減災体制に関する解説を行う。 またそのなかで、WALLなど学生も参加できる和歌山県内企業が担う役割について説明する。 |
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| 8 | 8回目 | まとめ | 授業全体のまとめ |