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科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
経済学の考え方/Invitations to Economics | |||||||||
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時間割コード /Course Code |
G1001023_G1 | |||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | |||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第2クォーター/2Q | |||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 1 | |||||||||
開講区分 /Semester offered |
第2クォーター/2Q | |||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | |||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | |||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
阿部 秀二郎/Shuujirou Abe | |||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | |||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-103/E1-103 | |||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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阿部 秀二郎/Shuujirou Abe | 経済学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
「経済学を学ぶ目的は,経済問題について一連のでき合いの答えを得るためではなく,いかに経済学者にだまされないようにするかを習得するためである」と述べた英国の経済学者J.ロビンソンによって、この講義のタイトルと同じ本が出版されたのは1962年でした。経済学の「専門化」を皮肉ったとも思えるこの言葉以来もう60年が過ぎました。それにも拘わらず、経済学はその分析対象と分析方法を広げ進化させながら重要性を増し続けています。他方でさまざまな問題が処理できないままに至っている現在もロビンソンの言葉は必ずしも間違いとは言えないようです。どの学問もそうですが、storyに基づいて、概説を行うのが最も興味深く学習できる方法だと思います。この講義でも経済学のHistoryを紹介することで、一見すると複雑で難解に見える「経済学」について、骨格となる幾つかの考え方を出来るだけわかり易く説明していくことにします。 この学修によって、時代や社会が求める実践的な力を養うとともに、論理的思考力を身につけることができることを目的とします。 |
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到達目標 /Course Objectives |
到達目標は、次です。 経済学の考え方に興味を持つことができる。さらに経済学の考え方の前提について、説明できる。最後に既存の経済学の考え方に対して批判的に考えることができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
Moodleを利用します。 興味を有することができるかどうかを毎回の課題提出で判断します。(30%) 経済学の考え方を説明できるかどうかを、毎回の確認テストで判断します。(50%) 批判的に考えられているかどうかを、最後の試験で判断します。(20%) |
教科書 /Textbook |
ありません |
参考書・参考文献 /Reference Book |
適宜提示します |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
どのような学問に対しても、経済学は重要な示唆を与えることが出来ると思います。なぜならば、経済学は時に露骨な人間本性を対象にせざるを得ないからです。経済学を身近に感じることで、人間自身もより深く認識できることになると考えています。積極的に参加してください。利益は大きいはずです。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特にありません |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
哲学、倫理学、社会科学、生物学、物理学などの初歩的な授業科目 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
毎回予習問題を提示いたします。その予習問題について授業までに準備をしていただきます。授業終了後には、毎回、その授業内容に関する確認テストを受けてもらいます。それから授業回数が終えてから、課題を作成してもらいます。その課題のためには相当な時間外学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
教養科目(基幹)-科目群5『世界と、その連動性を考える』 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業では、グループでの活動も予定しています(⑩)。また最後の課題の取り組みのために、他の領域に関する研究もお願いすることになります。 |
オフィスアワー /Office Hours |
メールをください。shujiro@wakayama-u.ac.jp 西3号館 402 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C07021J1010011b1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション:概説、目的、成績評価など | 授業内容をMoodleに復習してもらいます。 |
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2 | 第2回 | 経済学の方法(物理科学との関連) | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に物理科学と経済学との関係について理解した内容を書いてもらいます。 | |
3 | 第3回 | 経済学の方法(生物学との関連) | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に生物学と経済学との関係について理解した内容を書いてもらいます。 | |
4 | 第4回 | 経済学の出発点(道徳と経済学) | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に経済学が道徳を扱わなくなった理由などについて理解した内容を書いてもらいます。 | |
5 | 第5回 | 市場の役割:情報と人間 | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に市場と情報との関係について理解した内容を書いてもらいます。 | |
6 | 第6回 | 市場の問題:見えない情報 | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に市場の問題として見えない情報が扱えないことについて理解した内容を書いてもらいます。 | |
7 | 第7回 | 競争と規制緩和 | 事前に授業導入への問題をMoodleに書いてもらいます。事後に競争が有しているメリット・デメリットについて理解した内容を書いてもらいます。 | |
8 | 第8回 | 総括・試験 | 授業全体をまとめておいてもらいます。 |