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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/04/06 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
倫理学/Philosophical Anthropology-Ethics
時間割コード
/Course Code
G1001021_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2026年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
池田 信虎
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-103/E1-103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 5
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
池田 信虎 大学共通
小関 彩子/Ozeki Ayako 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
 人間関係や社会構造が複雑化した現代社会において、倫理的問題を根本から理解し主体的に向き合うことは、すべての社会構成員にとっての喫緊の課題です。本講義では、学生は特定の社会問題に対する既成の指針を受け取るのではなく、倫理学的な問いを立て、議論の筋道を根本から検討するための技法を習得します。
 倫理学を単なる「善人になるための訓練」としてではなく、問題を整理し、理由を示し、他者が納得できる論理を組み立てるための一つの手法(テクニック)として捉えます。講義では、倫理学の基礎となる考え方(功利主義、義務論、徳倫理学など)を学びながら、倫理的な問題を見つけて整理する方法を身につけます。
 また、具体的な事例を用いたケーススタディなどの「自ら考える時間」を設けます。「何が問題なのか」「どのような立場がありうるのか」「どの考え方がどこまで通用するのか」を多角的に考察し、根拠を示しながら自分の意見を述べる練習を重ねます。これらを通じて、現代世界に対して自律的な判断を下すための基礎的な能力を養うことを目指します。
到達目標
/Course Objectives
 社会に葛藤をもたらしている倫理的諸問題の背景にある基本原則(功利主義・義務論・徳倫理学など)を理解し、それらを手がかりに多角的な視点から問題を整理・検討できるようになる。さらに、根拠を示しながら自分の判断を他者に伝わる形で説明できるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
最終回から一つ前、第7回の講義で行う試験:100%
また、期末試験の採点基準については、事前にルーブリックで提示する他、第8回の授業で試験の解説を行う。
教科書
/Textbook
『倫理学 改訂版』、神崎宣次編・佐藤靜編・寺本剛編、昭和堂(3STEPシリーズ)、978-4-8122-2426-7、2,420円。
参考書・参考文献
/Reference Book
『はじめての倫理学――混迷の時代を生きるために』、サイモン・ブラックバーン著/柘植尚則訳、慶應義塾大学出版会、978-4-7664-3058-5、2,420円。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
積極的にかつ興味をもって授業に参加することを希望する。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
哲学
授業時間外学修(予習・復習等)の内容
/students learning outside of the class, preparation and review are included
予習:授業計画に沿って教科書『倫理学 改訂版』の該当箇所を事前に精読し、自身の理解できる点と不明な点を明確に整理しておくこと。
復習:講義で学んだ倫理学の概念やフレームワークを踏まえ、教科書に掲載されている「ケーススタディ」について自宅で自律的に考察すること。単なる感想にとどまらず、学んだ理論をどのように事例に適用できるか、論理の筋道を組み立てる練習を求める 。 本学の単位制度に基づき、各回につき授業時間の約2倍の時間外学修を求める 。
その他連絡事項
/Other messages
特になし。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
 普遍的な正答が存在しないテーマを扱うため、教科書の読解を踏まえて学生自身が問いを設定し、根拠を挙げて考察・分析し、自分なりの解を導く学習を行う。あわせて、授業内で指示する議論や論証の方法を参考に、学んだ倫理学の理論(功利主義・義務論・徳倫理学など)を用いて、教科書のケーススタディに対し「何が問題か」「どの立場がありうるか」「どの理由が説得的か」を自宅で自律的に考察する習慣を求める。
 また、授業内の討議を通じて多様な観点に触れ、自分の考えを整理し、他者に説明できる形へと練り上げる。授業外では、倫理学の文献や論文を自力で読めるように継続的な読解訓練を行う。文献の探し方や読み方(要旨の把握、概念・引用の整理、論点の抽出)は、授業中に具体例を示しながら指導し、学生の主体的・発展的な学習をサポートする。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項(4)(5)(7)】
オフィスアワー
/Office Hours
担当講師が非常勤であるため、授業時間外の対応は難しい。授業前後の対応となる。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C01011J1010011A1
実務経験のある教員等による授業科目
/Practical Experience
実践的教育
/Practical Education
1. 該当しない
実践的教育の内容
/Contents
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回 ガイダンス:倫理学とは何ではないのか? 相対主義や利己主義、決定論といった現代の倫理学を揺るがす七つの脅威から、何ではないのかという観点から倫理学とは何かを掴む。 この回のみ、教科書ではなく参考文献を用いる。
2 第2回 功利主義・義務論・徳倫理学 倫理学の最もスタンダードな議論である功利主義、義務論、徳倫理学を概観する。
3 第3回 道徳感情論 何が道徳的かを考える際に、感情が重要なのであるという視点を学ぶ。
4 第4回 社会契約論 近代啓蒙思想を代表する社会契約論について、思想史の観点から学ぶ。
5 第5回 正義論 倫理学において古典的かつ現代においても重要である正義に関する議論について学ぶ。
6 第6回 ケアの倫理 前回の授業を踏まえ、正義論とは異なる新たな倫理学の立場であるケアの倫理について学ぶ。
7 第6.5回+期末試験 倫理学のテクスト読解の実践+期末試験の実施 倫理学に関するテクスト読解の実践を行った後、期末試験を行う。 この回は小関彩子先生が担当されます。
8 第7.5回 試験の解説 期末試験の結果を返却すると共に、試験問題を用いて模範解答を学ぶ。

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