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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
世界の情報通信研究を知る/Lectures of Information and Communications Technology in the World
時間割コード
/Course Code
G1000855_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
西村 竜一
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-101/E1-101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 6
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
曽我 真人/Masato Soga システム工学部(教員)
西村 竜一 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業は、NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)の協力を得て実施します。人工知能・ヒューマンインタフェース・ネットワーク・セキュリティ・ビッグデータなど、情報通信技術(ICT)に広く関連する研究の動向を知ることができます。NICTは、ICTの分野において最先端の研究をしている総務省所管の研究機関です。世界のトップを走り、ICTのさまざまな分野で実務を経験し、深く精通するNICT研究者の講義を聴き、ICTの今を知ることができます。また、この授業は、NICTの研究拠点と本学を双方向ビデオ会議(Teams)で接続する遠隔講義を中心に構成されています。全15回の中では、受講生の理解と知識の定着を促すために、フォローアップ講義を本学教員が実施します。講義の解説(フォローアップ)を聴くことで、情報通信技術の動向をより深く学ぶことができます。
この科目は、情報通信研究機構(NICT)の研究者が非常勤講師として、実務経験を生かした最先端の情報通信技術の研究を教授する内容を含みます。
到達目標
/Course Objectives
1. 情報通信技術(ICT)に関する最新の研究や動向を知り、関連する専門用語やキーワード・新しい単語を知識として吸収する。
2. 授業で学んだ専門用語等を活用して文章(レポート)を作成し、テーマに関する自らの考えをまとめることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
レポート(80%)、各回の授業で実施する評価(20%)
成績は、各回のレポート評価を基本にして決定します。文章の質も評価対象であり、誤字や不適切な単語の使用等の不備は減点します。
レポートの未提出がある場合は、単位を認定しません。また、欠席過多の場合も不合格となります。
さらに、本授業では、BYOD PCを活用して、授業中の質問、クイズへの回答等のアクティビティを「各回の授業で実施する評価」として評価します。
教科書
/Textbook
特になし。Moodleコースを通じて資料(PDFファイル)を配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
記載事項なし
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本授業は、和歌山大学とNICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)が連携して取り組んでいます。この授業を通じて世界で活躍する学外研究者と交流することができます。このチャンスを活かして、ICT分野の教養を深めて、みなさんの将来を展望してみましょう。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
本授業は、通常の対面(面接)授業のほか、「ビデオ会議サービス(Teams)を用いた同時双方向型遠隔授業」や各種オンライン技術を組み合わせて実施します。各回の授業への参加方法を間違えないように、授業計画とガイダンスでの説明を慎重に確認してください。
ウェブ上の資料の参照や講義内容のノート(記録)のため、授業内でPCを使用します。授業中の質問やクイズの回答にPCを利用します。また、PCを使ったノートの作成を推奨しています。このように、この授業では、常にPCを活用するため、必ず、毎回、PCを持参(準備)してください。
各回のレポートは、ウェブシステムを通じて提出します。詳細は、授業の中での指示に従ってください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、準備学習と復習を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学習を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし

教養科目(基幹)-科目群5『世界と、その連動性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
ICTは、広く深く現代社会に浸透しており、それに伴ってこの授業で取り扱うテーマもとても広いものとなっています。また、世の中の情勢や最新技術は、時々刻々と変化しています。講義の内容を理解し、その時の状況に応じてレポートを作成するために、この授業では、書籍・論文やウェブ等の資料を主体的に検索・調査することを受講生に求めます。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習】
オフィスアワー
/Office Hours
質問等は、西村教員がとりまとめを行います。下記までご連絡ください。
メール:nisimura@wakayama-u.ac.jp (西村竜一)
(オフィスアワー)
授業開講時:水曜日16:30〜18:00、北1号館7階A716室
※ できる限り、事前にメールでご予約ください。また、Teams等を活用したオンライン対応もしています。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C60001J1010011b1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 10/1 ガイダンス・NICTの紹介(西村竜一・曽我真人) 講義:ガイダンス、授業の進め方、今と未来の社会をつなぐICT、国立研究開発法人 PC利用・対面授業
2 10/8 日本標準時とうるう秒(西村竜一) 講義:時間について、様々な時間と時計、日本標準時、秒の定義、原子時計、一次周波数標準器、光周波数標準器 Teams利用・遠隔授業
3 10/22 止まらない情報通信システム(大和田泰伯) 講義:通信インフラの構成や仕組み、大規模災害などによる通信障害、破綻しない情報通信システムの研究や社会実装 Teams利用・遠隔授業
4 10/29 インターネット(西村竜一) 講義:「インターネット」とは?、IPアドレスとポート、イーサーネット、ルータ、DNS、インターネットの歴史、パケット交換 PC利用・対面授業
5 11/5 音声合成(大谷大和) 講義:音響・音声情報処理、深層学習、テキスト音声合成(TTS)、同時通訳システム Teams利用・遠隔授業
6 11/12 人工知能(西村竜一) 講義:「人工知能」とは?、人工知能の応用、人工知能の歴史、機械学習、生成AI PC利用・対面授業
7 11/19 宇宙天気予報(塩田大幸) 講義:「宇宙天気予報」とは?、太陽フレア、宇宙天気の乱れ、社会インフラに及ぼす影響 Teams利用・遠隔授業
8 11/26 無線通信(西村竜一) 講義:無線通信とは?、衛星通信と海底ケーブル、電波研究の歴史、周波数による電磁波の分類、LTEと4G、5G、無線LAN PC利用・対面授業
9 12/10 私たちの生活と時間情報(西村竜一) 講義:JJY(標準電波)、タイムビジネス、時計の原理あれこれ、高精度計測技術を支える「秒」 PC利用・対面授業
10 12/17 宇宙通信(関口真理子) 講義:放送と通信、人工衛星、衛星通信の世界動向、衛星コンステレーション、光空間通信技術 Teams利用・遠隔授業
11 12/24 宇宙研究とICT(西村竜一) 講義:超小型衛星、地球周回軌道、静止軌道、全地球航法衛星システムGNSS、準天頂衛星、「みちびき」 PC利用・対面授業
12 1/7 ビッグデータ(西村竜一) 講義:ビッグデータの特性、データの品質、データクレンジング、データ形式の標準化、個人情報保護法、匿名加工情報、著作権法 PC利用・対面授業
13 1/14 科学とデータおよび社会の関係(村山泰啓) 講義:科学政策、科学データの取扱い、オープンデータ、オープンサイエンス Teams利用・遠隔授業
14 1/21 Internet of Things(西村竜一) 講義:IoTとは?、IoTの導入・利活用による効果、IoTの構成機器/データ収集/通信、自動運転 PC利用・対面授業
15 1/28 まとめ・総評(西村竜一・曽我真人) 講義:ICTを活用したオンライン授業、同時双方向型とオンデマンド型、遠隔授業関連システム Teams利用・遠隔授業

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