シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/20 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
論理的思考/Logical Thinking
時間割コード
/Course Code
G1000776_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
坂間 千秋
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 5
2020/04
~9999/04
共通 課題解決力と自己学修能力 5

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
坂間 千秋 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
近年の学生は論理的思考力が弱いといわれる。本講義では中学・高校レベルの数学の問題や論理パズルを題材に、論理的・数理的に考える力をトレーニングする。システム工学部生はもとより、経済、観光学部などの文系学生にとっても論理的・数理的思考力は重要なスキルである。また、数学教員を志望する教育学部生は、知識偏重型の中学・高校数学でスルーされている話題を深堀りすることで、数学教育において何が大切かという問題を考えるきっかけになるであろう。
到達目標
/Course Objectives
本講義を半年間受講することで、論理的思考力・数理的思考力が身につくと期待してはいけない。学生諸君は本講義を通じて論理的な思考とは何かを理解し、レポート課題などを通じて問題を論理的・数理的に考える方法を実践することが目標である。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
成績評価は、レポート(40点)+単位認定試験(60点)で行う。レポートの評価では、深く考えた形跡が見られるものや、オリジナルな考えを高く評価する。本講義は学生参加型の授業形態のため、5週以上授業を欠席した場合、(欠席回数-4)×10点を総合評価より減点する。これにより、15週のうち8週以上欠席すると不合格になる。
教科書
/Textbook
本講義はスライドを使用する。毎週の講義資料は授業終了後、和歌山大学Moodleで閲覧できる。
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜紹介する
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
本講義では学生一人一人に徹底的に考えてもらい、授業中に提示する問題に対して学生諸君の考えを発表してもらう。単位認定試験は深い思考力が試される問題が出題されるので、安易に単位が取得できると考えるべきではない。毎週レポート課題があり、教養科目としては負荷が高い。積極的に授業参加し、真剣に課題に取り組む覚悟をもって受講してもらいたい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
毎週の課題レポートは、和歌山大学Moodleに提出する。授業中にPCを使用する予定はない。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
該当なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
毎週、授業内容に関連したレポート課題が出題される。レポートの作成には、思考時間を含めて1時間以上かかることもある。
その他連絡事項
/Other messages
特にない

教養科目(基幹)-科目群1『学問と、その総合性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
本講義では、自ら問題を解く「問題解決能力」、発表を伴う「プレゼンテーション能力」、レポート課題を考える「自主演習」などを通じて、論理的思考力と課題解決能力を涵養する。
【アクティブラーニング実施要項①, ⑥, ⑧】
オフィスアワー
/Office Hours
授業時間の他、メール(sakama@wakayama-u.ac.jp)により随時受け付ける。
科目ナンバリング
/Course Numbering
CS0001J1010011b1
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1 イントロダクション


2 2 三角形の内角の和
3 3 ピタゴラスの定理
4 4 0で割るとなぜいけないのか?
5 5 マイナス×マイナスはなぜプラスになるのか?
6 6 無理数はなぜ無限小数になるのか?
7 7 ルート2が無理数であることの証明
8 8 ゼノンのパラドックス
9 9 4枚カード問題
10 10 ヘンぺルのパラドックス
11 11 モンティ・ホール問題
12 12 サンクトペテルブルグのパラドックス
13 13 フェルミ推定
14 14 自己言及のパラドックス
15 15 抜き打ち試験のパラドックス
16 16 単位認定試験

科目一覧へ戻る