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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/04 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
自然災害と防災・減災/Natural disaster and disaster management
時間割コード
/Course Code
G1000691_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 4
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-101/E1-101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 6
課題解決力と自己学修能力 2
地域への関心と国際的視点 2

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小河 健一 キャンパスライフ・健康支援センター
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
塚田 晃司/Kouji Tsukada システム工学部(教員)
平田 隆行/Takayuki Hirata システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センターでは、学生たちが身近な自然災害に備えるために教養科目を開設する。近年、地震、津波、洪水、高潮、土砂災害が頻発している。そのため備えるための基礎的な知識を身に着ける。そこでこの講義では学生が災害の概要から、災害時での行動、災害後の活動、平時での普段からの備える活動にわけて講義する。専任教員と外部の専門家によって講義する。
大規模災害が発生しても、すぐに対応できるように、事前に災害への備えができるように知識などを広く知っていて、災害ボランティアとしても対応できることが目標である。
この科目はゲストスピーカーとして日本損害保険協会、和歌山県社会福祉協議会、NPO法人日本防災士機構、県庁職員、能登半島地震での復興対応している自治体関係者、放送事業者などを招いて災害時の損害保険の必要性、災害ボランティアの活動、防災士の活動などについて事例紹介し、防災は広い分野から成立していることを学びます。
到達目標
/Course Objectives
自然災害について地震、土砂災害などの備えや災害前の備えについて理解し、災害時にどんなことになるのか、復旧・復興でどんな状況になるのかについて理解し説明することができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
原則的に専任教員の各回でレポート課題やミニテストなどを行い評価します。そこではゲストの回を通しての話をもとにミニテストを一回行う予定。それをもとに平均化します(90%)。さらにゲストの回では、リアクションペーパーの提出など出席の態度を評価します(10%)。
教科書
/Textbook
特になし。事前に配布資料をMoodleなどでダウンロードできるようにして、講義時に配布します。
参考書・参考文献
/Reference Book
講義時に紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
講義には必ず参加して、レポートなどの提出物はMoodleを利用して必ず提出してください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
講義時にノートパソコンがあるとカラーpdfファイルで見ながら受講ができます。事前には資料はMoodleでダウンロードできる予定です。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
教養科目の「災害科学」を履修した学生は、これも履修することで防災について総括的に学ぶことができる。
また教養科目では他に「事前復興まちづくり学」を履修することができる。
この科目は災害科学・レジリエンス共創センターが主催する防災士養成に係る科目に指定されており、他の防災に関する科目と一緒に履修していることで、受験資格を得ることができます。防災士取得に関心ある学生は、災害科学・レジリエンス共創センターホームページ等で確認してください。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、事前学習と復習を行うこと。さらに授業に関連する災害や防災に関することなど自主的学習を求めます。授業時間の約2倍の時間外学習が必要です。
その他連絡事項
/Other messages
教養科目(基幹)-科目群6『社会と、その公共性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
記載事項なし
オフィスアワー
/Office Hours
授業時期:後期 金曜日3限 
訪問先 東3号館 北417 此松研究室
なお会議や出張などの場合もあるため、可能な限り事前にメール(matsu@wakayama-u.ac.jp)で予約下さい。
また他の教員の質問もまとめて受付ます。それぞれの専任教員の回は、レポートや試験などすべて、その教員が担当していますので、欠席の連絡や代替については、それそれの教員にたずねてください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C25031J1010111b1
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回 10月3日 ガイダンス・近年の主な自然災害 ガイダンス・最近の自然災害について概説する (此松)
2 2回 10月10日 広域・大規模火災(此松) 大規模火災の事例や備えるための対応について解説する (此松)
3 3回 10月17日 自助としての風水害・土砂災害等への備え 風水害としての河川の氾濫や土砂災害について学び、備えについて解説する (此松)ゲストスピーカー
4 4回 10月24日 災害と損害保険 災害保険の役割を知り、災害現場ではは加入していたことで生活再建につながることを理解する (此松)ゲストスピーカ 日本損害保険協会
5 5回 10月31日 防災士に期待される活動 防災士を取得して、災害時のボランティアや事前の防災教育、企業での安全点検などを行うなど、ますます活動に重要になっていることを解説する (此松)ゲストスピーカー 日本防災士会
6 6回 11月7日 災害と情報の活用と発信 (塚田)
7 7回 11月21日 災害報道 災害時のマスメディアによる情報発信はデマ情報を防ぐためにも重要であり、正しい災害情報、避難情報などの伝え方での工夫を紹介する (此松)ゲストスピーカー 元NHK
8 8回 11月28日 自主防災活動と地区防災計画 地域には自主防災活動が活発になっていることを紹介し、進んだ地区では地区防災計画を作る地域もあり、地域の備えについて考える。 (此松)
9 9回 12月5日 避難所設置と運営協力 各地の避難所では住民主体で運営することが増えている、これからの快適な避難所について考える。 (此松)
10 10回 12月12日 災害とボランティア活動(此松)(ゲスト:和歌山県社会福祉協議会) 大規模災害が発生すると災害ボランティアの活動が重要になる、どんな活動があるのかを紹介し、活動について考える (此松)ゲストスピーカー
11 11回 12月19日 行政の災害対策と危機管理(此松)(ゲスト:和歌山県庁職員) 和歌山県の防災政策について紹介し、国、県、自治体の防災での役割について考える (此松)ゲストスピーカー
12 12回 12月26日 耐震診断と補強(平田) (平田)
13 13回 1月16日 災害医療(小河) (小河)
14 14回 1月23日 能登半島地震の復興(此松)(ゲスト:自衛隊和歌山地方協力本部長) 紀伊半島地震は和歌山県のような過疎地域で発生し、類似した災害も発生している。これからの東南海地震に備えるための教訓を語ってもらい考える (此松)ゲストスピーカー
15 15回 1月30日 和歌山周辺の防災活動(此松) 最近の和歌山県内や周辺での新しい防災活動について紹介し、これからの防災を考える (此松)

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