シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/04/11 現在 |
開講科目名 /Course |
国際協力論/International Partnership | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
G1000689_G1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
木/Thu 3 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
藤山 一郎 | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-101/E1-101 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
藤山 一郎 | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
国際協力・国際開発というキーワードを中心に、日本と途上国・新興国との今後の関係について理解を深めます。「国際協力」をみれば現在の国際関係の動向もみえてきます。不安定な現代世界において、「発展途上国の貧困をどう捉えるか?」、「国際協力の意義はどこにあるのか?」を軸にして考察します。 この授業を受講することによって、大きな変革過程にある国際協力の動向を理解するだけでなく、国際関係を分析する視点を得ることを目標とします。 なお、理解促進を目的とする確認テストを複数回実施します。資料および確認テスト等はMoodleを使用します。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
(1)国際協力・国際開発における体系的な基本事項を説明できるようになる。 (2)国際協力の現状と課題の分析を通じて、国際関係の構造変容について自ら推論できるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
①確認テストの回答・提出(10点×5回) 50%(到達目標の(1)を主たる対象とする) ②期末課題(レポート)提出 50%(到達目標の(2)を主たる対象とする) ※確認テストを複数回提出しなかった場合は、単位取得が困難になりますのでご注意ください。 |
教科書 /Textbook |
テキストは使用しません。パワーポイントによる資料を講義前にMoodle上に載せます。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
講義中に随時紹介します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
「成績評価の方法・基準」に注意してください。 また、Moodle上に質問箱も用意しますので、授業時間以外に、講義内容等における質問があれば投稿してください。 また、講義中に他の受講生の迷惑になる私語は厳禁です。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
講義資料はMoodle上に載せますので、PCを持参してください。 日頃から国際協力や開発問題に関する情報を新聞や本、ネット等から仕入れておくことが望まれます。 授業にはきちんと出席するだけでなく、講義を聴きながら自分の考えや意見をもつように臨んで下さい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「多様な視点からみる現代東南アジア」(同時受講、または履修後受講推奨) 「ASEANと日本」(履修前・履修後推奨) |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、授業以前に公開する講義資料をもとに準備学習をおこなうこと。 さらに、授業内容に関連して提示する課題について毎回の授業ごとに授業の2倍程度の自主的学習が必要となります。 |
その他連絡事項 /Other messages |
この科目は,授業担当者藤山一郎の日本大使館勤務時代の実務経験を生かし,授業内容において国際協力を教授する授業です。 教養科目(基幹)-科目群5『世界と、その連動性を考える』 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業中に示すテーマおよびその内容について、各自で自主的な学習を進め、確認テストにより学習進展の状況や到達レベルを客観的に把握する。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項①、⑪に該当】 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日3時限 藤山研究室(東3号館南202号室) 他学生との重複等の場合もあるので、事前にメール予約することを推奨します。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C06022J1010111b1 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 国際協力の概要 | シラバス(授業概要、到達目標等)の説明、本講義の対象範囲、国際協力の枠組み | |
2 | 第2回 | 貧困はどこにあるのか?① | 貧困の定義(絶対的貧困と相対的貧困、貧困ギャップ、ジニ係数等) | |
3 | 第3回 | 貧困はどこにあるのか?② | 貧困の定義 ケイパビリティ、潜在能力 第1回小テスト |
|
4 | 第4回 | 貧困はなぜ発生するのか?① | 貧困の歴史的過程 (資本主義の発生と拡大) |
|
5 | 第5回 | 貧困はなぜ発生するのか?② | 貧困認識と対処方法の変遷(第2次世界大戦後) 開発援助の登場 |
|
6 | 第6回 | 貧困はなぜ発生するのか?③ | 貧困認識と対処方法の変遷(冷戦以降) 第2回小テスト |
|
7 | 第7回 | 国際協力・開発援助の仕組み① | 国際開発援助レジームの形成とその構造 | |
8 | 第8回 | 国際協力・開発援助の仕組み② | 政府開発援助(ODA)の仕組みと実施構造 第3回小テスト |
|
9 | 第9回 | 国際協力のアクター① | 国際援助コミュニティ 主要先進国・国際機関 NGO |
|
10 | 第10回 | 国際協力のアクター② | 新興援助国の登場 国際開発援助レジームの動揺 |
|
11 | 第11回 | 国際協力・開発援助の複雑性① | 公的援助(ODA)の検証 (日本の事例) |
|
12 | 第12回 | 国際協力・開発援助の複雑性② | 「グローバルサウス」の台頭 第4回小テスト |
|
13 | 第13回 | 国際協力の新潮流① | 開発援助とビジネス SDG |
|
14 | 第14回 | 国際協力の新潮流② | 小規模金融の可能性 期末課題提示 |
|
15 | 第15回 | 国際協力の新潮流③ | 激変する国際協力 国際協力の展望 第5回小テスト |