シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
国際開発論/International Development
時間割コード
/Course Code
G1000631_G2
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
石原 伸一/ISHIHARA Shinichi
授業形態
/Lecture Form
講義・演習
教室
/Classroom
東2号館L202/東2号館L202
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
共通 幅広い教養と分野横断的な学力 1
共通 課題解決力と自己学修能力 2
共通 協働性とコミュニケーション能力 4
共通 地域への関心と国際的視点 3

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
石原 伸一/ISHIHARA Shinichi 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業は、留学生と日本人学生との合同授業を基本とします。「わかやま日本学副専攻/プログラム」の対象科目にも位置づけられています。「持続可能な開発目標(SDGs)」にある17分野を対象に、日本を含めた各国の開発課題について比較研究の視点を含めてグループ学習による「演習形式」で、発表・議論をすすめていきます。「わかやま日本学副専攻/プログラム」登録学生の場合は、当該副専攻/プログラムで得た知見も含めて、多様な視点でもって解決方法を考える能力を身につけていきます。
ご存じのとおり、SDGsの各課題は、全ての国に共通するものであり、国際社会全体・あらゆるアクターが協力して解決に努力することが求められています。他方で、それらの課題の現象や原因は、国や地域によって異なる場合があります。社会・文化・価値観などが異なり、歩んできた道のりもまた異なるからです。このように、SDGsについて考える際には、世界全体に共通した大きな課題(横糸)と各国・地域ごとの発展過程や課題の現れ方(縦糸)の両方を考えることが必要です。
この授業では、日本だけでなく、本学で学ぶ留学生の母国(第3国も含む)の発展とその課題を比較の土台にのせて、グループ発表や議論を進めていきます。また、各種オンライン・ツールも活用する予定です。その過程で、お互いの国や地域の多様な側面を理解し、その差異や共通性の発見を通じて、SDGsを自分事として捉え、考え、実践に向けた足がかりを見つけることができるでしょう。
到達目標
/Course Objectives
(1)SDGs全般・諸課題を複眼的な視点で分析できるようになる。
(2)異なる文化的背景を持つ学生どうしで共通の目標設定や解決に向けた取り組みができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
到達目標(1)と(2)について、4つの評価観点(①考える力、②実行する力、③表現する力、④対話する力)と10の評価項目を設定し、ルーブリックによる評価をおこないます。
評価項目に関する評価基準は以下となります。
S 5点:求められている以上の完成度に到達している
A 4点:求められているレベルに到達している
B 3点:求められいているレベルに一部問題があるが概ね到達している
C 2点:求められているレベルに到達するにはあと少し努力が必要
D 1点:求められているレベルに到達するにはかなり改善が必要
E 0点:全くできていない、評価の対象外
以上の合計点数で総合評価をおこないます。評価項目は初回授業時に提示します。配点を60点とする。

また、授業時間における主体的参加度合い(発言回数)、各グループ内の作業や議論内容のPadletへの掲示頻度、事前・事後アンケートの提出(記載内容は評価対象外)などを評価対象(配点40点)とする。
教科書
/Textbook
テキストは使用しません。発表資料の作成に向けて、グループ内で適切な文献や資料を収集し活用することが求められます。
参考書・参考文献
/Reference Book
授業時に適宜紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
演習形式で、グループワークをおこなっていきますので、途中で授業を抜けたり分担作業を怠ったりすることはグループ、そして全体に大変な迷惑をかけることとなります。最後までやりきることをお願いします。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
・講義資料の配布や連絡事項は、Moodle、LINE、Padlet等でおこないます。
・発表・議論・アンケートでは、動画やGoogle Formを活用することを予定しています。
・グループ内でオンライン(ZoomやLINE、Padlet等)で交流しながら準備していくことにもなりますので、異文化コミュニケーション、新しい形式の授業に積極的にチャレンジする姿勢が求められます。留学生のみなさんは、日本語がメインとなりますが、日本人学生との意見交換や議論をためすようにしてください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「グローバル社会論」(後期)
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画・運営方法に沿って、発表資料の作成や口頭発表についてグループ内でオンラインによる準備学習が相当程度必要となります。
その他連絡事項
/Other messages
本授業が、日本人だけでなく留学生とともに議論し、アイデアをだしあって一つの結果を導き出す主体的な学びの場になることを期待します。
この科⽬は、独⽴⾏政法⼈国際協⼒機構(JICA)からで⽇本学教育研究センターに特任教授として出向中の⽯原伸⼀が担当します。JICAでの実務経験、他⼤学出向経験(広島⼤学、岡⼭⼤学)を活かし、学生主体のプロジェクト演習を中心とした授業です。
教養科目(基幹)-科目群5『世界と、その連動性を考える』
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
本授業は、「アクティブ・ラーニング」実施要項において、③発見学習、④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学習、⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習、⑧学生による発表をともなう学習、⑨複数の領域にまたがる解法を必要とする学習、⑩グループワークをともなう学習、等に該当します。
オフィスアワー
/Office Hours
⽕曜、水曜 10時〜12時 ⽯原研究室(東3号館南209号室) 他学⽣との重複、別⽤務等で不在の場合がありますので、事前にメールで予約することを推奨し ます。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C06021J1011111b2
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 10/3 授業オリエンテーション シラバス(授業概要、到達目標)の説明、授業の進め方、SDGsの概要、アンケート記入、他己紹介(お互いを知る)
2 第2回 10/10 お互いの関心事項を知る グループ演習(お互いの関心を知る)
3 第3回 10/17 チーム形成 チーム分け(暫定)、演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
4 第4回 10/2 プロジェクトの課題・ミッション設定① チーム確定、演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
5 第5回 10/31 プロジェクトの課題・ミッション設定② 演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
6 第6回 11/7 問題分析① 演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
7 第7回 11/21 問題分析② 演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
8 第8回 11/28 アプローチの選択 演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
9 第9回 12/5 活動計画 演習ガイダンス、プロジェクト演習、共有
10 第10回 12/12 中間発表準備 スライド、発表原稿の作成
11 第11回 12/19 中間発表 発表、質疑応答、ピアレビュー
12 第12回 12/26 最終発表に向けた準備① 中間発表を受けた修正内容の確認
13 第13回 1/9 最終発表に向けた準備② スライド、発表原稿の最終化
14 第14回 1/16 最終発表(前半グループ) 発表、議論、質疑応答、ピアレビュー
15 第15回 1/23 最終発表(後半グループ)
振り返り・総括
発表、議論、質疑応答、ピアレビュー
チームおよび個人の振り返り

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