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科目一覧へ戻る | 2025/04/04 現在 |
開講科目名 /Course |
社会科学方法論/Introduction to the Methodology of Social Science | ||||||||||
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時間割コード /Course Code |
G1000197_G1 | ||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 2 | ||||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
内田 みどり/Uchida Midori | ||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-205/E1-205 | ||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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内田 みどり/Uchida Midori | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会科学とは何だろう。自然科学とはどのように違うのか。どのようなことを研究するのか。そもそも「社会」とは何だろう。すべての社会は単純なものから複雑なものへ変わってきたのだろうか。 本講義では、社会科学がどのように発展してきたかを振り返りながら、社会がどのように説明されてきたかを学ぶ。また、社会科学的なものの見方の基本を学び、客観的に現代社会にどのような問題があるかを認識し、それを解決する方法を考える力を養う。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①社会科学的な事実認識の方法と因果関係の認識方法を身に着ける。 ②政治学、法学、経済学、社会学が何を問題としてきたかを理解し、その基本的な考え方を身に着ける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
中間レポートの評価20%および論述式の期末レポート80% |
教科書 /Textbook |
用いない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
庄司博史(2009) 関西の多言語表示 日本語学28巻6号、24-33頁 を中間レポートの参考文献(レポート作成の手本となる論文)として使用する。入手方法については「信頼できる参考文献の探し方」に関する講義の回で説明する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
出欠はカードリーダーで確認するので、必ず学生証を持参しカードリーダーを通して申告すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
他の学生の邪魔をしないこと。配布された資料には日付を記入し、連番を振って必ず順番にファイルに閉じること。moodleで配布された資料も同様にして、いつ、どの講義で配られたものなのかわかるように保存すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
経済学の考え方。歴史学。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
各回の復習に最低各30分はかけることが望ましい。また、各回のテーマに係る現代の問題について正確な情報をチェックすること。さらに、各回のテーマに沿って、講義中に紹介された参考文献などを参照しつつ、興味のあるテーマを掘り下げることが望ましい。学期中60時間の自己学修を求める。 |
その他連絡事項 /Other messages |
高校世界史の教科書・資料集が手元にあると役に立つ。moodleで資料を事前・事後に配布するので、こまめにチェックしてダウンロードすること。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
その講義回で紹介された参考文献を読む。ニュースをこまめにチェックし、講義の内容を応用してファクトチェックをする。 |
オフィスアワー /Office Hours |
前期は水曜放課後16:30ー17:00、内田みどり研究室(教育学部等南418)。会議もしくは他学生対応中のことがあるため、事前にメールでアポイントメントをとってください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C01041J1010012b1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 社会とは何か、社会科学とはなにか | 講義・社会が学の研究対象となる「社会」とは何か。自然科学と社会科学の違い | 内田みどり |
2 | 第2回 | 社会科学のさまざまな領域について | 講義・社会科学の問題設定について | 内田みどり |
3 | 第3回 | 社会科学の考え方 | 講義・社会科学研究の方法論について(存在論・認識論・研究手法・情報源等) | 内田みどり |
4 | 第4回 | 認識のための情報源 | 講義・社会科学的認識に必要な情報源と資料の種類、信頼できる情報源の見分け方について | 内田みどり |
5 | 第5回 | 社会科学的な文章の書き方 | 講義・レポートの書き方指南 | 内田みどり・模範となる論文に依拠して、レポートの書き方を学ぶ |
6 | 第6回 | 社会科学の発展史1 | 講義・政治学の誕生 | 内田みどり・古代ギリシアで誕生した政治学について |
7 | 第7回 | 社会科学の発展史2 | 講義・法学の誕生 | 内田みどり・古代ローマと法学 |
8 | 第8回 | 社会科学の発展史3 | 講義・経済学の誕生 | 内田みどり・重商主義の不合理から誕生した経済学 |
9 | 第9回 | 社会科学の発展史4 | 講義・社会学の誕生 | 内田みどり・産業革命と社会学 |
10 | 第10回 | 社会科学者はどのようにして仮説を検証するか | 講義・記述的推論と因果的推論 | 内田みどり・事実の認識と因果関係の認識 |
11 | 第11回 | 統計でウソをつく方法 | 講義・意味のある統計、無意味な統計 | 内田みどり |
12 | 第12回 | 実験する社会科学 | 講義・行動経済学、歴史学における自然実験など | 内田みどり |
13 | 第13回 | 現場に出る社会科学 | 講義・参与観察・モノグラフ | 内田みどり・社会学のさまざまな方法 |
14 | 第14回 | 頭と体で理解する社会科学 | アクティブ・ラーニング・受講生によるシミュレーションゲーム | 内田みどり |
15 | 第15回 | 社会科学的レポートの書き方のまとめ | 講義・社会科学的論文の書き方のまとめ | 内田みどり |